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Michelle Mayne-Graves(ミシェル・メイン=グレイヴス)、Lifeline Quartet(ライフライン・カルテット)|アメリカの南北戦争時代とそれ以前のスピリチュアル(霊歌)を収録したアルバム『LIFELINE - Music of the Underground Railroad』がアナログ盤で登場

Michelle Mayne-Graves(ミシェル・メイン=グレイヴス)、Lifeline Quartet(ライフライン・カルテット)『LIFELINE - Music of the Underground Railroad』

アメリカの南北戦争時代とそれ以前のスピリチュアル(霊歌)を収録したアルバムです。霊歌はしばしば、黒人奴隷を北部の州やカナダへ密かに逃した「地下鉄道」の運動で使われたダブル・ミーニングを持つ“暗号の歌”となっており、地図、逃走方法やタイミングを知らせる秘密のメッセージが込められていました。ミシェルは霊歌を歌うだけでなく、退役軍人の歌のグループの指導や、ホームレスのサポートもしており、アルバムのオープニング曲での深くエモーショナルな歌声は、黒人奴隷解放の女性指導者であったハリエット・タブマンを称えるだけでなく、ミシェル自身の寛大な慈悲深い精神をよく表しています。「水の中を歩け(Wade In The Water)」は、夜中に逃げる奴隷の人々の匂いを犬がかぎ分けるのを防ぐように、河のどこを歩けばよいのかを指示した曲であり、「カナンの地(Canaan's Land)」は、カナダへのルートについて歌われています。信じられないほどの抑圧と苦しみの中で生きた人々が希望を託した力強い音楽は、今という時代に新たな力を持つに違いありません。


輸入盤LP

180g重量盤 45rpm
ラッカー盤カッティング: バーニー・グランドマン


【収録曲】
SIDE A
1. If I Can Help Somebody
2. Steal Away To Jesus
3. Canaan's Land - Fare Ye Well Medley
4. Wade In The Water
5. Talk About A Child
6. Deep River

【SIDE B
1. Hold On To The Gospel Plow
2. Nobody Knows The Trouble I've Seen
3. Down By The Riverside
4. Motherless Child
5. Ain't Goin' - Joshua Fit De' Battle
6. Saints' Medley

Recorded live in Samueli Theater at SegerstromCenter for the Arts, on October 27th, 2018

【メンバー】
ライフライン・カルテット(ア・カペラ)
ミシェル・メイン=グレイヴス
クイントン・フィッツジェラルド
ウォルター・ペニマン
マイク・フィッツジェラルド

掲載: 2020年11月20日 15:58