特集:JAPANESE HARD ROCK / HEAVY METAL IN THE 10'S
何といっても「嬢メタル」とも称されるガールズメタルバンド群が勃興し、シーンを席捲していったのが10年代。2012年には、「アイドルとメタルの融合」を標榜したBABYMETALがデビュー、日本国内ならず海外でも大きな旋風を巻き起こした。そんな10年代に世に送られた作品をいくつかご紹介いたします。
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GALNERYUS『RESURRECTION』
日本が世界に誇る超絶クリアハイトーン・ヴォーカリスト:小野正利が加入しヘヴィメタル完全体となり復活の狼煙をあげた新生GALNERYUS!アニメ『RAINBOW 二舎六房の七人』のエンディング・テーマ「A FAR-OFF DISTANCE」を収録。 (C)RS
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Concerto Moon『TEARS OF MESSIAH』
島紀史(Gt)率いるCONCERTO MOON、2年振り12作目となる待望のアルバムが遂にリリース!岡垣正志(Key:ex.TERRA ROSA,Aphrodite,Jill's Project)を全編でゲストに迎え、初期を彷彿とさせる様式美と煽情的なメロディをより前面に押し出したアグレッシヴかつ疾走感溢れる楽曲が満載! (C)RS
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LIGHTNING『RAISE THE SUN』
"トゥルー・メタル・バンド"、ライトニングの、マーキー移籍第2弾となる通算4枚目のスタジオ・アルバム。前作から加入したシンガーの勇舞(ゆうま)をフィーチュアした第2弾。「インベーダーvsNINJA」をコンセプトに、前作以上に一体感のある内容に仕上がった会心作。アニメ『戦え!!イクサー1』の主題歌「永遠のイクサー」のカヴァーをボーナス・トラックとして追加収録。 (C)RS
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人間椅子『新青年』
2019年で30周年となる人間椅子の記念アルバム。アルバムタイトル『新青年』は、大正から昭和の戦後混乱期にモダニズムを旨とする誌面で江戸川乱歩、横溝正史、夢野久作などが寄稿していたことで有名な雑誌から取り入れたという。
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筋肉少女帯『Future!』
CD
アナログ盤
「猫のテブクロ」の完全再現ライブを経て制作されたオリジナル新曲のみのアルバム。PVで先行公開され話題となった(プログレメタルと称される)「エニグマ」他収録。 オリジナル発売:2017年
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SEX MACHINEGUNS『METAL MONSTER』
SEX MACHINEGUNS、2015年のオリジナル・アルバム。ANCHANGが出演した『ミロク情報サービス(MJS)』のCMソング「経理マン」の一部歌詞を替えてシングル・リリースされた「メタル経理マン」を含む、バラエティに富んだオリジナル楽曲を収録。 (C)RS
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DIR EN GREY『DUM SPIRO SPERO』
DIR EN GREYの通算8枚目となるアルバム。従来のコア・ファンから絶大な支持を集めるのみならず、ギター・キッズや洋学偏重型の音楽ファンも含め、刺激を求めるすべてのへヴィ・ロック・ファンに受け入れられるであろう1枚。 (C)RS
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陰陽座『鬼子母神』
記念すべき10作目となる本作は、初のトータル・コンセプト・ストーリー・アルバム。"鬼子母神伝説"をベースに、瞬火が書き下ろしたオリジナルの戯曲的脚本『絶界の鬼子母神』を原作として制作された楽曲を収録。陰陽座史上頂点を極めたと言っても過言ではない、比類なき完成度を誇る作品。 (C)RS
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NoGoD『現実』
ハード・ロック、ヘヴィ・メタル、J-POP、ロック等の様々なジャンルに影響を受けているヴィジュアル系バンド、NoGoDのセカンド・アルバム。 (C)RS
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聖飢魔II『地獄の再審請求 -LIVE BLACK MASS武道館-』
魔暦18(’16)年2月19日・20日、日本武道館での大黒ミサ二日間にて「地球デビュー30周年期間限定再集結」の活動に終止符を打った聖飢魔II。遂に、その武道館での大黒ミサを収録した黒ミサ大教典。「聖飢魔II史上類を見ない内容となった地球デビュー30周年再集結!そのファイナルを飾る絢爛の武道館2日間。一般人類の先入観を覆す“地上最大の脳育”がここに!!
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LOUDNESS『RISE TO GLORY - 8118 -』
東方からのヘヴィ・メタルの雷鳴がふたたび鳴り響く!アルバム『RISE TO GLORY』を引っ提げて、LOUDNESSが栄光に向かって立ち上がるときが来た! (C)RS
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ANTHEM『ENGRAVED』
2014年よりの第10期メンバー( 森川之雄:ボーカル / 清水昭男:ギター / 柴田直人:ベース / 田丸勇:ドラム)で生み出された2017年作で通算16作目のスタジオ・アルバム。メロディアスでありながらパワーを追求するスタイルはデビューから引き継がれるもの。時代を感じさせない楽曲、そして新しいサウンドへの挑戦はこのアルバムに具現化されている。先行シングル「THE ARTERY SONG」など全11曲を収録。
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EARTHSHAKER『THE STORY GOES ON』
1983年にネクサス・レーベルよりメジャー・デビューを果たした国産メロディアス・ハード・ロックの最高峰バンド、アースシェイカーのデビュー35周年を記念して2018年にリリースされた3年ぶりのアルバム。
本作では2017年に行われ各地で好評を博したツアー『5 Shakers The Final 武道館再現LIVE!』にも参加した永川“TOSHI”敏郎(Key)がレコーディングに全面参加。“5人編成のアースシェイカー”として制作!!
“アースシェイカーの代名詞”とも言うべき、キャッチーでエモーショナルなメロディアス・ハード・ロックを見事に書き上げた“デビュー35周年記念作品”に相応しい渾身作!!
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44MAGNUM『PRISONER』
ジャパニーズヘヴィメタルの先駆けと言えるバンド44MAGNUMが2019年に発表した9枚目のオリジナル・アルバムであり、デビュー35周年記念アルバム。今日までスタジオテイク化されることのなかった幻の楽曲を「最新」の作品としてレコーディングし、収録。
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テラ・ローザ『TERRA ROSA LIVE FROM CODA』
伝説の様式美ヘヴィ・メタル・バンド、TERRA ROSAが2016年秋に三夜限定(新宿Zirco/名古屋Holiday Next Nagoya/梅田Zeela)で奇跡の復活、その貴重なライヴ音源をアンコール含め怒涛の全18曲を余す所無くCD2枚組にフル・ヴォリューム収録。
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SABER TIGER『OBSCURE DIVERSITY』
悲願のインターナショナル・デビューを果たし、欧州ツアーを成功させた北の凶獣SABER TIGER!約3年ぶりとなる待望作!ミキシング&マスタリングには、欧州シンフォニック/プログレッシヴ・メタル・シーンにおいて圧倒的な評価を受ける若き名匠、シモーネ・ムラローニ(DGM)を起用!重厚にして巧緻、盤石のサウンド・プロダクションに抱かれて煌きを放つ極上の楽曲群!激烈なアグレッションと静謐なる叙情性が交錯し、革新性を孕みつつもヘヴィメタルの伝統に根差したリアリズムを色濃く映し出す! (C)RS
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Goldbrick『THE BOUNDARY』
日本が誇るギター・ヒーロー梶山章が、ニュー・シンガー藤井重樹を迎えて生み出した強力なハード・ロック・アルバム。サポートとしてキーボードに永川敏郎が参加している。
ボーナスディスクには、2016年に梶山が下山武徳(vo)、本間大嗣(ds)、永川敏郎(key)、長谷川淳(b)らと“虹伝説”名義で行った、RAINBOWの『LIVE IN MUNICH 1977』再現ライヴ(東京・大阪)の模様を収録。
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OUTRAGE『Genesis I』
モップス「御意見無用」、アナーキー「あぶらむし」、はっぴいえんど「空いろのくれよん」などのカヴァー曲に加え、バンド自身の未発表曲も収録したアルバム。DVDにはカバーをした諸先輩との対談他、メイキング・ザ・レコーディングを収録。
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UNITED『Tear Of Illusions』
名実ともに日本を代表するスラッシュ・メタル・バンドが2005年発売『Nine』以来、6年振りにリリースしたアルバム。クウェート出身のニュー・ブラッド、ケンシ ン(Vo.)を迎え、バンド史上最も強烈な破壊力と衝撃度を誇るアグレッション満載のアルバム。Produced by UNITED & Tetsuji Yamada
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VOLCANO『DARKER THAN BLACK』
4年連続となるフルアルバム『DARKER THANBLACK』。もはやVOLCANOの夏の風物詩になっているアルバム発売であるが、今回は更にアツさ爆上げの攻撃的な曲が中心となっている。穏やかなオープニングからこれぞVOLCANOな曲、切れ味鋭いナンバー、ミドルテンポ、ハードコアなナンバーを予想だにしない曲展開を次々と繰り出していく。曲によってボーカルスタイルを変えるNOV、強靭なリフと劇的なソロを奏でる屍忌蛇、今回初めて曲提供をしたAKIRA、さらに強力なドラム叩きつけたSHUN。VOLCANOの飽くなき探求は底を知らない…。 (C)RS
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Hellhound『Let Metal Rule The World』
日本人正統派ヘヴィメタル・バンドが2011年にリリースした3rdアルバム。ヘヴィー・メタルに生きる誇り高きウォリアー共に捧ぐ、新たなバイブル!地獄の番犬の雄叫びを聴け!!
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THE冠『鎧兜鎖血』
炎のハイトーンシャウター、冠徹弥率いるヘヴィ・メタル・バンド、THE冠が2015年にリリースしたミニアルバム。THE GAME SHOPによる「初志冠徹」のリミックストラックも収録。
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浜田麻里『Legenda』
15才でプロのシンガーとしてのキャリアをスタートさせた本格派ロック・ヴォーカリスト、浜田麻里の24枚目となるオリジナル・アルバム。宮脇"JOE"知史、マイケル・ランドウら日米のトップ・ミュージシャンとともに、奥深くダークな世界を構築。ロック色の強い、唯一無二のスタイルが光る作品となりました!! (C)RS
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SHOW-YA『PROGRESS』
30年の総決算として、彼女たちがぶれることなく追求してきたハード・ロックの魂を貫いた集大成となるオリジナル・アルバム。最大のヒット曲「限界LOVERS」のセルフ・カヴァー「限界LOVERS 2015」とスペシャル・トラック「限界LOVERS feat.安室奈美恵」を収録した、限界に挑戦してきたSHOW-YAならではの仕上り。
プロデュースは長年SHOW-YAサウンドを支えてきた笹路正徳。さらに、30周年にふさわしい内容として、デビュー初期のSHOW-YAを作詞で支えた秋元康が、28年ぶりに歌詞を提供(「Rock Love」コーラス:杏子、相川七瀬、中村あゆみ、土屋アンナ、Gacharic Spin(はな、オレオレオナ)、石田ミホコ、稚菜)。<NAONのYAON>のテーマソングにも決まり、コーラスには、NAONのYAONおなじみのそうそうたるメンバーが参加している。他にも、デビュー前のSHOW-YAがプログレ・バンドとしてライヴ・ハウスを席巻していたころの代表曲「A VIEW AFTER DARK」の初レコーディングあり、アースシェイカーのmarcyこと西田昌史との共作による「Always On Your Side」あり、SHOW-YAの歴史と存在を凝縮した骨太な作品となっている。
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BABYMETAL『BABYMETAL』
初の発表作「ド・キ・ド・キ☆モーニング」、キバオブアキバとのスプリット盤から「いいね!」、初単独インディーズシングル「ヘドバンギャー!!」、そしてメジャーデビュー作にして「イジメ、ダメ、ゼッタイ」、シングル「メギツネ」というシングル楽曲に加え、未発表新曲も収録。ファーストアルバムにしてベスト盤、そして、ライブでのパフォーマンス定番楽曲を全て網羅した決定版!
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Aldious『Determination』
2008年にYoshi(G.)を中心に大阪で結成されたガールズ・ヘヴィメタル・バンドAldiousが、2011年にリリースしたセカンド・アルバム。デビュー・シングル「Defended Desire」のアルバム・ヴァージョン、幻の名バラード「夜想曲」、セカンド・シングル「Mermaid (Determination Mix)」など全10曲を収録。
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LIGHT BRINGER『genesis』
00年代前半の「嬢メタル」シーンを牽引したLIGHT BRINGERが2012年にリリースした渾身のデビュー・アルバム。発売時、平均年齢20代前半のメンバーが集結し、その若さとは裏腹に繰り広げる高い演奏力には定評がある他、紅一点のフロントマン、Fukiの圧倒的な存在感が唯一無二の個性を放つ!!本作は先行リリースされたデビュー・シングル「noah」に続くコンセプトを踏襲し、ヘヴィでドラマティックな楽曲、そしてキャッチーなメロディを取り入れたLIGHT BRINGERらしい楽曲が満載の他、Fukiが全身で表現する歌の世界が広がった渾身作。
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Cyntia『WOMAN』
5人組ガールズ・ロック・バンド、Cyntiaの1年ぶり(2015年時)となる通算4枚目のアルバム。TVアニメ『テンカイナイト』の主題歌「勝利の花束を-gonna gonna be hot!-」、TVドラマ『イタズラなKiss2~Love in TOKYO』の主題歌「KISS KISS KISS」他を収録。 (C)RS
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Mary's Blood『Countdown to Evolution』
Mary's Bloodのメジャー・デビュー・アルバム。国内ガールズ・ロック・フェスの最高峰"NAONのYAON 2014"で披露された「Marionette」をはじめ、彼女たちの魅力である、激しく重厚なメタル・サウンドとキャッチーなメロディ、そして多彩な楽曲スタイルを昇華した作品を収録。女性の内面的な強さ、潔さを刻み込めた歌詞にも注目の1枚。 (C)RS
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LIV MOON『R.E.D』
AKANE LIVによるシンフォニックメタルユニットLIV MOON、オリジナル作品としては2012年のアルバム『THE END OF THE BEGINNING』以来4年ぶりとなったミニアルバム。作曲&アレンジはこれまで同様、LIV MOONのバンマスであり、デビューからAKANE LIVを支え続ける西脇辰弥と、LIV MOONの楽曲の中で非常に人気の高い楽曲である「Kiss me Kill me」や「Voyage」を手掛けたKAZSINを起用。作詞に関しては、全曲AKANE LIVが手掛けている。
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LOVEBITES『AWAKENING FROM ABYSS』
2016年、ヴォーカリストのasami、ギタリストのmidoriとmiyako、ベーシストのmiho、ドラマーのharunaにより結成されたガールズ・メタル・バンドLOVEBITESが2017年にリリースしたファースト・フル・アルバム。サポート・メンバーながら、EPでは作曲などサウンド面での重要人物であったmi-ya(g, key)が正式にパーマネント・メンバーとして加入。全曲英詞で、音楽的方向性はEPの延長線上にはありつつも、本作ではさらにファストに、さらにメタリックに…。幅の広がった楽曲が並ぶ。
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BAND-MAID『WORLD DOMINATION』
全世界が注目する、メイド姿のハードロックバンドBAND-MAIDが2018年にリリースした通算5枚目のスタジオ・アルバム。3rdシングルの「Daydreaming」とそのカップリング「Play」などに加え、ボーナストラックとしてMUCC「ハニー」のカバーを収録。
アコギとアンニュイな歌声をフィーチャーした繊細さのあるミディアム「anemone」あたりでは新たな表情も覗かせているが、豪快に突き進む「DOMINATION」や派手なソロ回しを交えた「Turn me on」など、全体としては骨太な楽曲群がひしめている。かねてより目標としていた〈世界征服〉をアルバムのタイトルに掲げていることもあってか、英詞の割合も多め。本格的な侵攻の野心に満ちた一枚。bounce (C)山口哲生
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BRIDEAR『Expose Your Emotions』
福岡出身のガールズロックバンドBRIDEARが2019年にリリースした通算2枚目のフルアルバム。ヨーロッパを中心に海外で圧倒的な支持を受けている彼女達によるスタイリッシュなヘヴィメタルの魅力が充分に発揮されている秀作となっている。
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UNDER FOREST『月影ニ鳴ク虚像ノ恋詩』
甘美で重厚な舞踏会を想起させるシンフォニックな雰囲気、エッジの効いたギター、キャッチーな旋律、ヴォーカルMARIE の無垢な歌声。全てが奇跡的なケミストリーを起こし、聴く者を虜にするUNDER FORESTのアルバムが完成。 (C)RS
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Each Of The Days『Sweet Carrion』
2007年にLOST EDENのボーカルNorioの呼びかけにより、愛知県で結成。女性ドラムにパーカッションをフィーチャーした6人編成のメタル・コアバンドが2011年にリリースしたファースト・アルバム。アグレッシブなギターリフに、女性とは思えないパワフルなドラミング、テクニカルなリズムワーク、スクリーミングとクリーンボイスを巧みに使い分けたボーカルスタイル、叙情的なメロディラインとコーラスワークを生かしたメタル・コア・サウンド。
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妖精帝國『Hades:The other world』
へヴィメタル音楽ユニット、妖精帝國の通算5枚目のフル・アルバム。TVアニメ『未来日記』エンディング・テーマ「filament」などこれまでに発表してきた楽曲に加え、未発表曲も多数収録。 (C)RS
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マキシマム ザ ホルモン『予襲復讐』
2013年にリリースされた5枚目のフルアルバム。全156ページに及ぶ「予襲復讐」解説本付き特別パッケージ。8thシングル『爪爪爪/「F」』収録の「爪爪爪」と「「F」」の両曲、9thシングル『グレイテスト・ザ・ヒッツ 2011~2011』収録の「鬱くしき人々のうた」と「my girl」と「maximum the hormone」などを収録(「maximum the hormone」はアルバムバージョンで収録)。
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coldrain『The Revelation』
2007年名古屋でMasato(Vo)Y.K.C(Gt)Sugi(Gt)RxYxO(Ba)Katsuma(Dr)の5 人で結成されたcoldrain。前作から起用の世界的名プロデューサーDavid Bendethとタッグを組み、さらに太さと厚みが加わったcoldrainオリエンテッドなオーラをもったサード・アルバム。
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a crowd of rebellion『Xanthium』
新潟発スクリーモ・バンド、a crowd of rebellionが2016年にリリースしたファースト・フル・アルバム。メジャーデビュー曲「The Crow」、スマッシュ・ヒットを記録したEP『Daphne』より「Smells Like Unknown」といった代表曲はもちろん、バンドとして新境地のサウンドで聴かせる「Sketch」、やりたい放題の最凶トラック「She'll Never Forgive To Be Insulted.」、先行トラックとなる「M1917」など、さらに磨きをかけた唯一無二の激エモ・トラックを13曲収録。
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HER NAME IN BLOOD『BAKEMONO』
ヒューマンの思考回路とビーストの野蛮さ、そして強力無比に鍛え上げられた肉体、バンド・サウンドを併せ持ったメタルコア・バンド、HER NAME IN BLOODが満を持してリリースするメジャー・デビュー・アルバム。 (C)RS
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Crossfaith『EX_MACHINA』
2018年にリリースされた通算5枚目のフルアルバム。「Freedom」、「Wipeout」以外は全て新曲・新録。ボーナストラックにはLINKIN PARKの名曲「Faint」を、Coldrain・Masatoをフィーチャーして収録。彼らが敬愛し、2017年急逝したLINKIN PARKのVo.チェスター・ベニントンに哀悼の意を込めて。Crossfaithの新境地とも呼べる、渾身のアルバム。
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Crystal Lake『HELIX』
世界を股にかけて活動する5人組の5作目は、またしても彼ら流のヘヴィー・ミュージックを更新した貫禄の出来映えだ。前作『True North』はクリーン・トーンのギターの比率を増やし、壮大なスケール感で楽曲の構築度を高めていたが、今作は冒頭の表題曲からAJ(イシューズ)参加の"Aeon"まで、いきなりブラストビートで攻めまくる鬼神の如き攻撃性を発揮。ダイナミズムを増したアレンジと相まって、いっそう磨きを掛けた演奏の破壊力がとにかく半端じゃない。特に"+81"はヘッド・バンギングせずにはいられない強靭な躍動感を叩き付けてくる。他、トライバルな質感で迫る"Hail To The Fire"、ケータイのヴァイブ音を用いるなど遊び心に溢れた"Just Confusing"など、粒立ちの良い楽曲が勢揃い。bounce (C)荒金良介
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THOUSAND EYES『DAY OF SALVATION』
日本のメタル・シーンの猛者が集結した5人組メロディック・デス・メタル・バンドが新たに設立した自主レーベル、BLOODY EMPIREからリリースする3枚目のアルバム。序曲的な"Dawn Of Despair"で幕を開けると、ラストまで獰猛なグロウルと、攻撃性を全開にして荒れ狂う超絶技巧のプレイが激流のように流れていく。そんななかでも強烈に耳へ飛び込んでくる、ドラマティックで美しいツイン・ギターが凄い! bounce (C)山口哲生
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BLOOD STAIN CHILD『AMATERAS』
メタル+トランス、EDM サウンドのパイオニアBLOOD STAIN CHILD、4th album『mozaiq』でVoを務めたSADEW が復活後の、初のアルバムをリリース! (C)RS
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Alhambra『The Earnest Trilogy』
GALNERYUSのYUHKI(key)率いるALHAMBRA、約3年振りとなる作品!2014年にMAHATMAの超絶ドラマーHidekiが加入し、hibiki(Ba:LIGHT BRINGER、Mardelas他)との最強のリズム隊が誕生!新機軸ともいえる「Warning You!」、『ニーベルングの指環』シリーズのスピンオフ的作品であるシンフォ様式美曲「Das Rheingold(ラインの黄金)」等を始めとする新曲と、永らく廃盤状態だったサード・アルバム『SOLITUDE』の大半の楽曲を現メンバーで再録し、新たな流れをもって再構築された、まさに待望の作品! (C)RS
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SIGH『Graveward』
CD
アナログ盤
1993年のアルバム・デビュー以来、ヨーロッパを主戦場として多くのアルバムをリリース、幾多の有名フェスにも参戦してきた実績を持ち、ヨーロッパのメタル・ファンでは既に重鎮としての地位を揺ぎ無いものにしているジャパニーズ・ブラック・メタルの伝説的バンドSIGH(サイ)が放つ集大成的アルバム!クラシック、フリー・ジャズ、インド、そして中央アジアの要素、思想を大胆に取り込んだ唯一無比のスタイルを構築。TRIVUMのフロントマン、マシュー・K・ヒーフィーをはじめ、DRAGONFORCEのフレデリク・ルクレルク、ROTTING CHRISTのサキス・トリスら豪華ゲストが参加! (C)RS
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明日の叙景『Awakening』
2018年にリリースされ、長らくソールドアウト状態であった明日の叙景初のフルレングスアルバム『わたしと私だったもの』がLewis Johns氏によるリマスタリング盤として発売。『過誤の鳥 E.P.』より2年が経過し、ついにリリースされる明日の叙景の1st Album『わたしと私だったもの(英題:Awakening)』。ポストブラックメタルを基盤としつつ、多くの実験を重ねたそのサウンドは斬新でありながら、独自の共通項の見出し方やメンバー自ら手がけるサウンドプロダクションによって純度の高いまとまった作品に昇華されている。新進気鋭の日本画家、丁子紅子-Choji Beniko-が手がけるアートワークは楽曲と共鳴し、明日の叙景のサウンドの気高さを強く引き立てている。 (C)RS
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2024年02月29日 14:53