Jason Miles(ジェイソン・マイルス)|最新作『Black Magic』
キーボーディストとしてマイルス・デイビスの『Tutu』を初め多くの作品に参加、さらにプロデューサーとしてイヴァン・リンスのトリビュート・アルバムではグラミーも受賞したジェイソン・マイルスによる最新作。
ベテラン、レジー・ワシントン(B)、ジェイ・ロドリゲス(Dr)、若手注目株のフィリップ・ディザック(Tp)らと繰り広げるエレクトリック・ジャズ・フュージョン・アルバムだ。ハービー・ハンコックにインスパイアされて作ったというスタジオ・トラックとNYでのライブ・トラックで構成された渾身の作品。
【収録曲】
1. Black Magic
2. Kathy's Groove
3. The Other Side Of The World (Intro)
4. The Other Side of The World
5. Wolfedelic
6. Interlude
7. Jean Pierre
8. Ferrari
9. Kats Eye
10. Street Vibe
Jason Miles(ジェイソン・マイルス)
ジェイソン・マイルスは、1951年NYブルックリン生まれのキーボーディスト&作曲家、プロデューサー。70年代にエレクトリックなジャズに傾倒。1979年にマーカス・ミラー、マイケル・ブレッカーらと『Cozmopolitan』を制作(2005年にリリース)。80年代に入ると徐々に頭角を現し、マーカスの依頼で1986年のマイルス・デイビスの名盤『TUTU』に参加。一躍その名を知らしめる。その後もマイルスの『シエスタ』、『アマンドラ』でも重要な役割を果たし、90年代に入るとアレサ・フランクリン、マイケル・ジャクソン、ルーサー・ヴァンドロスなどポップ・シーンでも活躍。またブラジル音楽にも精通し、2005年のスティングらが参加したイヴァン・リンスのトリビュート盤『A Love Affair』では、プロデューサーとしてグラミーを受賞。その後もグローヴァー・ワシントンJR、マーヴィン・ゲイのトリビュート・シリーズや、2015年トランペッター、イングリッド・ジャンセンをフィーチャーした『Kind of New』、また2016年『Live in Japan』などもリリースし高い評価を受けている。
掲載: 2020年05月07日 16:10