ロンドン・ジャズ・シーン最注目レーベル『Jazz re:freshed』から新作3タイトル一挙発売
ウエスト・ロンドンのクラブイベントからスタートしたロンドンの気鋭集団〈Jazz re:freshed〉は、イージーリスニングや「昔の音楽」として捉えられている“ジャズ”を再定義するために、ジャスティン・マッケンジーとアダム・モーゼスによって2003年に立ち上げられたジャズ・コミュニティである。レーベルからはアシュリー・ヘンリー、注目のサックス奏者ヌバイア・ガルシアのEPなどもリリースされており、ロンドンのカルチャーに大きく寄与している。
SEED Ensemble / DRIFTGLASS
シャバカ・ハッチングス、ヌビア・ガルシア、エズラ・コレクティヴに並び新世代UK ジャズの注目グループ「SEED Ensemble」のデビューアルバムが国内盤にてリリース。アフロ~ワールド~ネオソウル~の空気とド迫力のグルーヴとアンサンブルに圧倒されること間違いなしの1枚。ロンドンの音楽シーンを牽引し、ヌビア・ガルシアやアシュリー・ヘンリーの作品をラインナップするJazz Re:freshed から待望の国内盤リリース。
【SEED Ensemble】
6 管+p, g, b, dr の10 人編成大所帯バンド。オールド・ジャズにニュー・ソウルをミクスチュアしながら民族色でジャンルを越境する最先端ロンドン・ジャズ・サウンド。西アフリカとカリビアンに影響されたグルーヴに、詩人ラングストン・ヒューズを引用し、スポークン・ワードが散りばめられている。メンバーには、"Jazz FM ブレイクスルー・アクト・オブ・ザ・イヤー2019" に選ばれたリーダーのキャシー・キノシ(A.sax,Kokoroko、Nérija)、シーラ・モーリス・グレイ(tp,Kokoroko のリーダー) を筆頭に、プーマ・ブルーやモーゼス・ボイド最新作「ダーク・マター」にクレジットされるチェルシー・カーマイケル(ts)、キーボードにジョー・アーモン・ジョーンズ( エズラ・コレクティヴ) とサラ・タンディが半々に参加、驚異のチューバ奏者テオン・クロス( サンズ・オブ・ケメット) など強力なアーティストも参加。
Sarah Tandy / Infection In The Sentence
女性版カマシ・ワシントンとも呼び声高いNubya Garcia やMaisha などでロンドンをベースに活動するピアニスト、サラ・タンディのデビューアルバムがJazz re:freshed からリリース。台頭するUK 新世代ジャズの勢いとコンテンポラリー・ジャズの洗練された響きが合わさった充実したデビュー・アルバム。
【Sarah Tandy】
ジャズ、クラシックをバックグラウンドに持ちながら、ロンドンの多様な音楽シーンによって形作られた新世代ジャズの重要人物。Jazz Jamaica、Nu Civilisation Orchestra、Maisha、Where Pathways Meet、Camilla George、Nubya Garcia、Nerija、Daniel Casimir、Binker Golding、Clark Tracey といったバンド、プレイヤーを支えてきたジャズ・ピアニスト。
DANIEL CASIMIR & TESS HIRST / THESE DAYS
バーミンガム音楽院の学生だった頃から頭角を現し音楽賞の受賞歴もある実力派ジャズ・ベーシストDaniel Casimir と、ウェストロンドン出身で民族音楽を学んだヴォーカリストTess Hirst。異色の二人による、伝統的なジャズの音を美しい楽曲に融合させ政治的および文化的な風景を表現したとされるデビュー・アルバムを、ロンドンの新世代ジャズレーベルJazz Re:freshed よりリリース。
【DANIEL CASIMIR & TESS HIRST】
UK ジャズシーンを支えるベーシスト「ダニエル・カシミール」は2008 年から2012 年までバーミンガム音楽院で学び2016 年にYOUNG JAZZ MUSICIAN AWARD を受賞。クリス・ポッターやモーゼス・ボイド、ジョー・アーモン・ジョーンズ、シャーリー・テットなどUK ジャズ重要人物と活動。「テス・ハースト」はウェストロンドン出身で民族音楽を学びんだヴォーカリスト。異色の二人による、伝統的なジャズの音を美しい楽曲に融合させ政治的および文化的な風景を表現したとされるデビュー・アルバムが、ロンドンのレーベルJazz Re:freshed よりリリース!
掲載: 2020年05月15日 18:02