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アルバムに繋がるトラヴィスの外仕事!

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NEW OPUSコラム
公開
2011/05/19   18:59
更新
2011/05/19   18:59
ソース
bounce 330号 (2011年3月25日発行)
テキスト
文/升本 徹

 

ブリンク182を筆頭にタイプの異なる複数のバンドや故DJ AMとのユニット=TRV$DJAM、クロージング・ブランドの運営などなど、その活動が多岐に渡っているトラヴィス・バーカーだが、今回のソロ作へと繋がっているのはテキサスの人気ラッパー、ポール・ウォールやトランスプランツでも組んでいるスキンヘッド・ロブとのエクスペリメンタルなユニット=エクスペンシヴ・テイストだろう。ロックやハードコア、ヒップホップなどをブレンドしたそのサウンドは、トラヴィスのエッジーなヒップホップ・サイドでのプロデュース・ワークへも通じており、その手腕はT.I.やバン・Bらのアルバムでもお披露目済み。当然ドラマーとしてもリル・ウェインをはじめ多くの作品に参加しているが、一方非公式モノも含め、ヒット曲やストリートのホット・チューン(最近だとワカ・フロッカ・フレイム“Hard In Da Pain”など)に自身のドラム・プレイをオーバーダビングしたオリジナルなヒップホップ/ロックの交配リミックスにも定評があり、ストリート・トレンドの指針にもなっているほど。

 

▼トラヴィス・バーカーが参加した作品を紹介。

左から、ポール・ウォールの2010年作『Heart Of A Champion』(Swisha House/Asylum)、T.I.の2005年作『King』(Grand Hustle/Atlantic)、リル・ウェインの2010年作『I Am Not A Human Being』(Young Money/Cash Money/Universal)、フロウ・ライダーの2009年作『R.O.O.T.S.』(Poe Boy/Atlantic)、ウォーレンGの2009年作『The G Files』(TTL/eOne)

 

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