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【第21回】――ZOKKON SUMMER SPLASH!!!

Tokyo Cheer② Party

連載
ZOKKON -candy floss pop suite-
公開
2013/07/10   17:59
更新
2013/07/10   17:59
ソース
bounce 356号(2013年6月25日発行)
テキスト
インタヴュー・文/ピ〜ス!久保田


チアフルな風を浜松町から届ける18人祭り!!



チアチア_A
【メンバー紹介】後列左から:バーンスタイン織美也(98年生まれ)、原口貴妃(98年生まれ)、安藤朱音(95年生まれ)、斉藤智子(90年生まれ)、富永良美(98年生まれ)、平山くるみ(2000年生まれ)。中列左から:桑澤奈月(2000年生まれ)、桝元沙耶(96年生まれ)、吉村瑠莉(98年生まれ)、澤美帆(92年生まれ:リーダー)、芦原優愛(93年生まれ)、平井杏奈(96年生まれ)、山田真帆(95年生まれ)。前列左から:原田里佳子(93年生まれ:リーダー代行)、澤翔子(95年生まれ)、中西悠綺(97年生まれ)、須永留奈(95年生まれ:リーダー補佐)、澤田樹奈(97年生まれ)



〈全国のお父さん、若きサラリーマン、頑張っている人を応援する天然純情派アイドル〉なるコンセプトを掲げ、それこそオフィスがひしめく東京・浜松町(プロジェクトを立ち上げた文化放送の所在地)を拠点に2010年夏から活動を続けてきたTokyo Cheer② Party(通称:チアチア)。昨年末に3期生が加入して18名にパワーアップし、今年1月に初のワンマン・コンサートも敢行した彼女らが、いよいよメジャー・デビューすることに!

澤美帆「いまでもまだまだだなって思うところはあるんですけど、私たち、お披露目の時点からやらせていただけるステージがあって、ラジオのレギュラーを持たせていただいたり、そういう意味では他のアイドルさんより恵まれている環境だったんです。でももっと早くメジャー・デビューしてたら、ファンの皆さんといまのようなアットホームな環境は作れていなかったんじゃないかなってすごく思いますし、チアチアファミリーの皆さんといっしょにここまで来たな!っていう気持ちがすごく強くあります」

ナチュラルでピュアなメンバーのキャラクターと同様に人懐っこさを備えているのが、彼女たちの楽曲。キャッチーなメロディーもさることながら、アレンジ面ではホーンを利かせたファンキーなものからエレポップまで、音の情報量やスピード感は控えめながらもしっかりと味付けされたインディー時代の楽曲群は、それこそ〈ラジオ世代〉のリスナーからも好感を持たれるであろう出来映えだった。メジャー・デビュー・シングルの“ガムシャラスピリッツ”も、軽やかに連打を刻むピアノ──いにしえのロックンロールの香りをスパイスに盛り込みながら、火の玉のように燃える〈いまの思い〉を元気いっぱいに放つナンバーだ。

原田里佳子「〈不器用だってヘタクソだって一生懸命やるんです♪〉って、私たちが歌う姿を見て元気になってもらえる曲だと思いますし、私たち自身も歌いながら元気になれる曲ですね」

須永留奈「〈フレー!フレー!〉とか、すごくストレートな言葉だから、歌っていても入って来やすいですし、いろんな人をガムシャラにさせたいです!」

中西悠綺「〈未来のトビラ開けるのはいつでもガムシャラスピリッツ♪〉っていう歌詞があるんですけど、ガムシャラになることの大切さを教えてくれる曲だと思います」

澤翔子「私、歌に対する苦手意識があるんですけど、“ガムシャラスピリッツ”を歌うときは特に……そんなんじゃダメだ、ガムシャラにやらなきゃ!って私自身も感じたことを、聴いていただいたみなさんも感じていただけるんじゃないかなって思います」

一転してカップリングにはバラードの“恋の距離”と友情を歌う“学びの道”というしっとり系のナンバーを収録。そんな楽曲たちを携えて、チアチアは夏へと走り出す。今年の〈TIF〉でも、もちろん見逃せないアクトであることは言うまでもなく!

翔子「アイドルに興味のある方が集まってくださるイヴェントだから、そこでチアチアらしさを出していければ、好きになってもらえる可能性も高いと思うんですよ。なので、今年も気合いを入れていきたいと思います」

里佳子「今年のTIFでチアチアは名を上げたねって言われるぐらいのライヴをやりたいです」

留奈「ステージでは表情とかフリでも曲の世界観を表現しているので、ライヴに来ていただければもっと興味を持ってもらえるんじゃないかなあ」

悠綺「チアチアの曲はすごく魂が込められてると思うんですよ。私自身も魂込めて歌ってるし、泣けてきそうなときもあるんです。だから、聴いてくださる方にもそう感じてもらえるように……」

美帆「コンセプト通りに元気やエールを届けるアイドルという面はもちろんですけど、普通に〈いいね!〉って言ってもらえる曲ばかりだと思っているので、これからは〈Tokyo Cheer② Party〉という独自のカテゴリーを作っていきたいですね」



▼チアチアのインディー時代を集大成した2012年作『私たち、Tokyo Cheer② Partyです。ハイッ! ベストだょ』(クライムミュージック)。

シングル4枚分の音源に新曲もプラスした充実の内容です!

 

▼『ガムシャラスピリッツ』の限定盤を紹介。

左から、タイプA(1班衣装ジャケ)、タイプB(1班水着ジャケ)、タイプC(2班衣装ジャケ)、タイプD(2班水着ジャケ)