いろのみ(ironomi)|印象派・ポストクラシカル・デュオ通算9枚目のアルバム『Four Nocturnes(4つの夜想曲)』
静かな夜に 月のひかりを渡りゆく
海宙(そら)つなぐ 4つの夜想曲
季節のさまざまな色の実を鳴らす」をコンセプトに活動する、印象派・ポストクラシカルデュオ<いろのみ>。ピアニストの柳平淳哉とプログラミング担当の磯部優によるデュオ<いろのみ>が、前作「琹の葉」から約2年ぶりとなる通算9枚目のアルバムを初の自主レーベルよりリリースする。月明かりの広がる静寂な夜、海と宙(そら)がひとつに繋がっていく神秘的な風景を、即興のピアノとプログラミングにより繊細に紡ぎ描いた夜想曲集。
<弦月 tsuru-tsuki>、<紡月 hou-tsuki>、<衣月 koromo-tsuki>、<咲月 saku-tsuki>の4曲から構成され、「夜を想う曲」という言葉から連想させる、静かな夜の虫の声や月の光を感じながら、そっと夢の中へと誘われる一枚。海面を漂う月の反映のような、心地よい揺らぎを持つ音空間が広がっていく作品に仕上がっている。
国内盤CD
【収録曲】
01 弦月
02 紡月
03 衣月
04 咲月
【いろのみ(ironomi)】
ピアノと有機的なエレクトロニクスを中心に「季節のさまざまな色の実を鳴らす」ことをコンセプトに活動する。これまでにKITCHEN. LABEL、STARNET MUZIK、涼音堂茶舗より計8枚のアルバムをリリース。2019年には日本の真夏の風景をピアノ、リュート、エレクトロニクスで繊細に描写した8thアルバム「琹の葉」(ことのは)をKITCHEN. LABELよりリリース。2021年3月には写真家 小林紀晴氏が監督した映画「トオイと正人」の音楽を担当。
掲載: 2021年12月15日 17:53