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【第28回】――Party Rockets

今月のZOKKONディスク1・2・3・4・5・6・7・8・9!

連載
ZOKKON -candy floss pop suite-
公開
2014/04/09   17:59
更新
2014/04/09   17:59
ソース
bounce 365号(2014年3月25日発行)
テキスト
ディスクガイド/出嶌孝次


クルミクロニクル 『Second Spring EP』 PAV

遠慮なくベース投下される“Prismic Step”から絶好調、活動1周年という節目に5曲入りのEPが登場。清唱のキラキラ映える“オレンジ”、コズミック・チョッパーな“KITTY”と、今回も抜群の仕上がりです! USAGI DISCOとふぇのたすによるリミックスもそれぞれ文句ナシ。

 

とちおとめ25 『LOVE とちぎ』 ベルウッド

良い意味での〈ご当地〉感をキープしているのが好ましい、栃木の現9人組が待望のアルバムを完成しました。これまでのシングル収録曲をほぼすべてパッケージし、JA全農とちぎのTVCMソング“どっかーん! いちご作戦”を加えた苺づくしの一枚。聴後感はとにかく賑やか!

 

KGY40Jr. 『KGYワンダーランド vol.1』 Eggs'n Muffin

鎌ヶ谷の怪曲ポッセから届いた久々の新作は、Doggy Gangら派生ユニットの動きもまとめたコンピ仕立ての遊園地アルバム! 皮茶パパのおもて梨GALSの“INTERESTING!!”(PVも必見)を筆頭に説明しづらいクラクラ感が満載で、相変わらずヤバい。Yasterizeのリミックスも収録。

 

吉木りさ 『ペントミノ』 コロムビア

この名義で初のアルバムがついに登場。前山田健一とのシングル群で抱かれたイメージに、泣きのバラード“わたし、もっと”をはじめ、奥村愛子や板垣祐介らによる新曲のピースを加えて形成されたバランスが良いです。民謡に根差した歌唱力の安定感は言わずもがな。

 

Juice=Juice 『裸の裸の裸のKISS/アレコレしたい!』 hachama

今年最初のシングル。ややT&Cっぽいラテン意匠の“裸の裸の裸のKISS”はパシャパシャ鳴り続けるクラップだけでOKな中毒性がたまらん系。一方の“アレコレしたい!”は初期スマイレージをうっかり思い出せる可愛らしさです。今回はどのタイプのジャケもかっこいいのがポイント!

 

前田彩里 『やくそく/きみ時々ハート』 Aries

ハロプロエッグの1期生で、しゅごキャラエッグ!やAKBN 0を経てソロ活動をスタートした16歳。これは待望のソロ・デビュー・シングルで、いずれもキャッチーな楽曲を典型以上のものに引き上げる表現力が感じられます。参加が発表されたティーンズ☆ヘブンでの活動にも期待!

 

アイリス 『魔法の呪文/アイリス』 MORADO

i☆Risと混同注意ですが……こちらのアイリスは元テクプリの3名がそのまま結成した仙台の新ユニット。初のシングルがいよいよタワレコでも流通開始しましたよ。EspeciaやGALETTeを追随するディスコ~ブラコン歌謡で、ハキハキした歌唱とのアンバランス感覚があります。

 

星野みちる “離して、、、” HIGH CONTRAST/ヴィヴィド

好事家の間で評判も高まってきた彼女。昨年末のCD付き7インチ“マジック・アワー”に続く今年の初リリースは、逆に7インチ付きのCDシングル。都会情緒の煌めく表題曲に切ないバラード“Wish on a Starry Night”の2曲を収録。で、ここから4か月連続リリースの開始ですって!

 

Peach sugar snow “人魚~泡になって消えても~” K&M

山梨から届いた美しすぎるニュー・シングル。幼女たちの愛くるしさに余計な防護本能(?)を働かせて視界から外していた人も多いと思いますが、もう無視できません! 息漏れのウィスパー歌唱で綴られる瞑想的な音世界は、初期のシャルロットやカヒミ好きならドンピシャですよ。

 

【今月の往生際】その他のアルバム作品についてはP82からのNew Opusもチェックしてね! 音が間に合わなかったので未掲載だけど、TRICK8fとFantaRhymeのニュー・シングルが楽しみすぎる!

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