3月29日公開:全国のタワレコ音楽大好きマスターによるセレクト・アイテム〈マスターズチョイス〉
2024年3月29日公開
世界に届くべき驚異の才能!
Osamu Fukuzawa『0-1』
Lo-Fi HIPHOPの立役者re:plusとの共作アルバムを海外のレーベルよりリリースし、JO1やKing & Prince、岩田剛典らへの楽曲提供までもこなす、日本の音楽界の0を1に変えてしまいそうな逸材が待望のフィジカルデビュー!中盤の転調のセンスにも驚かされる、FKJも真っ青なセクシーでメロウな②、KieferばりにJAZZとBEATミュージックの完璧な融合を聴かせる③④、ほろっときてしまいそうな後半⑫まで完全に世界基準。JAZZやHIPHOPどっぷりではなく、地元福岡のバンドYOHLUのサポートメンバーとしてROCK~POPS界隈で養われたという音楽観も面白い。(常谷)
渋谷店:常谷 卓
- 趣味
- adidas、Cazal
- 好きなジャンル
- HIPHOP、ネタもの
- 私を構成する3枚
- The Roots『Do You Want More ?!!!??!』
- Group Home『Livin' Proof』
- V.A.『Connect vol.1』
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ついにThird Manと契約、世界に羽ばたくか!?
Sheer Mag『Playing Favorites』
来日経験もあるフィラデルフィアのバンド。過去作がThird Manからリイシューされたのが伏線だったか、新作もThird Manからのリリースとなった。見た目もボリューム感あるクリスティーナのパワフルなヴォーカルを核とし、パワーポップとハードロックを行き来しながら痛快なサウンドを演奏。これまでも人気があったが、Third Manからのリリースということで一気にブレイクする予感もあり!(中上)
新宿店:中上 雅夫
- 趣味
- 読書
- 好きなジャンル
- ROCK
- 私を構成する3枚
- The Scruffs『Wanna meet The Scruffs?』
- Plimsouls『One Night In America』
- Tommy Hoehn『Spacebreak』
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引く手数多の若手ヴィブラフォン奏者がブルースを新解釈。
Joel Ross『Nublues』
NYジャズ・シーンを牽引する要注目のヴィブラフォン奏者=ジョエル・ロスによる、ブルーノート4枚目のリーダー作。コロナ禍にニュースクール音楽院で学んだブルースの精神を新解釈し、お馴染みのクインテットに、前作にも参加したフルートのガブリエル・ガロも加えて作り上げた本作。マレットを片手に1本ずつ持って演奏する王道なシンプル奏法だが、ルーツがドラムということもあり、打楽器の力強さを感じさせる時もあれば、ヴィブラフォン特有の幻想的な音色を活かしたタイトル曲⑦のようなスピリチュアルな雰囲気を優しく醸し出すなど、繰り出す音像は無限。今後も目が離せないプレーヤーです。(加藤)
広島店:加藤 信喜
- 趣味
- 散歩/スパイスカレー/島巡り
- 好きなジャンル
- J-POP、ROCK/POP、ピアノ曲
- 私を構成する3枚
- Chilly Gonzales『Ivory Tower』『Ivory Tower』
- ルネ・ラルー『ファンタスティック・プラネット』
- Gus Dapperton『Where Polly People Go to Read』
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ビッグ・シーフのエイドリアン・レンカーによるエモーショナルな新作。
Adrianne Lenker『Bright Future』
USインディー・シーンを牽引するエイドリアン・レンカーのソロ・アルバム。アコースティック・ギターを基調にフォーク~フリー・フォーク~サイケまで、オルタナティブなサウンドは森の中に佇むアナログ・スタジオDouble Infinityにて録音。穏やかに流れる歌声に対比するようなエッジの効いた緊張感も感じられエモーショナルな感情を揺さぶられる作品。(寺本)
神戸店:寺本 将巳
- 趣味
- 釣り/植物
- 好きなジャンル
- 60's~70's/HIPHOP/INDIES
- 私を構成する3枚
- The Kinks『Muswell Hillbillies』
- Smif-N-Wessun『Dah Shinin'』
- Galaxie 500『Today』
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豊かな響きと躍動するロックサウンドが心をつかんではなさい!
TONERICO『Valkyrie Notes』
Unlucky MorpheusのJill、soLiの星野沙織の女性ヴァイオリニスト2人によるユニットの1stアルバム。2人のバイオリンが織りなす豊かな響きと躍動するロックサウンドが心をつかんではなさい1枚に仕上がっております! まるで絵画のような、オペラのようなその美しさはまさに完璧。ロックファンにこそ聴いてほしい一枚! (松本)
横浜ビブレ店:松本 創太
- 趣味
- 喫茶店、睡眠
- 好きなジャンル
- CITY POP,AOR,ROCK,POPS…
- 私を構成する3枚
- サザンオールスターズ『Young Love』
- James Taylor『One Man Dog』
- Laura Allan『Laura Allan』
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前衛音楽の側面にして基礎誇る名盤1ST
Henry Cow『伝説(+4/SHM-CD/PS/RM)』
本作名義やアート・ベアーズやマサカーでの活動など多種多様な音楽性と実験精神が後続を生み続けるフレッド・フリスとティム・ホジキンソンを中心に結成されたカンタベリー最重要バンド:ヘンリー・カウの1973年発表1ST。知的で前衛的な楽曲を現在も有効的なスタジオ・ワークも駆使した完成度の高いアヴァンギャルド作品、最高です。追加4曲且つ2015年リマスター音源で待望の再発。(黒田)
梅田NU茶屋町店:黒田 朋規
- 趣味
- 興味と美味の探索
- 好きなジャンル
- 全般
- 私を構成する3枚
- ジミ・ヘンドリックス『BBC』
- グレン・グールド『ゴールドベルク変奏曲』
- エレファントカシマシ『生活』
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70'sサイケデリック&コズミックサウンドへの憧れを表現
Mildlife『CHORUS』
地元オーストラリアでARIAミュージック・アワードを2度受賞したサイケデリック・ジャズファンクバンドによる3rdアルバム。兎に角、アイザック・ヘイズ「シャフト」のイントロのような期待感で幕を開ける①「Forever」が素晴らしい。徐々に躍動するベースとパーカッションに誘われ、魅惑的な歌声と浮遊感あるキーボード、ギターカッティングが重なり、徐々に熱を帯びていく・・・他にもディスコティックな④、10分近くに及ぶ壮大なラスト⑦まで、気付けば彼らの神秘的で宇宙的なサウンドに引き込まれています。(山本)
久留米店:山本 祐介
- 趣味
- 読書、写真、スイーツ
- 好きなジャンル
- POPS、SOUL、JAZZ、FUNK
- 私を構成する3枚
- Stevie Wonder『Music Of My Mind』
- Donny Hathaway『Live』
- John Mayer『Continuum』
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祝!デビュー35周年。槇原敬之、永井真理子が参加した記念アルバム!!
辛島美登里『Coral』
辛島美登里さんの伸びやかな歌声が美しくとにかく心地よい!デビュー35周年を記念した本作には槇原敬之さん提供の楽曲やデビューから親交のある永井真理子さんとのデュエット曲を2曲収録など聴きどころ満載の作品。サウンド・プロデューサーに十川ともじ氏、レコーディング&ミキシング・エンジニアは小寺秀樹氏を起用しサウンド面でも聴きごたえある作品となっている。(小室)
イオンレイクタウン店:小室 雅哉
- 趣味
- 温泉、車、食、テレビ
- 好きなジャンル
- 90年代~00年代音楽
- 私を構成する3枚
- スーパーカー『HIGHVISION』
- フィッシュマンズ『宇宙 日本 世田谷』
- レディオヘッド『The Bends』
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だんだんと見つかり始めたいいバンドの3枚目のアルバム
家主『石のような自由』
2019年発売の1stアルバムがタワレコメンに選出され、だんだんと見つかり始めているバンドの3枚目。草野マサムネや岸田繁からも賞賛され、スピッツやくるりなどの音楽が持つ”いい曲”の条件みたいなのを本能的にインプットしてアウトプットしてくれる弱冠30代くらいのいい感じのバンドで、彼らがこれまで聞いてきたであろう様々な音楽の再解釈能力のセンスが抜群なのと、とにかく聞いていて気持ちいい曲ばかりをいい感じの脱力感とゴリゴリのいい音で鳴らす、うらやましすぎるバンドです。(油座)
郡山店:油座 友里恵
- 趣味
- 川、寺、本、食
- 好きなジャンル
- バンド、歌
- 私を構成する3枚
- スピッツ『ハチミツ』
- バーバラ・ボニー『ヴォルフ&R.シュトラウス:歌曲集』
- ヒグチアイ『最悪最愛』
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カルロス・ニーニョとの共同プロデュースによるアンビエント作品!
Andre 3000『New Blue Sun』
2023年末の配信リリースで大きな話題となったアルバムが待望のフィジカルリリース。近年のアンビエント~ジャズの重要人物カルロス・ニーニョが共同プロデュース、気鋭のインストルメンタリスト達を配しての仕上がりは、他にない、絶妙な人懐っこさやをグルーヴを感じさせるもの。ファラオ・サンダースらJAZZの先人の作品を思わせるジャケットも内容を象徴しているかのようで最高です!(小山)
オンラインMD企画・運営部:小山 健
- 趣味
- レコード収集、モダン建築巡り
- 好きなジャンル
- 60年代よりのレア・グルーヴ
- 私を構成する3枚
- James Brown『Gettin' Down To It』
- Salami Rose Joe Louis『ズラティー・ソース・ネフュー』
- 坂本龍一『オネアミスの翼』
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フォークを基調に神話的な風景を描いたデビュー作
Tapir!『The Pilgrim, Their God and the King of My Decrepit Mountain』
南ロンドンを拠点に活動する6人組によるデビュー作。ベースにはフォークを置きつつ、胸を締めつけるメロに泣ける⑪、レディオヘッド的なアルペジオに耳を奪われる②、弾き語りのシンプルな導入から数々の楽器を重ねて大団円を迎える⑫まで、とにかく曲が良い!それぞれの章の冒頭でナレーション、フィールド・レコーディングされた音が展開される事で、その世界観に没入できる流れも見事。(廣川)
商品本部 商品統括部:廣川 奏
- 趣味
- 料理/ラジオ/読書/動物園・水族館巡り
- 好きなジャンル
- INDIE ROCK/ACID FOLK/AMBIENT
- 私を構成する3枚
- The High Llamas『Hawaii』
- Vincent Gallo『When』
- SAKEROCK『ホニャララ』
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タグ : マスターズチョイス
掲載: 2024年03月29日 12:00