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特集:渋谷系

古今東西の音楽要素を取り込み、90年代の日本で生まれた「渋谷系」。こちらもまたそのサウンド傾向・ジャンルは多岐にわたり、定義は難しい語ではあるが兎角そののちのJ-POPシーンに種々の影響を及ぼした。そんな「渋谷系」を形作ったアーティスト、作品を紹介いたします。

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フリッパーズ・ギター『カメラ・トーク』


小山田圭吾(コーネリアス)と小沢健二の二人組となったフリッパーズ・ギターの歴史的傑作2ndアルバム。(1990年発表 録音:英AIRスタジオ ) 「渋谷系」のマスターピース。リマスタリングにより音質も向上。(by高山徹) TVドラマ「予備校ブギ」主題歌“恋とマシンガン”収録。全曲が日本語詞。スカパラ・ホーンズも参加。

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コーネリアス『ファンタズマ』


アートワークや、特製ヘッドフォンが付いた初回限定盤が大きな話題となり、コーネリアスの代表作ともいえる名盤「Fantasma」のリマスター盤。オリジナル発売日は1997年9月10日。インナー・ブックレットも新装バージョン登場。リマスター by 砂原良徳

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小沢健二『LIFE』


J-POPの歴史を更新したポップスの名盤。日本を代表する傑作ポップスアルバムたち~70年代が荒井由実『ひこうき雲』、80年代が大瀧詠一『A LONG VACATION』なら、90年代は問答無用で小沢健二『LIFE』。気持ちいい痛快ポップスとしてだけでなく、アレンジやコード進行、ジャケットの元ネタのこと、服部隆之のストリングスの多幸感など、聴けば聴くほど新たに発見できる素晴らしさみたいなものがずっと更新されていくようなアルバムです。

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渡辺満里奈『バースデイ・ボーイ』


渡辺満里奈の人気楽曲を限定リリース!A面「バースデイ・ボーイ 」、B面「夜と日時計」ともに、小沢健二のプロデュース。1992年作品。

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市井由理『恋がしたかった』


東京パフォーマンスドールのメンバー"市井由理"が当時8cm CDでリリースした名曲『恋がしたかった』(作詞:小泉今日子 作曲・編曲:朝本浩文)を初アナログ盤化。紹介ページはコチラ≫

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ピチカート・ファイヴ『ベリッシマ』


田島貴男(オリジナル・ラヴ)ボーカル時代のピチカート・ファイヴ通算2枚目となる、90年代"渋谷系"を代表する名盤。冒頭を飾る名曲(1)"惑星"は、ソウルフルな田島貴男のファルセット・ボーカルとステディなリズム、楽曲を引っ張るハモンドのフレーズが心地よい名曲。アルバムに通底する小西康陽氏のヴァイナル・ラヴァーゆえの編集センスは、いまのシティポップ~ブギー・リヴァイバルの百歩先を往く確信犯ぶり。 (C)新宿店:TANAKAMAN

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オリジナル・ラブ『LOVE! LOVE! & LOVE!』

SHM-CD


アナログ盤


田島貴男率いるオリジナル・ラブの1991年にリリースされた1stアルバム。ブラックミュージックの影響を多大に感じさせるポップかつクールな楽曲、田島さんの艶っぽいボーカルetc…後の圧倒的な完成度を誇る名作群と比べると粗さ&青さも感じさせるが、そこも今作の大きな魅力!「JUMPIN' JACK JIVE」や「LOVE VISTA 」など色褪せない名曲多数収録。 (C)浦和店:横山 大

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Spiral Life『A Generation of 1993-1996 ~ふたたび新しい旅に出る~』


オリジナルアルバムの初リマスターをはじめ、未発表音源を含むデビュー30周年記念BOXセットがタワーレコード オンライン限定発売!

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カジヒデキ『tea』


カジヒデキが1998年1月28日にリリースした2ndアルバム「TEA」。1stアルバム「MINI SKIRT」の大ヒットの追い風を受け、全曲スウェーデン・レコーディングを敢行したカジヒデキの名盤が24年の時を経て、いよいよアナログ盤でリリース。

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カヒミ・カリィ『K.K.K.K.K.』


モーマスとのコラボレーション2曲、カトリーヌとのコラボレーション2曲他を収録した1998年作。

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スチャダラパー『スチャダラ大作戦』


「今夜はブギーバック」をはじめ数々の名曲を発表し、日本のラップ・ミュージック界を代表するスチャダラパーがメジャーフォースから発表したインディーズ・デビューアルバム。 彼等の活躍の原点を知ることができるジャパニーズ・ヒップホップ・クラシック。

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サニーデイ・サービス『若者たち』


下北沢を中心に活動し、惜しくも解散したサニーデイ・サービスのメジャー・デビュー盤。はっぴいえんどの影響が色濃いロック歌謡で、サニーデイの初々しさと、下北沢を彷彿させるような学生感覚が溢れる。街角、青春、喫茶店などいつの時代にも若者に共通する風が吹いている。この作品の後に、名作「東京」が生まれる。 (C)RS

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L⇔R『KNOCKIN' ON YOUR DOOR / BYE』


一度聴いたら忘れない独特で印象的な譜割が特徴であるL⇔Rのメロディ。オリコン1位を獲得した、フジテレビ系ドラマ『僕らに愛を!』主題歌、7thシングル「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」と8thシングル「BYE」をダブルサイダー7inchとしてリリース。

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フィッシュマンズ『空中キャンプ』


フィッシュマンズのオリジナル・アルバムが、初のリマスター&高音質CDで登場!本作『空中キャンプ』は、その後の音楽の在り方、制作アプローチを変えてしまった通算6枚目のアルバム。エンジニアZAKと作り出したそのサウンド&グルーヴは、佐藤伸治(Vo)の詞の世界とともに強力なオリジナリティーを放った。永遠と瞬間、浮遊感とリアリズム。日常の風景を音で描いた永遠の名盤。1996年発表。 (C)RS

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ワック・ワック・リズム・バンド『WEEKEND JACK (+1disc)』


1998年にトラットリア・レーベルよりリリースされた1stアルバム『ウィークエンド・ジャック』に、初デジタル化となるカセット音源や、98年W杯の為に作られたトラットリアのコンピレーション『ベンド・イット!ジャパン '98』収録の「Gimme Gimme Captain Wings」、新曲「Easy Riding」を収録したレア・ボーナスディスクが付いた2枚組。

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ペニー・アーケード『A GIRL FROM PENNY ARCADE』


後にヴィーナス・ペーターを結成するギターの石田真人とヴォーカルの佐鳥葉子を中心に、1986年ひっそりと結成された伝説のギターポップ・バンド、PENNY ARCADEの唯一の公式音源が再発。この音源は、1988年のバンド解散時に記念として制作されカセットでリリース、1992年にはワンダー・リリース・レコードより1,000枚限定で再発、即完売となり長年幻のアルバムと呼ばれていた一枚。今回の再発では初期のデモ音源などを追加収録。 (C)RS

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ヴィーナス・ペーター『OBSESSION EP』


1990年6月、エクセ・ホモの元メンバー古閑裕とペニー・アーケードの元メンバー石田真人を中心に結成されたヴィーナス・ペーターが、1991年8月にワンダー・リリースよりリリースしたアルバム『LOVEMARINE』に続けて同1991年12月にリリースしたEP。「Obsession」「Sunset bell」「Moon stone」の3曲を収録。

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デボネア『Eternity One』


1980年代後半~1990年代に活動した日本最古ネオアコ・グループDebonnaire(デボネア)が、1992年にリリースしたファーストアルバムに、アナログで発売になったシングルに収録された2曲をボーナストラックとして追加して再発。

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シークレット・ゴールドフィッシュ『My Nine Secret』


ダンスミュージックとロックの融合を90年代初頭に成し遂げていたSecret Goldfishが1991年にリリースしたアルバム。ボーナストラックとして、デビュー12シングルに収録されていたモンキーズのカバー「MARY MARY」と 2ndアルバムからシングルカットされた「LOVE IS UNDERSTANDING」のremixを収録、とくに「MARY MARY」は91年当時のギターポップイベントでは かならずプレイされていた名曲です。

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SIDE DISH『BACKWARDS OR FORWARDS?』


大阪を拠点に活動したSIDE DISHが1992年にリリースしたアルバム。JAZZからのサンプリングやACID JAZZやレアグルーヴに注目したサウンドメイキングは当時の先端洋楽と同時進行形。ボーナストラックとしてデビュー12シングルからの2曲と完全未発表であるFeltのカバーを収録している。

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キリンジ『47'45"』


1999年7月発表のセカンド・アルバム。ソウルからフォーク、カントリーからサルサまでと音幅の広さは相変わらずながら、何気ない言葉を歌ったシックな印象の作品。ピアノ、ストリングスやマリンバが鳴る、聴き心地の良さを重視した1枚。 (C)RS

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Cymbals『Mr.Noone Special』


Cymbals最大のヒット作となったメジャー2ndアルバムがタワーレコード限定、ボーナストラック追加にてCD発売。ボーナストラックとして4thシングルのカップリング曲「Out Of Order」 、5thシングルのカップリング曲で、彼らの1stアルバム『That's Entertainment』に収録の「Show Business」の別アレンジ・ヴァージョン「Business Show」を追加収録。

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クレイジーケンバンド『パンチ!パンチ!パンチ!』


スリル、スピード、ついでにエスプリも爆発!!CKBの記念すべきファースト・アルバム!宇宙感覚ゲバゲバ・サウンドがドバドバ!

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かせきさいだぁ『かせきさいだぁ≡』


1995年に発表した、かせきさいだぁのデビュー作品にして名盤中の名盤、『かせきさいだぁ≡』の再発が決定。 (C)RS

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キミドリ『キミドリ』


91年に結成された石黒景太(KUROOVI)、アオキマコト(DJマコト)、久保田武(クボタタケシ)の3人組ヒップホップ・ユニット、キミドリ。いわ ゆるJ-ヒップホップの創世記にECDやスチャダラパーと一緒に盛り上げ、中でもその硬派なリリックで独特の存在感を放っていた。リリースとしては実質、 93年にリリ?スされた今作と、96年「オ.ワ.ラ.ナ.イ」の2枚の公式な作品を残してキミドリはその活動を休止するが、クボタタケシはその間から現在 まで数々のリミックス、プロデュース、そしてDJとしての活動を継続中で、その評価をあいかわらず高い。今作は、まさに彼らの象徴する作品といっても過言 ではない。今聴いてもそのハーコーぶりと、熱いリリックが胸に突き刺さる。後にシャカゾンビもほぼ完コピしたといってもいい「白いヤミの中」や、「大きな お世話」など収録。

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bice『bice』


2010年に逝去したシンガーソングライターbice、1998年発売のCDマキシシングルを初アナログ化。2008年のラストアルバムは小西康陽のラブコールでコロムビア*レディメイドからリリース、音楽ファンに愛されたbiceのメジャーデビュー作品。アナログ・カッティングは名匠、小鐵徹。

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yes, mama ok?『GREATEST HITS』


稀代のポップグループ、yes,mama ok?活動20周年記念、初のベスト・アルバム。インディーズシーンで人気の澤部渡(スカート)の選曲により初心者から、リーダー金剛地武志全面監修で、よりマニアックな面も併せ持った1枚。 (C)RS

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ザ・ファントムギフト『ファントムギフトの奇跡』


社会現象まで巻き起こしたネオGSムーヴメント中でも一番の人気を誇っていたグループ、ザ・ファントムギフトのインディーズ時代の全音源に幻のセカンド・アルバムのデモ、未発表ライブなどを収録したコレクション。

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LONG VACATION『LONG VACATION 20th Anniversary Collection vol.1』


ケラリーノ・サンドロヴィッチことKERA率いるロングバケーションデビュー20周年記念コレクション!KERAによる「LONG VACATION'S POP」全曲解説ライナー、KERAインタビュー封入。サイデラマスタリングでKERA立会いの下、最新リマスタリング音源収録。 2012年の今、改めて評価されるべき「渋谷系の死角」。オリジナルアルバム全4枚を含むアーカイブシリーズ第一弾はデビューアルバム「LONG VACATION'S POP」とセルフレーベルからウィークリーリリースした「LONG VACATION'S TOUCH vol.1~3」の2枚組。

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テイ・トウワ『Future Listening!』


1994年より活動の拠点を日本に移しラウンジというフィールドの先駆けとでも言うべきTOWA TEI 初のソロ名義でのアルバム『FutureListening!』。代表曲「Techonova」を始めとして、現在でもクラブで流され続けている「Luv Connection」なども収録され、坂本龍一、細野晴臣、立花ハジメ、高野寛、ベベル・ジルベルト アート・リンゼイら、豪華ゲストも参加の作品。(C)RS

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Fantastic Plastic Machine『ビューティフル.』


ストリングスやホーンセクションを大胆に導入し一筋縄ではいかないオリジナルのクラブミュージックを生み出した、ファッショナブルで華やかであるながらもリラックスしたムードが全体を包み込むフューチャーミュージック! ハース・マルティネス、鈴木重子、ボブ・ドロらも参加。

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GREAT3『Richmondo High』


元ロッテンハッツの片寄明人(Vo&G)、高桑圭(B)、白根賢一(D)によるスリーピース・バンド、GREAT3のファースト・アルバム。研ぎ澄まされたポップ・センスとガレージ・ロック的な荒々しい空気感が共存。ソウルからオルタナティブまで多彩な要素を自在に取り入れたサウンドは新鮮。 (C)RS

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HIROSHI II HIROSHI『HIROSHI II HIROSHI VOL.1』

CD


アナログ盤


藤原ヒロシとTOKYO NO.1 SOULSETの川辺ヒロシのユニット。エンジニアにDMX、チチ松村、朝本浩文らがゲスト参加。'93年の先端音楽シーンを 想像させる"ナゴミ・フュージョン"サウンドです。ナゴミ・サウンド+70年代フュージョン(ジャズではない)のその音楽は、'92年のサブリミナル・ カームから、また一歩未来的。

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チエコ・ビューティ『ハートのエースが出てこない』


1991年に8cm CDでリリースされたデビューシングルが初の7inchとしてリリース。 当時、アレンジャーで参加していたDUB MASTER Xが、PRE-MASTERING & Re Editエンジニアとして参加。

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ICE『WAKE UP EVERYBODY』


ICEのポップセンスが全開の傑作2ndアルバム。デビューアルバムに散りばめられたICEの原石のそれぞれに磨きがかかり、よりポップで、よりコマーシャルなICE初期の名盤である。このアルバムのリード曲「MOONCHILD」で彼らの存在を知った人は多いだろう。ゴージャスでダンサブルでスイートなこの楽曲は当時の音楽シーンに新たな衝撃を与え、全国のラジオ局でオンエアされまくった。開放的でカラフルで、まるで1つの映画を観ているようなストーリーとスリルを感じるアルバムは、この当時の宮内と国岡が目指していた音楽性の反映である。ちなみにこのアルバムの宣伝パンフレットには「今でも音楽が好きですか?」というキャッチがある。 (C)RS

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SPANK HAPPY『FREAK SMILE』


サックス菊地成孔、キーボード河野伸、ボーカルのハラミドリの3人からなる個性派才能集団が1995年にリリースした1stアルバムにして第一期ラストアルバム。外山明、大友良英、芳垣安洋、ASA-CHANGらがゲスト参加。

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ザ・ハッピーズ『都会のハッピーズ』


祝25周年!フォーキー・ブーム真っ只中の1996年にリリースされた、ザ・ハッピーズのファースト・アルバム「都会のハッピーズ」初アナログ化。60年代~70年代の日本のフォーク、ロック、ブルース・ロック、サイケデリック、歌謡曲etc からの影響を隠さず、大胆にそれらの要素をリメイク/リモデルし、新たなる日本のロック/ポップスのスタンダードとして完成させたアルバムです。曽我部恵一氏による書き下ろしライナーノーツ収録。

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鈴木桃子『SONGS OF MOMOKO SUZUKI as herself and as COSA NOSTRA』


類い希なるボーカルコントロールと聴く者の心を華やがせてくれるソウルフルなハッピーヴォイス、そして思わず体を動かしてしまいたくなるグルーヴで人を魅了する。そんなシンガーである鈴木桃子の、COSA NOSTRA在籍時の作品を含む初のオールタイムベスト・アルバム。平成最後のリリース。 (C)RS

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東京スカパラダイスオーケストラ『GRAND PRIX』

SACD Hybrid


アナログ盤


デビュー5周年を記念して、国内外から豪華ゲストを招いた5thアルバム。小沢健二をヴォーカルに迎えた「しらけちまうぜ」(小坂忠カヴァー)、高橋幸宏との「WATERMELON」、石川さゆりが歌う「真赤な太陽」(美空ひばりカヴァー)をはじめ、竹中直人、キミドリ、スリラーU、バーナード・パーディー&パンチョ・モラレスらジャンルを超えた面々とコラボを展開。また永瀬正敏出演のCM曲として作られた「花ふぶき~愛だろっ、愛っ。~」や、YOU、濱田マリらを迎えたコントまでも収録した、賑やかな内容となっており、スカパラの歌モノシリーズはここから始まったと言っても過言ではない!! (C)RS

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スーパーカー『スリーアウトチェンジ』


天性のポップセンスと卓越したソングライティング、そして斬新な言語感覚を持ち、後期はバンドサウンドにエレクトロテイストを取り入れるなど、アルバムをリリースするごとに飛躍的な変化を遂げて行ったスーパーカー。本作は1998年リリースの記念すべきファースト・アルバム。「クリーム・ソーダ」、「ラッキー」など全19曲を収録。

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ムッシュかまやつ『ゴロワーズ』


ムッシュかまやつが、90年代渋谷系ブームのど真ん中で完成させた歴史的名盤復活。コーネリアス小山田圭吾とトシ矢嶋のプロデュースのもと、当時最盛期を迎えたアシッド・ジャズ界屈指のメンバーに囲まれ現地ロンドンで録音。トラットリア・レーベルの本格的活動開始25周年記念第1弾リリース。この盤を聴かずしてムッシュを語ることはできない。ボーナストラックとして、コーネリアスとのライヴ・ヴァージョン「ゴロワーズ」収録。

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フラット・フェイス『FACE』

SHM-CD


アナログ盤


元「葡萄畑」のドラマー武末充敏による福岡発のエレ・ポップユニット、FLAT FACEが1986年に発表した唯一のアルバム。後の渋谷系サウンドを予見させるような、エル・レーベルなどにも通じる洗練されたヨーロピアン・サウンドを詰め込んだ1枚。KBC九州朝日テレビの旅行番組『るり色の砂時計』テーマ曲「HONEYMOON IN PARIS(ハネムーン・イン・パリ)」他を収録。

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インスタントシトロン『CHEERFUL MONSTERS』


『チアフル・モンスター』は、Fantastic Plastic Machineの田中知之氏をスーパーバイザーに迎え、お菓子をたしなみながら、チップマンクスのような虫声(テープの早回しを使った録音技法)やサンプリング・ループ、子どもコーラスなどをとり入れ、心おもむくままに作り上げた楽しくポップでモンドなミニ・アルバム。B面には8cmCDシングルでリリースされた激レアな4曲(1996年)を追加収録。

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oh! penelope『Let's Fly The Ad-Balloon』


oh! penelopeは、詩人の血解散後、ヴォーカリスト辻睦詞とサウンド・プロデューサー渡辺善太郎が結成したユニット。A面は1996年に発売されたマキシ・シングル『Seaside Now!』に収録されていたナンバーで待望のアナログ化となる。また、カップリングには元メンバーの辻睦詞の選曲による彼ら唯一のアルバム『Milk & Cookies』から「I'M GONNA MISS YOU」を収録。

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ROUND TABLE『DOMINO』


ソウル、JAZZ、ギターポップ等をルーツに持つ北川勝利(ボーカル・ギター・ベース)、伊藤利恵子(キーボード・ボーカル)のユニットが1999年にリリースしたメジャー・デビュー・アルバム。インディーズ時代の楽曲「クールクラブルール」「SUMMER RAIN」、伊藤のソロ・ボーカル曲「PLAY THE MARCH」など全12曲を収録。

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CRAWL『MILKICKING』


ピクシーズやブリ-ダ-ズ等アメリカン・カレッジ・ギターバンドに影響を受けつつも独自の激キュートなガールヴォイスとグッドポップセンスを武器に大評判となったCrawlのファーストアルバム。現在は活動休止中であるが各方面から復活を望む声が聞かれ彼等がそれだけリスペクトされていたことを証明する作品であり今後も聴かれ続けるであろう良質のギターアルバム!

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DIZZY JOGHURT『INSIDE OUT UPSIDE DOWN』


90'sレイトアノラックの申し子、火の玉ソングライター、ヒトミ&カナコ率いるディジー・ヨーグルトのファーストアルバム。弾むビートにくねるメロ、ハモリ魂全開でジャンルの壁をなぎ倒す!1瓶でいろんな味が楽しめる。マストです。(ヨシノ モモコ)

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EXTENSION58『SAIL ON!』


新潟が誇る3ピースビートポッパー"EX58"好評を博したファーストアルバムから約2年振りの2ndアルバム!前作以上にギターとビートを全面に押し出した最新型ポップ&ロック!メジャー、インディ、洋邦関係無しの不変のグッドソング&グッドドライヴィングギターサウンドの波状攻撃!共同プロデュースとしてK.O.G.A、ゲストキーボードにノーザンブライトやサニーデイ、グレイプバインで有名な高野勲を迎えサウンドに花をそえる

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jenny on the planet『Jenny on the planet』


"パステルズ"ステファン・パステルも絶賛する大阪のガールズ・アノラック・ポップ・グループ"ジェニー・オン・ザ・プラネット"のファーストアルバム!超キュート!曲良し!男女混声パパパ、シャラララコーラス全開!

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Littlestone『JASMINE』


スミス、コクトーツインズ、テレヴィジョン等70~80'sギターバンドに影響を受けつつ独自の叙情的ガールズヴォイスと孤高のサウンドは他の追随を許さない。G、Drは現アドヴァンテージ・ルーシー、Voは元Pigeonのメンバーであり知る人ぞ知る存在だ。30代にとっては血沸き肉踊り、若者にとっても必ずや新鮮な感動を呼ぶ事間違い無い孤高のファーストアルバム。

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ヴァガボンド・シネマ・ポップス・アーケストラ『Promotional Only ( from outer space )』


細野晴臣氏のラジオ番組「Daisy Holiday!」のレギュラーゲストで、様々なアーティストのジャケット・アートワークなどを手掛けるデザイナー岡田崇氏が率いたヴァガボンド・シネマ・ポップス・アーケストラ。1997年リリースの6曲入りミニアルバムをアナログ10インチレコードで新装リリース。メンバーには現在、映画関連のデザインで大活躍する大島依提亜氏も在籍!レイモンド・スコットのカバー「Snake Woman」収録。ラウンジ愛好家、モンドミュージック愛好家たちを唸らせたアルバムです。

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Pervenche『Subtle Song』


CLOVER RECORDSの中心人物、斎藤正人を中心に活動していたPeatmos(ピートモス)を前身に、98年斎藤以外のメンバーが加藤、川田、清成となり結成。98年にはSMILEY、GYPSOPHILEらと共にフランス・ツアーまで行きながら、なかなかレコーディングに満足いくものができず、あらゆる変化を経てようやく形となったファースト・アルバムが本作。

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800 Cherries『romantico』

アナログ盤


カセット


1995年リリースのサード・アルバム。アコースティック楽器と彼らならではの温かみのある電子楽器が絶妙にミックスされ、タイトル通りヨーロッパ・テイスト溢れるサウンドに仕上がっている。

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Red Go-Cart『Singin'up To The Star』


2001年リリースの2ndアルバムが登場、Radio Khartoumオーナーの「Red Go-Cartは長靴下のピッピのイメージだ!」という一言がきっかけで、ピッピの世界にインスパイアされて生まれたという物語性の強い2ndアルバム。より繊細さの増したポップ・ソングの森の中、言葉では表せないファンタジックな世界へと連れていってくれる。

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Luminous Orange『WAITING FOR THE SUMMER』


ファーストアルバム「VIVID SHORT TRIP」で、もはや孤高のサウンドを構築した彼女達のセカンドアルバム。4ADやチェリーレッドにも通じる透明感と90年型ギターサウンドの融合は今や日本のロックシーンにおいて貴重な存在と言えよう。その後、他レーベルより数枚のシングル、アルバムをリリースし「元ナンバーガール」向井氏等、耳の肥えたアーティストから絶賛をあび俄然、注目を浴びることとなる。

TOWER RECORDS MUSICにて下記関連プレイリスト公開中!

タワレコ シティ・ポップ

90's シティ・ポップ

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CDレコ

掲載: 2023年08月10日 14:10

更新: 2024年01月29日 10:00