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(第1陣)新潟決戦 VS Negicco――雪の舞い散る越後の地で見せた1500%の気合い。戦いの時は来た!

連載
アップアップガールズ(仮)対バン行脚(仮)
公開
2013/02/28   17:30
更新
2013/02/28   17:30
テキスト
文/土屋恵介、写真/Susie


アップアップガールズ(仮)対バン行脚(仮)



対バン相手の本拠地に乗り込んで1対1のガチンコ勝負! アウェーの地で生き様を刻む〈戦い続けるアイドル〉=アップアップガールズ(仮)の激闘譜!!



自分たちの現状や心境とリンクした歌詞を、抜群のメロディーとエッジーなEDMサウンドで歌い、絶妙なダンス・フォーメーションで魅せるアップアップガールズ(仮)。毎月の音源リリースや、激しいライヴ・パフォーマンスなどで注目を集める、ただいま大躍進中の7人組ガールズグループだ。かつてハロプロエッグ(現ハロプロ研修生)に所属していた7人は、エッグ時代最後の公演を行った思い入れの深い横浜BLITZにて、3度目のワンマンライヴ〈アップアップガールズ(仮) 3rd LIVE横浜BLITZ大決戦(仮)〉を4月13日に控えている。

2011年の結成から足掛け3年、上へ上への精神で活動してきたアプガの集大成を見せる横浜BLITZ公演。だがしかし、彼女たちの現状に「まだ何かが足りない」と苦言を呈する人物がいた。現在アプガが参加するT-Palette Recordsのボス、タワーレコード社長の嶺脇育夫である。昨年12月のワンマン〈アップアップガールズ(仮) 2nd LIVE 六本木決戦(仮)〉のステージ上で、嶺脇の口から「アプガには、まだ戦いが足りない」と発せられたのだ。このままで横浜BLITZを成功させられるのか!?という叱咤激励の意味を込めて、今回の〈アップアップガールズ(仮)対バン行脚(仮)〉が決定したのである。ローカルアイドルのホームに出向き、1対1の真剣勝負を挑む過酷なツアー。アプガがさらに戦闘能力を高めるには、完全アウェーでの戦いこそ必要不可欠の試練ということだ。対戦相手は、新潟のNegicco、仙台のDorothy Little Happy、松山のひめキュンフルーツ缶、福岡のLinQ、そして東京はBiSと、それぞれタイプの違う強者ばかり。各地の武将に侍魂で宣戦布告し意気上がるアプガに、ツアーに挑む気持ちをズバリ訊こうじゃないか。



アップアップガールズ(仮)



「私たちは、アプガのガツガツ感を前面に出して、各地ひとつひとつの対決を思いっきり戦いたいと思います。他にガツガツしてるグループもいますけど、それ以上にガツガツしていきたいです!」(佐藤綾乃)

「ひとつひとつが大事な試合になると思うので、いままでの私たちよりも一個上を目指して、幾つもステップアップしたいです。行脚が終わったあとの単独ライヴに向かって」(古川小夏)

「どの決戦も勝ち勝負にして、そして4月の単独ライヴでは、いろんなところで吸収したものを全部爆発させたいです」(仙石みなみ)

「今回、練習ジャージをお揃いにしたんです。それくらいウチらは仲がいいんです。その絆で、いろんなアイドルさんと戦って勝利をつかみたいと思います!」(新井愛瞳) 「対戦相手は毎回違うので、ウチらはその日にしかできない熱いライヴをするだけです」(佐保明梨)

「全勝しつつ、そのグループさんの良さを吸収しながら、新しい自分たちらしさを見つけて横浜BLITZに向いたいです」(関根梓)

「対バンで勝ちつつ楽しみながら、4月13日に繋げられるように、毎回ワンステップ上がっていけたらと思います」(森咲樹)



アップアップガールズ(仮)



ネギを刻んで食ってやる!



〈対バン行脚〉の第1戦となる2月24日の相手は、T-Paletteのレーベルメイトであり、普段からも交流のあるNegicco。サウンドもメンバーもアッパー寄りなアプガだが、Negiccoはサウンドもしなやかで人柄もほんわか。しかし、キャリアは約10年、苦労の数では負けちゃいない。戦いを挑まれたNegiccoは、どのような姿勢でこの勝負に臨むのだろう。

「アプガさんは攻める感じですよね。Negiccoとはタイプが全然違うので、対バンは違った要素があって楽しいと思いますね」(Megu)

た要素があって楽しいと思いますね」(Megu) 「アプガさんは、ガッツリガッツリ来るじゃないですか。私たちはユルい感じなので(笑)。良いとこは吸収しつつ、私たちらしさでできればなって」(Kaede)

「〈対バン行脚〉の初戦ですよね。向うは戦う気持ちですけど、私たちは戦わない感じなんですけど(笑)。でも、本気でやる気持ちはあります。精一杯私たちらしさを出して、このステージが〈対バン行脚〉でいちばん皆さんの記憶に残るライヴにしたいです」(Nao☆)

にこやかに、そしてひそやかに闘志を織り交ぜるNegiccoであった。



アップアップガールズ(仮)



戦いの場は新潟LOTS。当日は、前夜の晩から大雪で、日中も小雪舞い散る天候。寒さはかなり堪える。(ほぼ)関東在住のアプガにとってはキツい状況も、Negiccoにしてみれば慣れっこの環境。こうしたことも、アウェー戦の厳しさのひとつといっていい。いよいよ幕を開ける〈対バン行脚〉初戦の本番直前に、Negicco戦の意気込みを7人に語ってもらった。

「やっぱり1発目は大切だと思うので、盛り上がっていきたいです。普段仲良くさせてもらってるNegiccoさんですけど、今日は負けません! 今日は勝って、なおかつもっと仲良くなって帰れたらいいなと思います」(森)

「Nao☆さんが一見静かそうに見えたんですけど、思った以上に弾けてる人でビックリしました。だから、侮っちゃいけないなって」 (関根)

「侮ってちゃダメでしょ(笑)。初戦から汗たっぷりで思いっきりぶつかりたいです」(佐藤)

「Negiccoさんって、ファンもメンバーもやさしい雰囲気があるので、それに飲まれちゃったら私たちのライブは成立しないんです。私たちはいつものガツガツ感を忘れずに、私たちのガツガツ感がもっと映えるくらい、Negiccoさんとのギャップを楽しんでもらえるライブにしたいです」(古川)

「(葱)にしてやる~」(仙石)

「ネギを刻んで食ってやる!」(新井)

「生で丸のみです!」(佐保)

「首に巻いて寝てやる!」(新井)

「それ、健康じゃん(笑)!」(古川)

気合とデタラメの入り交じる、何ともアプガらしい控え室。とはいえ、初戦の不安が見えるのは当然のこと。そんな彼女たちのもとに頼もしい来客が。現在新潟に住みラジオDJなどで活躍している元メロン記念日の斉藤瞳さんが駆けつけてくれたのだ。事務所の元先輩であり、アプガはメロン記念日の“お願い魅惑のターゲット”をカヴァーしていたりと何かと繋がりのある間柄。斉藤さんとの久々の再会に喜ぶメンバーたち。そこで気分をアップアップさせた7人は、不安と緊張を振り払うかのように、“overture(仮)”の鳴り響く本番のステージへ、いざ出陣!


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