ハンガリー〈Budapest Music Center〉リリース情報【6月4日】
ハンガリーのブタペストに拠点を持つ〈BMC Records(ブダペスト・ミュージック・センター)〉から良質な作品が入荷!
Mihaly Dresch Quartet with Chris Potter/ZEA
ハンガリーのヴェテラン、ミハーイ・ドレシュとアメリカの偉大なサックス奏者クリス・ポッターの共演。ミハーイ・ドレシュのオリジナルに、クリス・ポッター2曲、エド・ブラックウェル1曲の注目作。ミハーイ・ドレシュのプログレッシブなジャズで咲き乱れる美しいモチーフが素晴らしい。BMC Recordsお馴染みのミクローシュ・ルカーチュやイシュトヴァーン・バローも華やかでアグレッシヴ。Müpa ブダペスト・フェスティヴァルのライヴ録音で一体となったハイ・レベルなサウンドに圧倒。
【Personnel】
Mihaly Dresch (soprano saxophone, tenor saxophone), Miklos Lukacs (cimbalom), Hock Erno (double bass), Istvan Balo (drums). Chris Potter (tenor saxophone, bass clarinet)
※録音:2012年4月16日、Mupa ブダペスト・フェスティヴァル
Bela Szakcsi Lakatos / Christophe Monniot/Density Of Standards
フランスの鬼才サックス、奏者クリストフ・モニオがロマンチックに彩るスタンダード作品集!しっとりとふくよかに歌うクリストフ・モニオ、臨場感たっぷりなベーラ・サクチ・ラカトシュ。ハンガリーのベテランピアニスト、ベーラ・サチ・ラカトシュが全体を潤いのヴェールに包み込み、タッチやフレーズのシンプルさも奥深い。聴きなれた名曲も絶品に仕上がるフランスの鬼才サックス、奏者クリストフ・モニオ、ファン必聴の1枚。
【Personnel】
Bela Szakcsi Lakatos(piano), Christophe Monniot(alto saxophone), Jozsef Barcza Horvath(double bass) , Elemer Balazs(drums)
※録音:2016年1月28日-29日、BMCコンサート・ホール
Hans Ludemann Trio / Blaue Kreise
ちょっとミステリアスなビジュアル・ピアノが楽しめるハンス・ルーデマン率いる注目ピアノ・トリオ。BMCではお馴染みのデヤン・テルジッチのスマートなドラミング、アグレッシヴで気品あるハンス・ルーデマンと重厚セバスティアン・ボワソー。3人の抜群なリズム・セッションとインタープレイが最高にかっこいい1枚。
【Personnel】
Hans Ludeman (piano, virtual piano), Sebastien Boisseau (double bass), Dejan
Terzic (drums)
※録音:2015年6月11日-12日、BMCコンサート・ホール
Michiel Braam/Gloomy Sunday
1988年に若い優秀な音楽家のために与えられるPodiumprizeを授与、1997年にはオランダの最も重要なジャズ賞B・エドガー賞授与する実力者、トリオやオーケストラ(European Danzón Orchestra)など多方面で活躍するドイツのピアニスト、ミヒール・ブラームの2015年BMC's オーパス・クラブでのソロ・ライブ録音。タイトルとは時に裏腹に、自由にダイナミックなスタイルでタッチでおしゃれにモダンに“グルーミー・サンデイ”をご堪能。
【Personnel】
Michiel Braam(Piano)
※録音:2015年12月9日、BMC's オーパス・クラブでのライブ(ブダペスト)
Melanoia & Quatuor iXi/Red - Music by Luzia von Wyl
独自性溢れるコンテンポラリー・ジャズ・オーケストラ酒井淳(cello)参加!
ドイツ最高のドラマーの一人、デヤン・テルジッチが2012年に結成し、2014年にリリースされたバンド、「メラノイア」(メランコリー+パラノイアの意)とストリングスで構成されたクアトゥール iX(i QUATUOR iXi)。デビュー・アルバムでドイツのグラミー賞とも呼ばれる「エコー賞」を受賞したコンテンポラリー・ジャズ・オーケストラ。このアルバムではスイス出身、若手作曲家&ピアニスト、ルツィア・フォン・ヴィルの作品を演奏。ジャケットから感じられるような華やかで奇抜、独特のフレーズでどこか自由で気ままなムードが見事なコントラストを描く。神秘的で知的な作風。
【Personnel】
■MELANOIA
Hayden Chisholm (saxphone), Ronny Graupe (guitar), Achim Kaufmann (piano), Dejan Terzic (drums, percussion)
■QUATUOR iXi
Regis Huby (violin), Theo Ceccaldi (violin), Guillaume Roy (viola), Atsushi
Sakai (violincello)
※録音:2015年1日-2日
Andras Des Trio/The Worst Singer in the World
スチール・ギターに溶け込む自然体なアンドラーシュ・デーシュのパーカッション。スティーブ・ライヒをモチーフに反復的な音楽を取り入れた不思議なイントロではじまり、2本の巧みなギターに絡む色鮮やかなデーシュのパーカッションは、時に深いテンポ感で全体のモチーフを作り出す。曲目ごとにガラリと表情が変わる各パートの音色も絶妙。アルバム・タイトル「ザ・ワースト・スィンガー・イン・ザ・ワールド」のラスト・トラックは、どこまでも透き通る透明感に溢れ、アンドラーシュ・デーシュが描く美的エピローグで静かに締めくくる。測り知れない豊かなサウンドはパーカッションの概念を覆す。
【Personnel】
Marton Fenyvesi (steel string guitar, pedals and loops), Istvan Toth, Jr (nylon
string guitar), Andras Des (percussions)
※録音:2017年2月24日-25日、BMCスタジオ(ハンガリー)
Daniel Erdmann's Velvet Revolution/A Short Moment Of Zero G
ダニエル・エルドマン率いるサックス、ストリングス、ヴィブラフォンのトリオ。幻想的で美しく滑らかなジム・ハートのヴァイヴがとても印象的。物語を抒情的に囁きながら美しく紡ぐダニエル・エルドマンのサウンドにテオ・セカルディの魅惑のストリングがしっとりと語り掛ける。熟練サウンドの宝石箱をじっくりと堪能。
【Personnel】
Daniel Erdmann (tenor sax), Theo Ceccaldi (viola & Violin), Jim Hart (vibraphon)
※録音:2016年5月15日-18日、BMC スタジオ(ブダペスト)
Knutdut Men/Dunno
吹き荒れるテナーとアルトの絡み“、Tanga” や“Old Yoruba”“ Water Divining A、B”などアフリカをテーマにしたテンポとメロディーは、ポリリズムな民族音楽や華やかなダンスが見事なアレンジで蘇る。ジョン・コルトレーンLove Supremeから構想をアイデアに、モダンに時に軍隊ムードやムーディーなフォークソング調など多才にプレイする新鋭たち。
【Personnel】
Bela Ágoston (tenor saxophone), Akos Muranyi (alto saxophone), Csaba Pengo (double bass), Peter Harsagyi (drums)
※録音:2015年12月28日、216年1月16日、ハング・スタジオ(ブダペスト)
掲載: 2020年06月04日 18:03