林 陽子|爽やかな風を運ぶClassy Voice!都内ジャズ・クラブでその存在を広めたシンガー、待望の6曲入り1stCDが完成
日本を代表するジャズ・シンガー山岡未樹に出会い、その師匠とのジョイントからスタートし、All Of Me Club、赤坂B♭、Keystone Club Tokyo他、都内のいろいろなクラブに出演、スウィングからバラードまでスタンダード中心で歌ってきた林陽子の待望の1stCD『Yoko, with Love』。
師匠・山岡未樹が4曲のプロデュースを手掛け、日本を代表するジャズ・ミュージシャンと4曲のスタンダード・チューンを愛唱。
ビル・エヴァンスの大人気盤のタイトル・チューンである“ワルツ・フォー・デビイ”から、カウント・ベイシー楽団のレパートリー“シャイニー・ストッキング”、名スタンダード“オーヴァー・ザ・レインボウ(虹の彼方に)”、そしてディジー・ガレスピーの名曲“チュニジアの夜”まで。
さらに、海外に幅広い交友録を持つトシ・ナカダがL.A.のトップ・ミュージシャンを起用し2曲をプロデュース。
40年代にビング・クロスビーが歌い、その後トニー・ベネット、カーメン・マクレエ、ローズマリー・クルーニーら数々のジャズ・シンガーの名唱がある“ギヴ・ミー・ザ・シンプル・ライフ”、セルジオ・メンデスの1984年のアルバム『Confetti』(邦題:『オリンピア』)に収録されていた、イヴァン・リンス作曲、アラン&マリリン・バーグマン作詞による“Kisses”(邦題:”幸せいっぱいのキッス”)のカヴァー。
ジャズとアダルト・コンテンポラリーの軽やかな融合が魅力の6曲入りCD。
アルバム・タイトルは、林陽子が愛情を込めて歌うのはもちろん、ファンやスタッフ皆なの愛情に支えられて完成したアルバム、そんな意味も含んでいる。
Classy Voice(洗練された声)、と称するのが、なによりピッタリくる彼女の歌世界。
爽やかで、いつまでも聴いていたくなるビューティフル・ソングス。
01.Waltz For Debby(Bill Evans / Gene Lees)
02.Shiny Stockings(Frank Foster / Ella Fitzgerald)
03.Over The Rainbow(Harold Arlen / E Y Harburg)
04.A Night In Tunisia(Dizzy Gillespie, Frank Paparelli / Jon Hendricks)
05.Give Me The Simple Life(Rube Bloom / Harry Ruby)
06.Kisses(Ivan Lins / Vitor Martins / Alan & Marilyn Bergman)
Track 1〜4
Produced by Miki Yamaoka
Arranged by Yutaka Kobayashi
Acoustic Piano:Yutaka Kobayashi
Acoustic Bass:Hideo Kawahara
Drums:Junji Hirose
Alto Sax:Kazuhiko Kondo(Tr.2、4 only)
Track 5、6
Produced by Toshi Nakada
Arranged by Bill Cantos
Piano, Keyboards:Bill Cantos
Bass:Roberto Vally
Drums:Makoto Izumitani
Soprano Sax:michiyo(Tr.6 only)
Percussions:Asami(Tr.6 only)
掲載: 2022年02月25日 12:00