6月16日公開：全国のタワレコ音楽大好きマスターによるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉

2023年6月16日公開

ラストアルバムが初めてそのヴィンテージサウンドにふさわしいアナログ盤に！

RCサクセション『Baby a Go Go Deluxe Edition ［2LP+CD+写真集］』

バンド20周年の祝福の一方、メンバー2名の脱退～年末に活動休止に至るシリアスな状況下にあったRCは、ライヴ・パフォーマンスとは一線を画した全く異なるアプローチの”完全なるスタジオ録音アルバム”を生み出す。前年に発表されたレニー・クラヴィッツ1st『レット・ラヴ・ルール』のヴィンテージサウンドの立役者であるヘンリー・ハーシュをエンジニアとして東京に迎え録音。60年代ロックな温もりあるサウンドにアコーステックかつフォーキーに寄せたタッチの味わい深い佳曲多数で”シンプル、コンパクトな佇まいから発表から年月を経るごとに評価が高まっている名盤。(村越）

新宿店：村越 辰哉

趣味

趣味趣味音楽

好きなジャンル

エコーがたっぷり効いたロカビリー

私を構成する３枚

• RCサクセション『カヴァーズ』
• 佐野元春『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』
• 山下達郎『僕の中の少年』

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ジャパニーズポップフリークによる極上シティサウンド！

Ginger Root『Nisemono（LP）』

ウェストコースト・インディー・ロックの良心Ginger Rootの2022年にリリースしたEPがアナログ化。YMOから多大な影響を受けてきたことでも知られ、今作もAOR、シティポップ、アイドル歌謡～70sソウルなどふんだんに盛り込まれたポップサウンドが爆発！帯付きががまたにくい！(平林）

仙台パルコ店：平林 大樹

趣味

ランチ巡り

好きなジャンル

ソウルネス、ポップネス溢れる音楽

私を構成する３枚

• D'Angelo『VOODOO』
• edbl『The edbl × Kazuki Sessions』
• ザ・コレクターズ『ジューシーマーマレード』

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プロデューサーとしての圧倒的な手腕が発揮された移籍作

Kassa Overall『アニマルズ』

ジャズというカテゴライズで言えばフラング・ロータス、ベーシストとしてのトム・ジェンキンソン、そしてなにより“どこか狂気を宿した不穏なサウンド”とくればこれはまがいもない作品である。完成までに4～5年を要したという(2)、長時間の即興音楽をアブストラクト・ヒップホップ的に繋ぎ合わせた(11)はその最たるものであろう。チャンス・ザ・ラッパーとの仕事でも知られるフランシス・アンド・ザ・ライツとの(8)(12)辺りのポップ・センスも作品のエッセンスとして最良。ドラマーとしての力量は言わずもがな、この方のプロデュースセンスは圧倒的である。(塚元)

名古屋パルコ店：塚元 雄太

趣味

キャンプ、料理、食材探し

好きなジャンル

CLUB/TECHNO

私を構成する３枚

• Oneohtrix Point Never『Replica』
• DJ Shadow『Endtroducing』
• 矢野顕子『Super Folk Song』

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エリカ・バドゥ×アーロ・パークス？！ジャイルス・ピーターソン一押し、UK発オーガニック・ソウル！

Yazmin Lacey『ヴォイス・ノーツ』

エリカ・バドゥ×アーロ・パークス？！女性版、ホセ・ジェイムス？！ジャイルス・ピータソンのフックアップで一躍脚光を浴びた、UK発の注目シンガーソングライター、ヤズミン・レイシーの1stアルバム。エリカ・バドゥやアーロ・パークスに通じるネオソウルやインディR&Bの感覚を取り込んだ(1)、(2)、(6)、レゲエのテイストがほのかに香る(7)、濃厚なジャズの香りを漂わせる美しくサウンドと全体に漂うオーガニックソウルなテイストが最高！これは、永く愛聴できそうな作品です(しみずまあ)。

梅田NU茶屋町店：清水 真広

趣味

走ること

好きなジャンル

INDIE ROCK/JAZZ

私を構成する３枚

• Rei Harakami『lust』
• envy『All the Footprints You've Ever Left and the Fear Expecting Ahead』
• toe『Songs, Ideas We Forgot』

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変わらないキュートな歌声！バングルスの歌姫、スザンナ・ホフスのカバーアルバム！

Susanna Hoffs『The Deep End』

バングルス解散(後に再結成）以降、ソロ作やマシュー・スウィートとのデュオ作でも変わらぬ歌声を披露しているスザンナ・ホフスがカバー・アルバムをリリース！取り上げている楽曲は年代問わずバラエティに富んでおり、ローリング・ストーンズ、スクイーズ、ヤズーからファントム・プラネット、エド・シーラン、ビリー・アイリッシュらの名曲をセレクト！原曲が持つメロディの良さを活かしたシンプルなアレンジでキュートな歌声をじっくり堪能できます！バングルス時代もサイモン&ガーファンクル『冬の散歩道』や、ソロでもシンディ・ローパー『アンコンディショナル･ラヴ』をヒットさせた実績があり、彼女が取り上げる楽曲への想いも伝わってくるような作品です！（山口）

なんばパークス店：山口 勝朗

趣味

バスフィッシング、山登り

好きなジャンル

ROCK/POP、SOUL/CLUB/RAP

私を構成する３枚

• Pavement『Crooked Rain, Crooked Rain』
• Mos Def『Black On Both Sides』
• Massive Attack『Mezzanine』

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ミシェル・ンデゲオチェロ流のジャズが炸裂するブルーノート移籍第一弾!

Meshell Ndegeocello『オムニコード・リアル・ブック』

ネオ・ソウル、ジャズなど様々な要素は感じさせつつ、毎回カテゴライズ不能でもはや彼女自身がジャンルと言そうなミシェル・ンデゲオチェロの最新作。なんとプロデュースは注目のジョシュ・ジョンソンで、ゲストにマーク・ジュリアナ、ジェフ・パーカー等の強者を迎えたブルーノート移籍第一弾。先行で公開された「Virgo」はコズミックなジャズにアフロビート、ダブ、ドラムンベースも混ざり合ったような8分強の長尺ナンバー。彼女がマイルス・デイヴィス、プリンス、ジョニ・ミッチェルに深い影響を受けており、ライブではニック・ドレイクをカバーしたりも、というエピソードが脳裏に浮かぶ名盤です。(米山)

金沢フォーラス店：米山 大紀

趣味

音楽鑑賞、日本酒

好きなジャンル

ワールドミュージック、ハードコアパンク

私を構成する３枚

• Harry Mudie, King Tubby 『Dub Conference Vol.1』
• Til Tuesday『Everything's Different Now』
• Los Crudos『Las Injusticias Caen Como Pesadillas（7"）』

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スペイン発！眩いガールズ・パンクの新星が登場！！

Lisasinson『Un Ano De Cambios』

バレンシアで2018年に結成されたガールズユニットがElefant Recordsからファーストアルバムを発表。多幸感と切なさが溢れる抜群のメロディセンス、瑞々しくジャングリーなギターポップとパンキッシュなサウンドが織りなす見事な疾走感、そして可憐なヴォーカルワークに打ちぬかれること間違いなし！90年代感が激アツな(6)(7)(8)あたりの怒涛の中盤、そして魅力凝縮の先行トラック(9)へと続く流れが最高！（土井）

あべのHoop店：土井仁志

趣味

スターウォーズ、相撲観戦

好きなジャンル

90～ゼロ年代ROCK、POP

私を構成する３枚

• PIXIES『Bossanova』
• My Vitriol『Finelines』
• never young beach『fam fam』

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1978年に発表したスタジオ・アルバムが紙ジャケCD化

ちあきなおみ『あまぐも』

ミッキー吉野(key)らによる編曲のもと、ゴダイゴのメンバーも参加。友川かずき作曲が多く、ちあきなおみのシンガーとして新たな1面が爆発してます。この作品を歌い上げたちあきなおみは本当に凄いと思います。これ以上のシンガーは今後現れない!?当時紅白で歌唱して「放送事故？」と思うような狂気を見せた「夜へ急ぐ人」も収録。同再販「ルージュ」も合わせて。(頴原)

アミュプラザ博多店：頴原 亮一

趣味

観光

好きなジャンル

J-ROCK

私を構成する３枚

• THE YELLOW MONKEY『SICKS』
• BON JOVI『New Jersey』
• COMPLEX『COMPLEX 』

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サウスロンドン・シーン最高の詩人、オンリーワンな音響世界は更に深化！

King Krule『Space Heavy（+1）』

現行アーティストで最もクールでパンクなSSWキング・クルールことアーチー・マーシャルの4作目！今作も出音一音から唯一無二のブルージーでメロウなサウンドが展開されてますが、その深さは過去一！アーチー節光るかっこ良すぎなギターリフから色気漂うファルセットと激渋な低音ヴォイスが混在する(1)、アラン・ヴェガ的プロトパンクな(2)、シュールなMVも最高な激ゆる先行シングル(3)、小気味良いリズムが刻まれる(8)、セブンスコードの弾き語りから圧巻の展開を魅せる(12)、浮世離れの音世界(13)など、ミニマルなアンサンブルながら、どこを切ってもオンリーワンな音響世界と、深いパンク精神を思い切り味わえる傑作！トム・ウェイツ、ソニックユース、レディオヘッド好きなども必聴！来日はよお願いします！（巻本）

オンラインMD企画・運営部：巻本

趣味

馬/喫茶

好きなジャンル

サイケ/NY/珍盤

私を構成する３枚

• ARTHUR RUSSELL『Love is Overtaking Me』
• MARC RIBOT & THE YOUNG PHILADELPHIANS『Live In Tokyo』
• 汝、我が民に非ズ『つらい思いを抱きしめて』

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インディー・カントリー・ポップの歌姫ジェニー・ルイスが贈るビタースウィートな名盤。

Jenny Lewis『Joy'All 』

ライロ・カイリーでの活動を経て、ベックやライアン・アダムスが参加した19年のソロ作「On The Line 」で評価を決定付けたジェシー・ルイスの5作目がブルーノートからリリース。プロデュースはグラミー常連のナッシュビル系の名プロデューサーデイヴ・コブが手掛け、ネイト・スミス、ブライアン・アレンらが参加し伝統あるRCAスタジオAで録音。スキーター・デイヴィスのアルバムや衣装にインスパイアされたレトロ風味なアートワークも秀逸。クラシックなカントリー・マナーとインディー・ジャングリーなポップなセンスがブレンドされた彼女独自の魅力を堪能できる1枚。(狩野）

商品本部 商品統括部：狩野 卓永

趣味

飲酒

好きなジャンル

ROCK

私を構成する３枚

• WILCO『BEING THERE』
• THE BAND『南十字星』
• Van Morrison『魂の道のり』

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今最もクールでエキサイティングな謎多きバンド。

bar italia『Tracey Denim』

クール。一言で彼らを表すならそれ以外の言葉が思いつかない。ロンドンを拠点に活動する3ピース。2年振りの3作目で遂に地下を抜け名門〈MATADOR〉と契約。彼等の特徴はポストパンクの緊張感、オルタナティブの緊張感、そしてそのクールネス。混沌とした世界、音楽シーン、全てに冷め切ったロウな音の質感とどこか狂気じみた感性は紛れもない本物。冷ややかなポストパンクバラードのキラー(2)奇怪な男女の掛け合いがヤバい(3)ダーティーでモノクロームな(7)シューゲイザーさながらのノイジーで甘美な轟音(14)...etc 地下に長く身を置いた本物のロックバンド誕生を久々に感じる新時代のアンセム。(武田)

渋谷店：武田 晃

趣味

中華料理(作る/食べにいく)

好きなジャンル

NEW WAVE,POST PUNK,INDIE ROCK

私を構成する３枚

• JOY DIVISION『Unknown Pleasures』
• Nick Cave & The Bad Seeds『Tender Prey』
• Felt『美の崩壊』

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