アーティストが各テーマに沿ったお皿(CD)を紹介する連載に、今月からOKAMOTO'Sが登場!! 各年代ごとの名盤をメンバーが交互に紹介します。まずはオカモトショウがオススメする60年代編からスタート!!!
[ 今月のテキスト ] THE ROLLING STONES 『England's Newest Hitmakers』 Decca
60年代のおススメの作品は、64年のストーンズの作品。60年代には歴史に名を残した、オレの大好きなアルバムが数多く存在するけれど、だからこそこの作品を選んでみました。あのストーンズのファーストだから。やっぱり自分のなかで重要な位置に根差してるアルバム。
音が特別良いとか、演奏が別格とか、そういう訳じゃないんだけど、でもやっぱりこのアルバムに収まってる時代の空気感とか、バンドを始めたての〈すべてに夢中なんだろうな〉っていう雰囲気とエネルギーが、グルーヴになって襲いかかってくる。
このアルバムはOKAMOTO'Sにとっても重要な作品で、オレたちがバンドを組んでから、“Route 66”“I Just Wanna Make Love To You”“Walking The Dog”とかはすぐさまカヴァーして、当時のライヴで主要な曲として演っていた。
このアルバム、実は大半がカヴァー曲なんだけど、その〈他人の曲をカヴァーして演奏する〉というスタイルもオレたちにはピンと来たし、そういう60年代のバンドのやり方は受け継ぎたかったからオレたちのアルバムにもカヴァー曲を収録しています。
文句なしで、ロックが好きなら避けては通れないアルバム。オススメというか、もはやベーシック! 絶対聴いてほしい!
PROFILE/OKAMOTO'S
オカモトショウ(ヴォーカル)、オカモトコウキ(ギター)、ハマ・オカモト(ベース)、オカモトレイジ(ドラムス)から成る4人組ロック・バンド。〈JAPANESE NEWEST HITMAKERS〉となるべく(!?)、ストーンズよろしく怒涛のリリース攻勢を仕掛けている彼らのニュー・アルバム『オカモトズに夢中』(ARIOLA JAPAN)は、11月3日に発売予定! 彼らが岡本太郎人形と共演したタワーレコードの〈NO MUSIC, NO LIFE.〉ポスターも、現在各店舗にて掲出中です。12月には初の東名阪ライヴも控えた彼らの最新情報については、オフィシャルサイトをご覧ください。