.es|林聡との作品『アトラス』、ライブ盤『カタストロフの器』、橋本孝之ソロ・アルバム『チャット・ミー』の3タイトルを同時発売
5枚目のソロ・アルバムとなる本作は、2曲とも、彼の自宅マンションにて録音された完全即興演奏のノーカット音源。前作ソロリリースから3年を経てさらにその活動に注目が高まる中、コロナ時代を象徴するホームメイド・アルバムとして、ますますハードコアな内容となった本作は、大いなる期待を持って受け入れられることが予想される。
2009年の結成以来、音楽とアートで革命を企てるコンテンポラリー・ミュージック・ユニットとして独自の存在感を放ってきた.es(ドットエス)。本作は.es結成時からのコンセプトメーカーにして現代アートのディレクター、またオーディオ専門家としての顔をもつ林聡と初めて3名で演奏したライブ音源をベースに、音響作品として構築されたコンセプト・アルバム。
本作は2020年9月のライブを臨場感そのままに収録した、最も新しくスリリングな.esの完全ライブ収録盤。
.es : Takayuki Hashimoto & sara
2009年、大阪の現代美術画廊「Gallery Nomart(ギャラリーノマル)」をホームに結成。橋本孝之(alto sax, guitar, harmonica)+ sara(piano, others)の二人によるコンテンポラリー・ミュージック・ユニット。 現代美術ディレクター林聡がプロデュース。
結成当初より現代美術をはじめ様々な表現領域とのコラボレーションを行い、国内外にて活動を展開。2013年 P.S.F. Recordsよりアルバム「void」リリース。あらゆるジャンルを縦横無尽に横断する音楽家として独自の存在感を放っている。
アートシーンでは2011年「させぼアートプロジェクト」(長崎)、2013年 静岡市美術館、2016年 大分県立美術館にて招聘公演。2017年 / 2018年「龍野アートプロジェクト」(兵庫) 連続出演。
音楽領域においては、即興、ノイズ、電子音楽、ジャズ、ロック、クラシック、現代音楽など国内外の音楽家達とのコラボレーションによって生まれるボーダレスな世界ー “音”と“音楽”の間(ま)で交錯する感覚を表現する。
.esとしての活動に加え、ジャンルを縦横無尽に横断する音楽家として独自の存在感を放つ。
ソロアルバムとしては2014年サックスソロ「COLOURFUL」、藤本由紀夫作のオルゴール・ギターソロ「Sound Drops」、2016年ハーモニカソロ「SIGNAL」、2017年2ndサックスソロ「ASIA」と実験的なリリースを短期間で成し遂げ、エクスペリメンタル音楽シーン屈指の存在として国内外のメディアで高評を博する。
2015年kito-mizukumi rouber(キト-ミズクミロウバー)正式参加、2016年に結成37周年を迎えた日本の前衛ロック界の伝説的グループ「グンジョーガクレヨン」新譜にアルトサックスでゲスト参加。2017年より内田静男とのユニット「UH(ユー)」始動。
掲載: 2020年12月22日 11:51