ロジャー&ブライアン・イーノ他、作曲と演奏をこなす現代の名音楽家たちによる唯一無二のクリスマス・アルバム『Winter Tales』
すべてのトラックや編曲はアーティストたちのクリスマスへの想像力からインスパイアされたもので、感謝と希望と調和を表しています。それぞれの曲が彼らの故国、子供時代や個人的な思い出に敬意を表しています。空気のようなピアノ音楽、合唱曲から伝統的な祝祭音楽まで、変化に富んだ曲と雰囲気がクリスマスと冬の音楽に最適です。
アルバムはブライアン・イーノが新しい歌詞で歌い、弟のロジャーがすべての楽器を演奏する、有名な「Oh Holy Night」から始まり、グレース・デイヴィッドソンを含む歌手たちが歌うスコットランドのクリスマス・キャロル「Taladh Chriosta」、ヴィキングル・オラフソンが演奏する非常にゆっくりとした穏やかな、「Sleep for Mama」というタイトルのソロ・ピアノ曲、ポーランド出身のハニャ・ラニとドブラヴァ・チョヘルがリワークしたポーランドのクリスマス・キャロル「Jezus Maluslenki」、テキサスで活動しているデュオ、バルモレイによる「Conventry Carol」のピアノとギターへの美しいリワーク、ヴァイオリニスト、マリ・サムエルセンが新ヴァージョンで演奏する出身国ノルウェーのクリスマス・キャロル「Mitt hjerte alltid vanker」が続きます。
そしてノルウェーのシンガーソングライターで作曲家のアーネ・ブルンは有名なキャロル「Lo! How a Rose E'er Blooming」から美しい合唱曲を、作曲家でピアニストのダスティン・オハロランは作曲家でヴァイオリニストのブライアン・センティとともに古いアイスランドのクリスマス民謡を基に「What Gently Flutters」という曲を作りました。ドイツの作曲家でピアニストのAbbottは有名なドイツのクリスマス・キャロル「Nu zijt Wellekome」を合唱とエレクトロニクス用にリワーク。イギリスの作曲家デュオのVanburはイギリスのクリスマス・ソング「Carol Of The Bells」を新しく作り変え、ベルリンで活動している弦楽四重奏団Classical Sundaysはユダヤ教のハヌカの曲「Maoz Tzur」の新しいヴァージョンを演奏。
最後はドイツの作曲家、ピアニストのユップ・ベヴィンがバッハの『クリスマス・オラトリオ』からの「シンフォニア」をピアノとシンセサイザーの演奏で締めくくります。
輸入盤CD
輸入盤LP
【収録曲】
1) Wanting to Believe (Oh Holy Night)(ロジャー&ブライアン・イーノ)
2) Taladh Chriosta(ピーター・グレッグソン)
3) Sleep for Mama(アイスランド民謡)
4) Jezus Malusienki(ハニャ・ラニとドブラヴァ・チョヘルによるリワーク)
5) Conventry Carol(バルモレイ)
6) Mitt hjerte alltid vanker(C.Badzura)(ソロ・ヴァイオリンとアンサンブル編)
7) Lo! How a Rose E'er Blooming(M.Praetorius)
8) What Gently Flutters(ダスティン・オハロラン&ブライアン・センティ)
9) Nu Zijt Wellekome(T.Muis)
10) Carol Of The Bells(Vanbur)
11) Maoz Tzur(C.Badzura)(Winter Tales Version)
12) Sinfonia(バッハの『クリスマス・オラトリオ』BWV248による)(ユップ・ベヴィン)
タグ : クリスマス
掲載: 2021年12月01日 12:03