歴史を塗り替えた大河物語「十二国記」画集と30周年記念ガイドブックが発売
1991年から読み継がれる小野不由美の代表作。日本のファンタジーに衝撃を与えた壮大な物語!
我々の棲む世界と、地図上にない異世界〈十二国〉とを舞台に繰り広げられる、壮大なファンタジー。
二つの世界は、「蝕」と呼ばれる現象によってのみ、行き来することができる。〈十二国〉では、天意を受けた霊獣である麒麟が王を見出し、「誓約」を交わして玉座に据える。選ばれし王が国を治め、麒麟がそれを輔佐する。しかし、〈道〉を誤れば、その命は失われる。気候、慣習、政治体制などが異なるそれぞれの国を舞台に、懸命に生きる市井の民、政変に翻弄される王、理想に燃える官史などが、丹念に綴られている壮大な物語である。
「十二国記」画集《第二集》青陽の曲
小野不由美が紡ぎだす「十二国記」の世界を彩る美麗なイラスト、完全収録!
1991年の『魔性の子』から、小野不由美氏の緻密な物語を彩る装画・挿絵を描く山田章博氏。その美麗で繊細、かつ圧倒的な迫力と躍動感でファンを魅了してやまない作品世界をご堪能ください。大人気「十二国記」シリーズの壮大な世界観を彩る美麗なイラストを、原画に近い迫力のサイズで構成。《第一集》『久遠の庭』に続く《第二集》『青陽の曲』は、2012年から刊行開始した新潮文庫《完全版》の装画・挿絵全点に加え、グッズ用・イベント用に描き下ろされた作品、さらには描き下ろしイラストも完全収録。
《第一集》を上回る大ボリュームでお届けする豪華画集!
「十二国記」30周年記念ガイドブック
歴史を塗り替えた大河物語「十二国記」の30年史を辿る!
1991年に新潮文庫の一作として発表された『魔性の子』は、その後、「十二国記」シリーズの「はじまりの物語」となり未来に繋がる----。30年の時を経て、初版3万部で始まった一冊が、《完全版》全10点15冊の累計1280万部を超える大作となった今、改めて作品世界を振り返り、様々な視点から「十二国記」の30年史を辿る、シリーズ初の「ガイドブック」。
「十二国記」画集<第一集>久遠の庭
掲載: 2022年06月17日 17:34