山中千尋(CHIHIRO YAMANAKA)|珠玉のジャズ・スタンダード、最新オリジナル楽曲と、聴きどころ満載の最新作『ローザ』
ベートーヴェン生誕250周年、チャーリー・パーカー生誕100周年、さらに山中千尋デビュー15周年のトリプル記念盤が6月24日発売。
今回の新作アルバムは、今まで好評を得てきたアフター・アワーズトリオ[山中千尋(p)、アヴィ・ロスバード(g)、脇義典(b)]にカサンドラ・ウィルソン、ベン・ウィリアムスのサポート、そして山中のトリオのレギュラードラマーである、ジョン・デイヴィスが参加。アフター・アワーズ・プロジェクトならではのリラックスした雰囲気のなかにも、豪快にハッピーにスイングするメンバーそれぞれの持ち味のある演奏が繰り広げられている。
楽曲は、珠玉のジャズ・スタンダードに加え、メロディアスな山中のオリジナルのほか、2020年生誕250年を迎えたベートーヴェン、100周年を迎えるチャーリー・パーカーの曲などが収録されている。
初回限定盤には、3曲の初のアフター・アワーズトリオ演奏の特典DVD付。
【特典】先着:オリジナル・クリアファイル (A5サイズ)
【収録曲】
CD
1. マイ・フェイヴァリット・シングス/My Favorite Things(Richard Rodgers)
2. フォーリン・グレース/Falling Grace(Steve Swallow)
3. ピアノ・ソナタ 第8番 第3楽章(ベートーヴェン)/Sonata No.8 Third movement/ L.V. Beethoven
4.ドナ・リー/Donna Lee(Charlie Parker)
5. オールド・フォークス/Old Folks(Willard Robinson)
6. ローザ/Rosa(Chihiro Yamanaka)
7. テイク・ラヴ・イージー/Take Love Easy(Duke Ellington)
8. 交響曲 第5番(ベートーヴェン)/Symphony No. 5(L.V. Beethoven)
9. ヤードバード組曲/Yardbird Suite(Carlie Parker)
10. サムデイ・サムウェア/Someday Somewhere(Chihiro Yamanaka)
初回限定盤・特典DVD収録曲
■マイ・フェイヴァリット・シングス/My Favorite Things(Richard Rodgers)
■ソー・ロング/So Long(Chihiro Yamanaka)
■テイク・ラヴ・イージー/Take Love Easy(Duke Ellington)
【Personal】
山中千尋(ピアノ、ローズ)/ Chihiro Yamanaka, piano, rhodes
アヴィ・ロスバード(ギター)/ Avi Rothbard, guitar
脇 義典(ベース)/ Yoshi Waki, bass
ジョン・デイヴィス(ドラム)/John Davis, drums [1-10]
山中千尋(ピアニスト、作編曲家)
ニューヨークを拠点に世界を駆ける、日本が誇る女性ジャズ・ピアニスト山中千尋。リリースされたアルバムは、すべて国内のあらゆるJAZZチャートで1位を獲得。米メジャー・レーベルのデッカ・レコードとも契約を果たし、全米デビューも飾った、ダイナミズムと超絶技巧、ジャズの伝統と斬新なアレンジを併せ持つ、今まさに活動の絶頂期を迎えているピアニスト。
2020新年にはニューヨークアポロシアターでの公演もソールド・アウトとなった。2019年にはサンセバスチャンジャズフェスティバルのトップラインナップに、北京ブルーノート4公演、名門ジャズクラブのロンドンのロニー・スコット、パリのニュー・モーニング、ミラノのブルーノート、ワシントンのブルースアレイに出演。それらの公演はソールド・アウトとなるほどの評判を博し、英国ガーディアン紙のジャズレビューでも激賞される。米NBCラジオ、カーネギーホール、ケネディーセンターで自己のトリオで出演する他、米リンカーンセンターでのジェームス・P・ジョンソン・トリビュート記念コンサートにイーサン・アイバーソン、エリック・ルイスらと ともにソロで出演。またラプソディー・イン・ブルーを東京都交響楽団、NHK交響楽団、群馬交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団との共演でも絶賛を得る。
第23回日本ゴールドディスク大賞、スイングジャーナル誌ジャズディスク大賞、NISSAN PRESENTS JAZZ JAPAN AWARDなど権威ある賞を多数受賞。