Bewitcher(ビーウィッチャー)|米国ポートランドのブラック/スピードメタルバンド通算3作目『Cursed Be Thy Kingdom』
2013年にM. Von BEWITCHERとA. Magusによって結成されたデュオBEWITCHER(ビウィッチャー)は、冒涜的で生々しいスピードメタルが充填された大量のデモテープをまき散らしたことでアンダーグラウンド界に嵐を巻き起こした。その後、ドラマーを加えたトリオ編成となったバンドは、『Bewitcher』(2016)、『Under The Witching Cross』(2019)をリリース。そしてCentury Media Recordsからのデビュー作『Cursed Be Thy Kingdom』が2021年4月16日に世界に解き放たれる。
カリフォルニア州ヴェンチュラにあるThe Captains Quarters Recording Studioで Armand John Anthonyが録音、Cameron Webb (Motorhead、MEGADETH)が、ミックスを手がけた今作は、地獄の白熱した炎の中で鍛え上げられたヘヴィメタル/ロックンロールアルバムだ。M. von Bewitcherによると「このアルバムの制作にかかった2年間は、まさに地獄のような時間だった。最初のリフがまとまり始めたあたりから大混乱に陥り、とてつもなプレッシャーと苦難の中で完成までこぎつけたんだ。」
困難に打ち勝ち生まれた今作には、古くからのファンを納得させる「Satanic Magick Attack」、「Electric Phantoms」、「Cursed Be Thy Kingdom was born」といったブラックメタルとロックンロールをベースとしたバンドらしい疾走感のある楽曲のほかに、「Mystifier (White Night City)」、「The Widow's Blade」など80年代のクラシックなメタルの要素を含んだドラマティックな展開が魅力の新しい世界を見せてくれる楽曲も収められている。「速くて激しい曲しか望んでいない昔からのファンの一部はガッカリするかもしれないけど、俺たちはバンドとして成長しているんだ。同じ作品ばっかり作っても飽きられると思うからね」とM. von Bewitcherは語る。
BEWITCHERの『CURSED BE THY KINGDOM』は、我々を悪の十字路に誘い、ロックの聖杯を酌み交わし、思わず闇の支配者に魂を売り渡してしまうほどの強い魔力をもっている。
輸入盤CD
輸入盤LP
【収録曲】
1. Ashe
2. Death Returns...
3. Satanic Magick Attack
4. Electric Phantoms
5. Mystifier (White Night City)
6. Cursed Be Thy Kingdom
7. Valley of the Ravens
8. Metal Burner
9. The Widow's Blade
10. Sign of the Wolf
【メンバー】
M. von Bewitcher - vox & guitars
A. Magus - bass guitar & backing vox
A. Hunter - drums & percussion
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2021年04月07日 14:53