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(第7回)LinQに出会って変わりましたか?

連載
LinQにQつのQuestion!
公開
2012/04/11   17:59
更新
2012/04/11   17:59
テキスト
インタヴュー・文/出嶌孝次


LinQ4-7



桜の季節は終わらない――記念すべきデビュー1周年アニバーサリー公演、そしてファースト・アルバム『Love in Qushu ~LinQ 第一楽章~』のリリースまであと1週間! 九州・福岡から日本全国にリンクし、タワレコのアイドル・レーベル=T-Paletteから破竹の勢いを見せつける30人超の大所帯グループ、LinQ。その魅力を多面的に追求する九州感全開のQ週間連載も、ハッピー! ラッキー!な7週目。今回はアルバム・リリースにちなんで、その舞台裏で奮闘してきた制作チームに迫ってみましたよ。



・連載の第1回「LinQって何ですか?」はこちらから!
・連載の第2回「ユニットが2つあるんですか?」はこちらから!
・連載の第3回「1年経ってどうですか?」はこちらから!
・連載の第4回「自分だけの魅力は何ですか?」はこちらから!
・連載の第5回「いちばんの思い出は何ですか?」はこちらから!
・連載の第6回「LinQを知っていましたか?」はこちらから!



とんでもない話だと思った



4月17日にZepp Fukuokaで行われるデビュー1周年記念ライヴ〈LinQ 1st Anniversary「豚骨革命! 濃すぎたらごめんたい!」〉、そして翌18日にリリースされるアルバム『Love in Qushu ~LinQ 第一楽章~』まであと1週間! そんなLinQと共に1年間を駆け抜けてきたのが、楽曲やダンスの振付などでパフォーマンスの根幹を作り出してきたクリエイターたちです。今週は雑草グループの開花を促した4名の裏方たちにフォーカスしてみましょう。統括プロデューサーのTOMY、振付を担当するSO、サウンド・プロデューサーのH(eichi)、大半のソングライトと全曲のアレンジを手掛けるSHiNTAの各氏にいろいろ訊いてみました!



Q. 皆さんそれぞれの経歴を紹介してください。

TOMY「もともとはミュージシャンでしたが、途中でディスコのDJに転向しました……食えなかったので(笑)。その後はAM、FMのDJを経てラジオ・ディレクターになった感じです。ただディスコがクラブに変わってもいまだに現役でDJはしています。DJ歴は35年ですね」

SO「福岡在住で、Be Bop Crew(*)というダンス・チームのメンバーです。2001~05年の間はDA PUMPの振付とバックダンサーを務めていました」
*今年で結成30年を迎えた日本のストリート・ダンス・チームの草分け。その現代表を務めるSOは、現在ダンススクール/スタジオのFEEL STUDIOを運営して後進の指導にもあたっている。

H(eichi)「福岡を拠点に活動をしてます。わりとマルチ・クリエイトで楽器、作詞、作曲、写真、映像……必要に駆られてやっているうちに、何でもできるようになりました(*)」
*ラジオDJとして活動した後にミュージシャンに転身し、three tight bで2004年にメジャー・デビュー。ソングライターとして中島美嘉や藤井フミヤ、茉奈佳奈らの楽曲に携わっているほか、オーディション番組「歌スタ!!」にも出演していた。

SHiNTA「福岡在住の作曲・編曲家です。中学生の頃にシンセサイザーと出会って作曲を始めました。専門学校を卒業した後、TWO of COLORSというユニットやバンドでの活動を経て、アレンジや作曲の仕事をしています(*)」
*ソングライター/アレンジャーとしてalanや松藤量平らの楽曲に携わっている。


Q. 皆さんがLinQに関わるようになったきっかけは?

SO「きっかけは統括PのTOMYさんに誘われたんで(笑)。おもしろそうだなと思いましたね」

H(eichi)「自分もTOMYさんからの誘いですね」

TOMY「立ち上げ前に運営スタッフからいろいろ相談されて、初めは〈オーディションはこういうふうにやったら?〉〈衣装デザインはこういう所に頼んだらお金がかからないよ〉とか〈宣伝はここ紹介するから……〉っていうアドヴァイスくらいで、そんなに関わるつもりはなかったんです。ただ、当初オリジナルを5曲/コピー5曲でパフォーマンスするみたいなことを言ってたので、〈せっかくなら全曲オリジナルでやったら? 作家と振付師は紹介するから〉ということでH(eichi)氏とSO氏に声をかけ、オーディションで彼女たちを選んだところからずっぽりハマッてしまいましたね(笑)」

SHiNTA「僕はH(eichi)さんからお誘いいただきました。いままでアイドルの楽曲とはあまり縁がありませんでしたので、どうしていいものか迷っていましたね」



LinQ_A1
Photo by Kayoko Yamamoto



Q. 運営サイドからコンセプトを聞いた時はどう思いましたか?

H(eichi)「とんでもない話だと思いました(笑)」

SHiNTA「〈デビューまでに10曲欲しい!〉と言われた時は驚きました。無茶だ!と思いつつも、eichiさんと話し合いながらたくさんのヒントをもらいました」

TOMY「運営が掲げた〈九州を盛り上げる〉というコンセプト自体はありがちなものでしたから、それをどういう形で実現させるのか、〈アジアへ飛び立つ〉というのも具体的に何をするのか……そこに向かって意欲が涌いたのは事実です。いまは試行錯誤しながら少しずつ見えてきています」


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