注目アイテム詳細

Mica Paris(ミーシャ・パリス)|自身のルーツであるゴスペルに立ち返り作り上げた約11年振りとなるアルバム『GOSPEL』

Mica Paris

UKソウルを代表する女性シンガー、ミーシャ・パリス。1988年のデビュー・アルバム『SO GOOD』で全英TOP10デビューを果たして以来、「My One Temptation」や「Black Angel」、「Stay」、「Carefree」といったヒット・シングルを放ち、デヴィッド・ギルモアやプリンス、ジュールス・ホランドといったアーティストたちとコラボレートしてきた彼女は、その後ミュージカル女優としても「Mama I Want To Sing」や「Sweet Lorraine」、「Love Me Tender」などのヒット作品に出演、その表現力の豊かさとパワーで“UKソウル・クィーン”としての名を轟かせた。また2000年以降はTVの司会を務めたり、本を出版したりと活躍の幅を広げている。その彼女が2009年の『BORN AGAIN』以来、約11年ぶりとなるニュー・アルバムを完成させた。アルバムのタイトルは『GOSPEL』。 幼少より教会で歌い始めていたという彼女にとっては、自身の”ルーツ“を辿る作品だと呼べるだろう。

今作『GOSPEL』は、ミーシャにとって思い入れの強いアルバムである。祖父母とともに教会で歌いはじめ、聖歌隊から音楽的キャリアをスタートさせた彼女は、”ゴスペル・アルバム“をいつかレコーディングしたいという思いを常々抱いていたという。そして今年、ラジオ番組「Gospel according to Mica - The Story of Gospel Music in Six Songs」の成功を受け、彼女はSoul Sanctuary Gospel Choirとともに本作のレコーディングを始めたのだった。アルバムに収録されているのは、「Amazing Grace」や「Oh Happy Day」などのトラディッショナルなゴスペルの名曲から、新たに書き下ろした楽曲、さらにはU2の「I Still Haven’t Found What I’m Looking For」やRag N Bone Manの「Human」といった時代を超えたポピュラー・ヒットのゴスペル・カヴァーなど全12曲。アルバムからはファースト・シングルとしてLabi Siffreの「(Something Inside) So Strong」のミーシャ風ゴスペル・カヴァーがリリースされている。この時代だからこそ、音楽が持つ力を信じ、また伝えたいと願う彼女の想いがこのアルバム『GOSPEL』には込められている。

輸入盤CD

輸入盤LP

収録曲:
01. (Something Inside) So Strong
02. Mamma Said
03. Amazing Grace
04. Oh Happy Day
05. Take My Hand, Oh Precious Lord (with Jools Holland)
06. The Struggle
07. I Still Haven’t Found What I’m Looking for
08. Motherless Child
09. Human
10. Go Down Moses
11. I Want To Know What Love Is
12. A Change Is Gonna Come

掲載: 2020年12月18日 15:09