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未来の音シリーズ ガラ・コンサート

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公開
2013/02/04   17:18
ソース
intoxicate vol.100(2012年10月10日発行号)
テキスト
text:横堀朱美

(左から)木村大、三浦一馬、北村朋幹、横坂源、佐藤俊介 ©Gilles-Marie Zimmermann

気鋭の若手演奏家たちが集結するガラ(祝祭)・コンサート

交通至便な都心の目黒区柿の木坂に佇む「めぐろパーシモンホール」。その開館10周年を祝し、若手演奏家シリーズ「未来の音」のガラ・コンサートが開かれる。

「未来の音」シリーズは、今後の活躍が待望される若手演奏家にスポットをあて、彼らの「今」の演奏を聴き、「未来」の輝きに思いを馳せるというコンセプトのもと、2007年にスタート。若き才能の開花を目の当たりにできるこの人気シリーズには、これまで16組のアーティストが登場した。開館10周年のアニバーサリーを華やかに彩る今回のガラ・コンサートにも、才気ほとばしる気鋭の演奏家たちが集結する。彼らは、魅力あふれるプログラムと魅惑の響きで極上の音空間を満たし、聴き手の心を熱くしてくれるにちがいない。

まずは、日本を代表する若手実力派ギタリスト木村大。第39回東京国際ギターコンクール史上最年少(14歳)優勝をはじめ、数々のコンクールを制覇して注目された。以来、国内外で広範な演奏活動を続けており、また17歳でのCDデビュー以来、7枚のCDとDVDを発売し、ファンを魅了している。今回は木村大のオリジナル《エアーズロック》、チック・コリアの《スペイン》、木村大編曲によるベートーヴェンの《月光》他を披露する。

第33回国際ピアソラ・コンクールで日本人初、史上最年少(18歳)で準優勝を果たした三浦一馬は、日本のバンドネオン界の新時代を切り開く期待の俊英。今回はオール・ピアソラ・プログラムを組み、ピアソラの魅力、バンドネオンの魅力を余すところなく堪能させる。共演に長原幸太(ヴァイオリン)、黒木岩寿(コントラバス)、大坪純平(エレキギター)、山田武彦(ピアノ)を迎える。
さらに、世界レベルの演奏家として進化し続ける3人の若手実力派、ピアノの北村朋幹、チェロの横坂源、ヴァイオリンの佐藤俊介が、圧倒的な技術と表現力でドヴォルザークの《ピアノ三重奏曲第4番「ドゥムキー」》他を聴かせるのも要注目。この機会にぜひ聴いておきたい。

『未来の音シリーズ ガラ・コンサート』 

2013年3/2(土)15:30開場/16:00開演
◇出演:木村 大(ギター) 曲目:木村大:エアーズロック/チック・コリア:スペイン/ベートーヴェン: 月光(編曲:木村大) ほか ◇出演:三浦 一馬(バンドネオン)長原幸太(vn)黒木岩寿(cb)大坪純平(e-g)山田武彦(P) 曲目:〈オール・ピアソラ・プログラム〉現実との3分間/フーガ9/ブエノスアイレスの冬ほか ◇出演:北村 朋幹(P)横坂 源(vc)佐藤 俊介(vn) 曲目:ドヴォルザーク: ピアノ三重奏曲 第4番 ホ短調『ドゥムキー』 ほか
会場:めぐろパーシモンホール 大ホール
http://www.persimmon.or.jp/

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