現代ジャズを代表する6大レーベルがコロナ禍の苦境にあるミュージシャンのために未発表音源を提供したコンピ『Relief - A Benefit For The Jazz Foundation Of Americas Musicians Emergency Fund』
マック・アヴェニュー/ブルーノート/コンコード/ヴァーヴ/ノンサッチ/テラークの6大レーベルを代表するアーティストたちの未発表音源を集めた夢のコンピレーション・アルバム『Relief A Benefit for the Jazz Foundation of America's Musicians' Emergency Fund』ががCDとLPで登場。
このアルバムのすべての収益は、コロナ禍で苦境に陥ったジャズ・ミュージシャンをサポートするジャズ・ファウンデーション・オブ・アメリカ・音楽家緊急支援基金へ寄付。食料や、家賃、光熱費に困窮するジャズ関係者へ、直接提供されます。
オープニングの、エスペランサ・スポルディング(b,vo)と、その盟友レオ・ジェノヴェーセ(p.kb) の双頭プロジェクトの未発表音源は、2人のメンターのウェイン・ショーター(ts,ss)へのオマージュを感じさせる一曲です。
マック・アヴェニューからは、クリスチャン・マクブライド(b)、セシル・マクローリン・サルヴァント(vo)、ケニー・ギャレット(as)が、アルバムの未収録トラックを提供。
上原ひろみ(p) は、故郷静岡の茶畑の情景を描いた「Green Tea Farm」を、2020年に新たにソロ・ピアノで録音。
2014 年のジャズ・ファウンデーション・オブ・アメリカの恒例のベネフィット・コンサート”A Great Night in Harlem”から、ハービー・ハンコック(p)と、2020年にコロナ感染で死去したウォレス・ルーニー(tp)、93歳で天寿を全うしたジミー・ヒース(ts)をフィーチャーした、ヒースのオリジナル「Gingerbread Boy」の熱いセッションが、エンディングを飾ります。
輸入盤CD
輸入盤LP
収録曲: 1. Irma and Leo - back to who (feat. Esperanza Spalding and Leo Genovese) 2. Christian McBride - Brother Malcolm 3. Cecile McLorin Salvant - Easy Come, Easy Go Blues 4. Kenny Garrett - Joe Hen’s Waltz 5. Jon Batiste - Sweet Lorraine 6. Hiromi - Green Tea Farm - 2020 version 7. Joshua Redman - Facts (feat. Ron Miles, Scott Colley, Brian Blade) 8. Charles Lloyd & Kindred Spirits - Lift Every Voice and Sing - live 9. Herbie Hancock - Gingerbread Boy (feat. Wallace Roney, Jimmy Heath, Buster Williams, Albert “Tootie” Heath) - live
掲載: 2021年10月04日 15:34