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Miguel Hiroshi(ミゲル・ヒロシ)|天才打楽器奏者/コンポーザーの大傑作『オニリコ・オリノコ』が待望のCDリリース

Miguel Hiroshi(ミゲル・ヒロシ)『オニリコ・オリノコ』

プリミティブな楽器の響きと現代的な演奏やアレンジが融合されている奇跡。どこかのフィールドに収まりきらない楽曲たちが連なり、一つのストーリーとして展開していく、近年稀に見る素晴らしいアルバム。-Calm

鎌倉生まれのスペイン人打楽器奏者ミゲル・ヒロシの大傑作ファースト・アルバムが待望の国内盤リリース。生後間もなくスペイン・グラナダの自然豊かな渓谷にあるラ・アルプハラへと帰郷。音楽家であった祖父の影響で音楽を始めると、パーカッション、リズムに魅せられるようになっていった。アフリカ、地中海、カリブ海、南アメリカ、インドといった世界中の打楽器に精通することで、手に触れるありとあらゆるものからパーカッシブな共鳴を作り出すスキル・感性を身に着けていったというミゲル。なかでもハングドラムには魅了され、自身がこれまで培ってきたユニークな音楽性をさらに拡張していった。その成果として発表したのがファースト・アルバムである本作『オニリコ・オリノコ』だ。

女性歌手サンドラ・カラスコの力強くもたおやかな歌声も印象的な "Goteando" に始まり、シャイ・マエストロ、ペトロス・クランパニスが参加した "Ayla" "Mama Pacha"、ジャンベやベルほか数種の打楽器に水を手で漕ぐ音、シンセサイザーまでを多重録音した "Caída invernal"、バッハの"無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013"にインスパイアされた親指ピアノ独奏 "KalimBach"、シンセやハングドラムが混然一体となり強力なビートへと転生するラストの "Oníriko Orinoko" まで。

フラメンコやジャズはもちろん、アフリカ音楽やインド音楽の世界観までを呑みこんだ、アコースティックでアンビエント、ときにスピリチュアルな圧巻の全10曲。涼やかに弾けるハングドラムや親指ピアノと拡張を続ける現代ジャズが見事に共鳴した、しなやかな生命力息づく大傑作だ。

国内盤CD

解説 : 柳樂光隆 (Jazz The New Chapter)


【収録曲】
1.Goteando
2.Ayla
3.Caída invernal
4.Mama Pacha
5.Tigre, toro, gatito
6.Divinity in motion
7.KalimBach
8.Atemporal
9.Magic carpet
10.Oníriko Orinoko

掲載: 2021年04月26日 16:56