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WEEKEND JAZZ ~週末ジャズ名盤探訪 Vol.178

タグ : WEEKEND JAZZ

掲載: 2022年05月13日 10:00

スタン・ゲッツ『スタン・ゲッツ・アンド・ジ・オスカー・ピーターソン・トリオ』(1957)

SGO

スタン・ゲッツ(ts)
オスカー・ピーターソン(p)
ハーブ・エリス(g)
レイ・ブラウン(b)

1957年10月10日、ハリウッドにて録音

曲目:
01.アイ・ウォント・トゥ・ビー・ハッピー
02.ペニーズ・フロム・ヘヴン
03.バラード・メドレー:
ビウィッチト
~アイ・ドント・ノウ・ホワイ・アイ・ジャスト・ドゥ
~いつの頃から
~言い出しかねて
~ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームズ
04.アイム・グラッド・ゼア・イズ・ユー
05.ツアーズ・エンド
06.アイ・ウォズ・ドゥーイング・オール・ライト
07.ブロンクス・ブルース

【アルバム紹介】
1.クール・テナーの名手スタン・ゲッツがオスカー・ピーターソン・トリオと共演
2.ドラムレスの4人編成によるスタンダード集
3.テンポの速い曲は軽快でスインギー、バラード系のナンバーでは味わい深いアプローチを聴かせる

今回はクール・テナーの名手スタン・ゲッツの50年代後半の名盤ですが、共演しているのは、前回ご紹介しました技巧派ピアニスト、オスカー・ピーターソンのトリオ、という一枚になります。

この時、スタン・ゲッツは30歳、オスカー・ピーターソンは32歳と、どちらも実力派ジャズ・ミュージシャンとして名を馳せていた時期。それゆえ、聴かせどころも十分心得た演奏によるスタンダード集になっています。

ここでのオスカー・ピーターソン・トリオのメンバーはギターのハーブ・エリス、ベースのレイ・ブラウンというドラムレスの4人編成。
テンポの速い曲になると、軽快でスインギーな演奏を展開、一方バラード系のナンバーでは、各プレイヤーの味わい深いアプローチを聴くことが出来、3曲目の10分にわたるバラード・メドレーでは演奏される5曲それぞれにゲッツ、エリス、ピーターソン、ブラウン、再びゲッツという順番で、ソロイストとしてフィーチャーされ、情感豊かなプレイで魅了しています。

【スタッフのつぶやき:この1曲を必ず聴いて下さい】
スインギーでハッピーな “アイ・ウォント・トゥ・ビー・ハッピー”。

ドラムレスの編成だと、スイング感が表現しにくい演奏になりそうですが、上手いプレイヤーにかかると、まったくそんなことはありません。そんな見本のような演奏がここでは聴けます。
スタン・ゲッツのクールなテナーが大船に乗ったような、開放的なブロウを聴かせる様子は、ここでのオスカー・ピーターソン・トリオによる最高のバッキング・サポートあってのことです。ギターのハーブ・エリスの卓越したリズム・ギターはまるでバンジョーのように軽快で、レイ・ブラウンの安定したベースランが見事で、ゲッツに続いてソロをとるピーターソンもどんどん高揚してくると、唸り声を伴いつつ、流麗なフレージングを繰り出してゆきます。
スタン・ゲッツもオスカー・ピーターソンもこの当時はノーグラン~ヴァ―ヴという名門レーベルで傑作を次々とレコーディングしていたスター・プレイヤーゆえ、その二人のコラボレーションによる本格的なジャズの醍醐味を伝える名作と言えます。
晴れた日ならカラッとした爽やかな気分で、雨の日なら部屋にいてゆっくり楽しめる、そんなアルバムです。

国内盤CD

 

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