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特集:JAPANESE HARD ROCK / HEAVY METAL IN THE 00'S

1998年のBOW WOW再結成、1999年のアースシェイカー再結成、そして2000年のラウドネスオリジナル・メンバーでの再編と「ジャパメタ」時代を盛り立てた猛者達がシーンに帰還した00年代。90年代後期以降のインディーズシーンを席捲したラウド・ロックもそこに括られるバンド群は多分にメタル成分を含み、ヴィジュアル系と呼ばれるバンドにもそうした傾向のサウンドを鳴らすのも少なくなかった。そんな00年代に世に送られた作品をいくつかご紹介いたします。

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陰陽座『煌神羅刹』


重金属妖怪?(ヘヴィ・メタル・バンド)、陰陽座のメジャー第1弾アルバム。「羅刹」「陽炎忍法帳」他、全10曲を収録。 (C)RS

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GALNERYUS『ONE FOR ALL - ALL FOR ONE』


正統派メタルの若き日本代表による4作目。ライオットばりに激走する冒頭の流れですでに号泣だが、以降もツボ突きまくりなメロディック・スピード・チューンが目白押し! 特に阿鼻叫喚のインタープレイを聴かせるガルネリ史上最狂ナンバー“SIGN OF REVOLUTION”は失禁どころでは済まされんです。情感をより深くなぞるようになったSyuのギタープレイも素晴らしいし、〈ジャパメタなんて……〉という人にこそ聴いてほしい。
bounce (C)加賀 龍一

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Concerto Moon『RISE FROM ASHES』


90年代に彗星の如く現れたJ-METALの救世主コンチェルトムーン! ギター・ヒーロー島紀史(g)を中心に結成され6枚のアルバム、リテイクベスト盤他をリリース。暗黒無風時代のJ-METALシーンにおいて着実な活動を行ってきた彼等が2008年デビュー10周年。島は前作「AFTER THE DOUBLE CROSS」を2004年にリリースした後、DOUBLE-DEALERの活動に専念していたがDOUBLE-DEALERの活動停止によりConcerto Moonとしての活動を復活。2007年には現ラインナップでのライヴの試運転も行い着々とバンドの全面的な復活をうかがってきた。2008年の3月には10周年記念ボックス『DECADE OF THE MOON』をリリース。リリース記念のツアーも東名阪で行い盛況のうちに終了。そんなバンド状態の最高潮の雰囲気を封じ込めた楽曲の完成度、サウンドプロダクションがうかがえる作品。

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マキシマム ザ ホルモン『ぶっ生き返す』


唯我独音ロックバンド“マキシマム ザ ホルモン”が2007年にリリースしたアルバム。アニメ『DEATH NOTE』OPテーマ「What's up, people?!」&EDテーマ「絶望ビリー」、2006年7月リリースのシングル曲「恋のメガラバ」など全13曲を収録。

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LOUDNESS『SPIRITUAL CANOE ~輪廻転生~』


オリジナルラウドネス復活宣言後初のリリースとなった2001年のアルバム。「Stay Wild」「Spiritual Canoe」など全13曲収録。

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44MAGNUM『IGNITION』


2002年8月発売の7枚目。再結成後の第一弾になる本作は、期待を遥かに超え更に進化したサウンドでファンのド肝を抜いた、ハードロック・44マグナムの2002年、完全復活アルバム。

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SABER TIGER『F.U.S.E. 』


ヘヴィ・メタル・バンド、SABER TIGERのファースト・チューンからキャッチャーなミディアム・ナンバー、スローでグルーヴィーなナンバーまで、全12曲を収録したアルバム。 (C)RS
アニメ『はじめの一歩』エンディング曲「ETERNAL LOOP」収録

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聖飢魔II『恐怖の復活祭 THE LIVE BLACK MASS D.C.7 SELECTION +α』


2005年、地球デビュー20周年期間限定再集結した聖飢魔Ⅱ。ツアーファイナルとなった12/26国際フォーラムの模様を中心に、復活祭黒ミサをCD2枚分たっぷり収録。さらに、配信小教典として配布された新曲5曲と、未発表曲1曲を加えた大教典を含む豪華3枚組み仕様!

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人間椅子『怪人二十面相』

UHQCD


アナログ盤


2000年にリリースされた9枚目のアルバム。江戸川乱歩を題材としたコンセプト・アルバム。

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筋肉少女帯『新人』


「イワンのばか」や「モーレツア太郎」、大槻ケンヂのソロ楽曲である「GURU」など過去の代表作を敢えてセルフカバーした3曲と、ハイテンションにて書き下ろされた新曲12曲、全15曲を収録。初期筋少のオリジナル・メンバーであったピアニスト「三柴理」や超テクドラマー「湊雅史」(Ex:Dead End)他、豪華ゲスト・ミュージシャンを迎えて制作。ハードロックやプログレ、パンク、クラシックなどあらゆるジャンルの音楽を吸収してクリエイトされているのが一聴して伺える素晴らしい内容。

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DIR EN GREY『UROBOROS』


艶やかで澄んだ歌声と咆哮、静と動のコントラストを泳ぐ京の歌唱と言語感、ギターとベースが織り成すエキゾティックな音色は独創性に溢れ、まるでトグロを巻いた大蛇のように勇猛な7作目――これはまさに最狂だ。シタール使いの荘厳なインスト“SA BIR”(ライヴSEを本作用にリアレンジ)や、彼らの凄みを凝縮した約9分半のプログレ大作“VINUSHKA”、ファンク風のリズムと奇怪さを融合させたヘヴィー・ミクスチャー“STUCK MAN”、流麗なメロディーを基調としたシングル“GLASS SKIN”“我、闇とて...”など、バンドのベーシックな魅力に新たな要素が詰め込まれ、DIR入門編としてもオススメ。
bounce (C)宮原 亜矢

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NoGoD『極彩色』


2009年にリリースしたセカンドアルバム。マキシシングル『碧の風-ミドリノカゼ-』からは「導」、『碧の大地-アヲノダイチ-』からは「約束の地」を収録。先行配信シングル「絶色」はアルバムバージョンで収録。

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VOLCANO『Violent』


1999年に屍忌蛇を中心にVo:NOV、Ba:AKIRA、dr:KATSUJIで結成されたVOLCANO、翌年2000年1月に衝撃のデビューアルバムとなったviolnetを発表。日本のみならず、海外でも高評価を受ける。当時、飛ぶ鳥を落とす勢いであった世界的な名手フレドリック・ノルドストロームがミックス、マスタリングを行ったのもトピックスであり、名盤となった一つの要素でもあった。永らく廃盤となっており、中古市場に手も高価となっていたが、今回の再発にあたりボーナスディスクを加えた2枚組で発売。 (C)RS

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coldrain『Final Destination』


夜のドライヴによく合う1枚!メロディアス・ラウド・ロック・バンド、coldrainのファースト・アルバム。持ち味ともいえるコントラストが心地よく伝わってくる楽曲群は、彼らのルーツでもあるエモ、パンク、メタル、ハードコアのエレメントとポップセンスが絶妙に融合し、ポテンシャルに満ちています。 (C)RS

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SIGH『Imaginary Sonicscape』


2001年にリリースされた通算5枚目のアルバム『Imaginary Sonicscape』の20周年記念盤。

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Creature Creature『Light & Lust』


日本のロックシーンに多大な影響を与えた伝説的ロックバンドDead EndのヴォーカリストMorrie(モーリー)が、深いの沈黙を破り、Minoru(Guitar:exThe Mad Capsule Markets)やtetsu(Bass:L'Arc-en-Ciel)のサポートの共に、“Creature Creature”として今甦る!

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Hellhound『Metal Fire From Hell』


2008年リリースのセカンドアルバム。俺達がやらなきゃ、誰がやる!? 今こそ高らかに叫べ、不屈のメタル魂! 漲る不滅のメタル・パワー!!ヘビーメタルに生きる誇り高きウォリアー共に捧ぐ、新たな聖典(バイブル)!

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ALHAMBRA『FADISTA』


GALNERYUSのYUHKI(key)率いるALHAMBRAが2007年に発表したセカンド・アルバム。本作よりToshihiro Kajihara (梶原稔広:Gt)と、hibiki(Ba:LIGHT BRINGER、現Mardelas他)が加入。ファンの間でも人気の高い「春雷」や「Fadista」、そしてワーグナーの代表作である舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』にインスパイアされた大曲「Die Walkure」などの名曲を収録。当時ARK STORMの佐々井康雄(Vo:GERARD)、元ALHAMBRAの神保宗久(Ba)、そしてLIGHT BRINGERのFuki(Vo)等がゲスト参加!

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浜田麻里『Sense Of Self』

SHM-CD


CD


2003年のデビュー20周年記念企画、第3弾。『Marigold』に続く、オリジナル・アルバム。自身のアイデンティティと音楽に対する熱いエネルギーを凝縮させた作品。 (C)RS
先行シングル「Ash And Blue」のalbum mixなど全10曲を収録。

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FEEL SO BAD『PERFECTNESS 』


2001年に活動停止、2005年に活動を再開したFEEL SO BADがその翌2006年に発表したオリジナル・アルバム。全曲の作詞・作曲は川島だりあと倉田冬樹が担当。

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タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2024年02月27日 19:01