スピッツファンららぽーと立川立飛店スタッフコラム
【わたしとスピッツの出会い】
なんとなく体に刷り込まれていたスピッツから、スピッツへ恋におちた瞬間があります。
高校帰りに寄ったCDショップ。
「あ、知ってる曲だ」からもっと聴きたい!探りたい!のキッカケになったのはCDジャケットへの興味からの所謂ジャケ買いです。多くのアーティストが歌っている本人がジャケットにいる中、そのとき手にとった『ハチミツ』。
率直な感想はかわいい!でした。
でもよく考えると本人たちは写ってないし、真ん中にモデルさんが居るわけでもなく、ましてや顔が切れてる。
ヤラレタ。
今でも『ハチミツ』を買った日のことを覚えています。
かわいいパッケージを開けてさらに緑の盤がキラキラしていてかわいい。
歌詞カードを持ち、出窓に置いていたコンポへCDをそっと置いて再生。
1曲目『ハチミツ』で私は恋に落ちました。
もう全てがかわいい。
1回聴いただけではノれなかった変拍子のリズム、不思議な世界にファンシーな単語、理解しようと目で追う歌詞カードまでレトロな色調でかわいい。
もう恐ろしいくらいに かわいい が流れ込んできました。
怒涛のかわいいを受け止めた結果、 好き になっていました。
かわいいのひみつを紐解こうと歌詞を何度も目で追っては初めからを繰り返し、考察を読み漁り、スピッツしか聴かない日々がありました。
そうして今はスピッツがないと生きていけないくらいの生きる糧となり、出会いをくれたCDショップという場で働いていまス。
【アルバム「ひみつスタジオ」のここがポイント】
みんなスピッツを待っていた。 コロナ禍でひみつの活動を続けていたスピッツの17枚目のオリジナルアルバム。 スピッツの内緒にしていた遊びを覗いちゃった!とでも言うような茶目っ気に溢れたくすぐったい可愛い曲たち。 国民的ロックバンドのはずなのに、脳内に映し出されるのは小さなスタジオで4人で楽しんでいる姿。 スピッツの音はそのままに、新しいエッセンスも忘れない。 『i-O(修理のうた)』のタイトルはなるほどそうかそうかと頷き、初めてスピッツのメンバー全員が歌唱パートに挑んだ『オバケのロックバンド』には声にも歌詞にも頬がゆるみっぱなし。 暗がりでも前にしか進んでいかない、先に見えるのは光しかない、だけどおいてけぼりにはしないスピッツの優しさに触れられる作品です!
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掲載: 2023年05月19日 17:44