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Queen(クイーン)|長らく入手困難だったオリジナル・アルバム全15タイトルのリミテッド・エディションが日本でのみ再発

Queen(クイーン)

クイーン結成50周年を記念して、長らく入手困難だったオリジナル・アルバム全15タイトルの【リミテッド・エディション】が、日本でのみ再発決定!各オリジナル・アルバム、ボーナスEP付のSHM-CD2枚組で登場!

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戦慄の王女

オリジナル発表年: 1973年


当時のトレンドだったブリティッシュ・ハード・ロックのスタイルを踏襲しつつ、この時点ですでにクイーン以外の何者でもない個性を表現してみせたデビュー・アルバム。プロデュースはジョン・アンソニーとバンド自身に加え、のちにクイーン・サウンドのキーパーソンとなるロイ・トーマス・ベイカーが担当。“誰もシンセサイザーを演奏していない”という宣言は本作から明記されている。メンバーが固まった段階でデモ録音をはじめたバンドは、その後、1972年夏ごろから本格的なレコーディングに入り、1973年1月にアルバムを完成させた。リリースはそれからさらに約半年後だったこともあり、“クイーンの音楽の過去3年間の集大成である”という意味のコメントもクレジットされた。ボーナスEPには1971年12月にデ・レーン・リー・スタジオで録られた5曲の貴重なデモ音源と、1991年に発掘されたアウトテイク「マッド・ザ・スワイン」が収録されている。

クイーンⅡ

オリジナル発表年: 1974年


かつての日本盤LPの副題として掲載されていた“ホワイト・クイーンとブラック・クイーンの啓示”というサブタイトルの通り、主にブライアン・メイ作品を収めた〈サイド・ホワイト〉と、フレディ・マーキュリーによる楽曲を固めた〈サイド・ブラック〉からなるコンセプチュアルなセカンド・アルバム。“白と黒”の対比のなかで繰り広げられるドラマティックなサウンドは、プログレッシヴ・ロックにも通じる高いクオリティを誇っている。いまやクイーンのアイコンにもなったジャケット写真はミック・ロックが撮影したもので、マレーネ・ディートリヒが主演した映画『上海特急』のスチール写真をモチーフにしたもの。ボーナスEPには1973、1974年のBBCセッションの音源をはじめ、1975年12月のハマースミス・オデオンでのライヴや「輝ける7つの海」のインストゥルメンタル・ミックス、シングルB面「シー・ホワット・ア・フール・アイヴ・ビーン」など、5曲を収録。

シアー・ハート・アタック

オリジナル発表年: 1974年


メンバーそれぞれ楽曲や共作曲を持ち寄り、ヴァラエティかつポップな内容となったサード・アルバム。まさしく出世作となった「キラー・クイーン」を筆頭に、ライヴでの重要なレパートリーとなった「ブライトン・ロック」と「ナウ・アイム・ヒア」、のちにメタリカがカヴァーする「ストーン・コールド・クレイジー」、ジョン・ディーコンのポップ・センスが楽しめる「ミスファイアー」、ライザ・ミネラに憧れていたフレディ・マーキュリーによるミュージックホール的な「リロイ・ブラウン」など、聴きどころが満載。初期のクイーン・サウンドを確立したとも言うべき充実作。ボーナスEPには1975年12月に行なわれたハマースミス・オデオン公演の音源や1974年10月のBBCセッション、「リロイ・ブラウン」のアカペラ・ミックス、1986年7月に開催されたウェンブリー・スタジアムでのライヴにおける「神々の業(リヴィジデッド)」など、5曲が収められている。

オペラ座の夜

オリジナル発表年: 1975年


多彩な音楽性を内包し、ロックを芸術の域にまで高めたアルバムにしてクイーン一流の美意識に貫かれた、エンタテインメント性も持ち合わせた不朽の名盤。コーラスの多重録音によって生み出された「ボヘミアン・ラプソディ」は、世界中でヒットしたのはもちろん、ギネス・レコード社より英国史上最高のシングルとして認定されたほか、20世紀に発表された曲としては世界で最もストリーミングされた楽曲となるなど、いまだに多くの支持を獲得している。また、ブライアン・メイのギター・オーケストレーションによって奏でられるイギリス国家「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」は、クイーンのコンサートのアウトロとして使われるのが通例となった。ボーナスEPには「炎のロックン・ロール」のリテイクや「ボヘミアン・ラプソディ」のアカペラ・ミックス、ロジャー・テイラーが歌う「アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー」のギター&ヴォーカル・ミックスなど、6曲を収録。

華麗なるレース

オリジナル発表年: 1976年


バンド初の単独セルフ・プロデュースに挑んだ5作目は、ジャケットのアートワークなどからも窺えるように、前作『オペラ座の夜』とは対を成すアルバム。「タイ・ユア・マザー・ダウン」、「ユー・アンド・アイ」、「愛にすべてを」、「懐かしのラヴァー・ボーイ」など、メンバー各々によるポップな楽曲を収め、それまで築いてきたクイーン・ミュージックを纏め上げながら、さらなる高みに到達している。いち早く応援してくれた日本のファンに対する感謝の気持ちを表わした「手をとりあって」は、日本でのみシングル・カットされ、スマッシュ・ヒットした。ボーナスEPには「タイ・ユア・マザー・ダウン」のバッキング・トラックや「愛にすべてを」、「テイク・マイ・ブレス・アウェイ」のライヴ、テレビ番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」での「懐かしのラヴァー・ボーイ」、「手をとりあって」のハイ・ディフィニション・ミックスなど、5曲が収録されている。

世界に捧ぐ

オリジナル発表年: 1977年


前作でピークを迎えた初期の音楽性を一新。ヨーロピアンなイメージも拭い去り、いままさに台頭しようとしていたパンク・ロックを意識するかのように、シンプルかつストレートな方向へと舵を切った6作目。それもあって、デビュー作から明記されていた“シンセサイザーを演奏していない”というクレジットもなくなっている。現在ではロック云々を飛び越えて、さまざまなジャンルでアンセムとなっている「ウィ・ウィル・ロック・ユー」、「伝説のチャンピオン」を収録。デザイン集団のクリームが手がけたジャケットのアートワークは、ロジャー・テイラーの発案によってSF画家のフランク・ケリー・フリースのイラストが用いられた。ボーナスEPには1982年11月3日に西武ライオンズ球場で収録された「ウィ・ウィル・ロック・ユー(ファスト)」をはじめとするライヴ音源やBBCセッション、「フィーリングス・フィーリングス」のテイク違いなど、5曲を収録。

ジャズ

オリジナル発表年: 1978年


『オペラ座の夜』までその任を担っていたロイ・トーマス・ベイカーを再びプロデューサーに迎えるなど、バンドの音楽性の再チェックと、1970年代の総括を試みたアルバム。先行シングルとしてカットされた「バイシクル・レース/ファット・ボトムド・ガールズ」のプロモーションではウィンブルドン・スタジアムに全裸の女性を集めて自転車レースを開催し、物議を醸しながらも話題を呼んだ。アラビア風ナンバーの「ムスターファ」やジョン・ディーコンのペンによる「セヴン・デイズ」、日本では度々CM曲として使われてきた「ドント・ストップ・ミーナウ」、ブライアン・メイの歌声が切ない「去りがたき家」など、さまざまな表情を見せるバンドの姿が実に魅力的だ。ボーナスEPには収録曲の別ヴァージョンや1981年のモントリオール公演での「レット・ミー・エンターテイン・ユー」、「ドリーマーズ・ボール(アーリー・アコースティック・テイク)」など、5曲が収められている。

ザ・ゲーム

オリジナル発表年: 1980年


英米のチャートで1位に輝き、アメリカではクアドラプル・プラチナ(400万枚)を獲得して最大のヒット・アルバムになるなど、名実ともに頂点に立つとともに、1980年代の幕開けを飾った8作目。“初めてシンセサイザーを使った”とわざわざ明記しているように、サウンドや曲調が一変。それに合わせてバンドのヴィジュアル・イメージもリニューアルさせている。「地獄へ道づれ」と「愛という名の欲望」という2曲の全米ナンバーワン・シングルが引っ張りながら、「ドラゴン・アタック」や「セイヴ・ミー」といったクイーン・サウンドの王道とも言うべき楽曲も収録された充実のアルバム。ボーナスEPにはシングルB面やライヴに加えて、ブライアン・メイのガイド・ヴォーカルが聴ける「スウィート・シスター」や、のちに『メイド・イン・ヘヴン』で発表される「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」のオリジナル・スポンテニアス・アイディアといった貴重音源を含む5曲を収録。

フラッシュ・ゴードン

オリジナル発表年: 1980年


1934年に連載が開始されたアレックス・レイモンドのアメリカン・コミック・ストリップを原作に、マイク・ホッジスが監督したSF映画のサウンドトラックにして9枚目のオリジナル・アルバム。レコーディングを主導したブライアン・メイのヘヴィなギターと、『ザ・ゲーム』から本格的に導入されたシンセサイザーを駆使したファンタジックなサウンドを展開。この壮大なスペース・オペラ・ムーヴィーにより一層の煌めきを与えている。オープニングを飾る「フラッシュのテーマ」は、先行シングルとして発売され、全英10位/全米42位のヒットを記録。その後もさまざまな場面で使われ、彼らの代表曲のひとつにもなった。ボーナスEPには映画の台詞が入った「フラッシュのテーマ(シングル・ヴァージョン)」や「ザ・ヒーロー」のリミックス、「ザ・キス」と「フットボール・ファイト」のアーリー・ヴァージョン、モントリオールでのライヴなど、6曲が収録されている。

ホット・スペース

オリジナル発表年: 1982年


デヴィッド・ボウイとのコラボレーションで全英1位に送り込んだ「アンダー・プレッシャー」や兇弾に倒れたジョン・レノンへのトリビュート・ソング「ライフ・イズ・リアル(レノンに捧ぐ)」の収録も話題となった10作目。「地獄へ道づれ」の路線を推し進めた結果、大胆にもR&B/ファンク、ディスコ・ミュージックに急接近。ホーンやシンセ・ベース、ドラム・マシンまでをも導入した斬新なサウンドを聴かせる。以前は日本への感謝を込めて「手をとりあって」を作っていた彼らだが、ここでは南米のファン向けにスペイン語を織り交ぜた「ラス・パラブラス・デ・アモール(愛の言葉)」を仕上げている。ボーナスEPには「アンダー・プレッシャー」のB面でアルバム未収録の「ソウル・ブラザー」や「バック・チャット」のシングル・ミックス、1982年6月のミルトン・キーンズ公演と同年11月の西武ライオンズ球場でのライヴ音源など、5曲が収録されている。

ザ・ワークス

オリジナル発表年: 1984年


『ホット・スペース』がいささか先鋭的すぎたことを踏まえて、“誰もが求めるクイーン像”という理想を追求しながら制作された11作目。ソロ活動での気分転換も功を奏し、フレッシュでポップな感覚が貫かれている。ロジャー・テイラー作の「RADIO GA GA」はミュージック・クリップでの振り付けがそのままコンサートに活かされるほどの一体感を生み出し、ジョン・ディーコンが書いた「ブレイク・フリー(自由への旅立ち)」は抑圧された民衆の解放のシンボルとして熱い支持を受けた。フレディ・マーキュリーが手がけた「永遠の誓い」、ブライアン・メイのペンによる「ハマー・トゥ・フォール」もシングル・カットされるなど、バランスのよいアルバムとなった。ボーナスEPにはシングルB面や別ミックス、クイーン版クリスマス・ソングの「サンク・ゴッド・イッツ・クリスマス」のほか、1985年1月の〈ロック・イン・リオ〉でのライヴ音源など、6曲を収録。

カインド・オブ・マジック

オリジナル発表年: 1986年


ラッセル・マルケイ監督の映画『ハイランダー 悪魔の戦士』のサウンドトラックを発展させてオリジナル・アルバムに仕上げた12作目。大反響を得た〈ライヴ・エイド〉への出演の勢いに乗って制作されており、「ONE VISION -ひとつだけの世界-」では作詞・作曲クレジットに“クイーン”名義が初めて使われるなど、メンバーの絆がより深まったことが実感できる円熟の作品。その充実ぶりは、7曲がシングル・カットされたことからも窺える。フル・オーケストラを従えた「リヴ・フォーエヴァー」は、「アメリカン・アイドル」などヴォーカル・コンテストの課題曲としても広く浸透した。ボーナスEPには「カインド・オブ・マジック」や「心の絆」の別ヴァージョンのほか、「ア・カインド・オブ・ヴィジョン」のデモ、1986年7月11日のウェンブリー・スタジアムでの「ONE VISION -ひとつだけの世界-」のライヴ音源など、7曲が収録されている。

ザ・ミラクル

オリジナル発表年: 1989年


メンバー4人の顔を一体化させたジャケットのアートワークに象徴されるように、楽曲制作は“クイーン”の名の下に全員の共作という形に統一された13作目。共同プロデューサーには1980年代のバンドを支えたマックに代わって、デヴィッド・リチャーズがクレジットされている。レコーディング自体も共同作業で進められるなど、メンバー間の団結が顕著に表われたアルバム。「アイ・ウォント・イット・オール」、「ブレイクスルー」、「インヴィジブル・マン」など、5曲がシングル・カットされ、軒並みヒットを記録した。ボーナスEPには「アイ・ウォント・イット・オール」のシングル・ヴァージョンをはじめ、アルバム未収録のB面曲、「インヴィジブル・マン」をロジャー・テイラーが歌うアーリー・ヴァージョンとその12インチ・ヴァージョン、ブライアン・メイの愛器“レッド・スペシャル”が大活躍する「チャイニーズ・トーチュア」など、7曲が収録されている。

イニュエンドゥ

オリジナル発表年: 1991年


フレディ・マーキュリーの遺作にして不動の4人からなる“オリジナル・クイーン”最後のアルバム。すでに病魔に侵されていたフレディをメンバー全員で支えながら制作された本作は、かつての彼らが体現していた大英帝国の気品を取り戻したかのような内容となった。ジャケットはロジャー・テイラーの発案で、19世紀のフランス人画家、グランヴィルの作品をもとにデザインされている。死期を悟ったフレディによる鬼気迫るヴォーカルと、ひとつになったバンドが織り成すドラマティックで荘厳なサウンドが胸に沁みる気高き傑作。ボーナスEPには1997年のコンピレーション盤『クイーン・ロックス』(原題はQueen Rocks)でリ・レコーディングされた「アイ・キャント・リヴ・ウィズ・ユー」や、アルバム未収録曲の「ロスト・オポチュニティー」、「ライド・ザ・ワイルド・ウインド」と「ヘッドロング」の仮歌ヴァージョン、「狂気の序曲」のマッド・ミックスなど、5曲が収録されている。

メイド・イン・ヘヴン

オリジナル発表年: 1995年


フレディ・マーキュリーが逝去した4年後に届けられた15作目。4人での最後のセッションでレコーディングされた「マザー・ラヴ」、「ユー・ドント・フール・ミー」、「ウインターズ・テイル」のほか、ブライアン・メイのソロ、ロジャー・テイラーのプロジェクト”ザ・クロス”の曲を改編したもの、さらにフレディのソロ『Mr.バッド・ガイ』に収められていた「メイド・イン・ヘヴン」と「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」に残された3人が手を加えたヴァージョンなどが纏められている。フレディの不在という悲しみを乗り越え、彼の魂とクイーンを永遠のものにした重要作。ボーナスEPには「ヘヴン・フォー・エヴリワン」のシングル・ヴァージョンやそのB面にカップリングされた「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」の別ヴァージョン、フレディの12枚組ソロ・ボックス・セットに収められていた「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」のレア・ヴァージョンなど、6曲を収録。

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タグ : ロック復刻&発掘 リイシュー

掲載: 2021年03月19日 15:17