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CODE-V 〈再会〉 Zepp Tokyo公演&カヴァー・アルバム『Love&Harmony』発売に向けてのインタビュー

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K-POP LOVERS!
公開
2016/02/19   18:00
テキスト
interview:長澤香奈(タワーレコード)

 


(左→右)テフン、ナロ、サンウ、ウシク

 

2013年12月に行われたCODE-Vの日本武道館ライヴ〈約束〉で、オリジナル・メンバーである、サンウ、ナロ、ルイ、ソルがファンと交わした約束が、2年3か月の時を経て果たされる時が来た。同年末に活動を休止したサンウ、ナロの2人が復帰し、4人体制となったCODE-Vのワンマン・ライヴ〈再会〉が、3月18日(金)にZepp Tokyoにて開催となる。今回は、2人の不在時にグループを支えてきたウシク、テフンと共に迎える初めての単独公演に向けての意気込みに加えて、3月30日に発売されるカヴァー・アルバム『Love&Harmony』の話もお伺いしました。
※この日はウシクさんは欠席です。

 

ウシクとテフンのためにもっと頑張りたいっていう思いも僕は強くて(ナロ)

――サンウさん、ナロさんが復帰して少し経ちましたが、4人で活動してみていかがですか?

ナロ「正直、かなりいい感じです。オリジナル・メンバーは歳の差があまりないので、みんな友達みたいな関係性なんですね。ウシクとテフンとは歳の差もあって、2人は新メンバー候補生だったときから僕たちのことを見ているので、2人がオリジナル・メンバーをすごくリスペクトしてくれているのが伝わってくるんです。学ぶこともあるし、教えることもある。4人の関係がいいからできることがたくさんありますね。あと、僕自身は、先輩としてちゃんとしなきゃと思う部分や、入隊しているときに学んだこともあるし、いろいろ大人になっていこうって」

テフン「お兄さんたちが戻ってきて、とにかく面白いです。ウシク先輩と僕の関係は前と変わらないんですけど、CODE-Vのメンバーはもともとの性格がユーモアがあって面白いので、楽屋にいる時間が超楽しい。めっちゃうるさいです(笑)」

サンウ「テフンとウシクは後輩ですけど、しっかりしてて、僕もナロも見習わなきゃなって思います。逆に僕たちを見てそう感じることもあるだろうし……。ウシクが凄いなって思うのは、何でもノートに書いて、勉強してるところ。自分が練習をしている曲の歌詞を覚えるときも、自分をそのストーリーの主役に見立てて、紙に絵をかきながら歌詞を覚えたりしているんです。凄い熱心だなって。テフンは、10代なのに、大人っぽくて、しっかりしていて、頼もしいなって思います」

ナロ「ウシクとテフンのためにもっと頑張りたいっていう思いも僕は強くて。まだ惹きだせていない魅力もたくさんあるだろうし、みなさんに伝えきれていないものもあると思うし、もっと2人をみんなに知ってもらえるように僕自身も頑張りたいです。正直、2人がCODE-Vに入ってくれたことは、すごくありがたいって思ってるんです。CODE-Vへの情熱があって。練習しているときの様子を見て、感動したりしてるんですよ」

テフン「ナロ先輩もサンウ先輩も、僕から見たら凄く年上ですけど、こんなに歳が離れてると、年下の言葉をちゃんと聞いてくれない人もいるじゃないですか。でもお兄さんたちは、僕が言うことも最初から尊重して、しっかり聞いてくれて、ありがたかったです。僕もそういう大人になりたいなって。僕はCODE-Vとして活動をしながら、〈CODE-Vとして売れたい!〉っていう気持ちが強くて、その目標に対してどうしたらいいかっていうことをずっと考えていて、2年が過ぎたんですけど……。お兄さんたちが戻ってきて、お兄さんたちと話したら、お兄さんたちに比べて、僕の気持ちはまだまだ足りなかったなって改めて思っているんです。CODE-Vへの情熱が強くて、大人として客観的に考えている部分もあって、そういうところを見習いたいなって思います」

Zepp公演は、オリジナル・メンバー時期のCODE-Vを思い出す感じに近くなるかも(テフン)

――そんな、いい関係値のなかで迎える3月18日のZepp Tokyoワンマンですが、どんな公演になりそうですか?

テフン「この4人でのワンマン・ライヴは初めてだし、この公演が終わったらルイ先輩が戻ってくるので、今回が最初で最後になると思うんです。そういう意味でも貴重というか。ウシク先輩と僕は、いままでのスタイルとは違うだろうし、オリジナル・メンバーのCODE-Vを見ていた方にとっては、そのころを思い出す感じに近いんじゃないかなって。僕たちがお兄さんたちの色にどうやって混ざっていくのか、という部分が、自分でも気になってますね」

ナロ「ウシクとテフンにとっては、やりやすくなるかもしれないですよね。人が多いと任せられる部分も増えるし、バランスもとれるので、4人になってからのやりやすさって出てくると思うんですよ。表現の幅も広がるし、そこから新しい自分の魅力に繋がったりもして」

――4人になって、改めてやってみたいことはありますか?

テフン「僕は、この2年間で披露していたお兄さんたち時代のダンス・チューン、例えば“I Believe”とか“Shooting Star”とか、“STAND UP”とかを一緒にできたらいいかなって思ってます」

ナロ「ダンスとか盛り上がれる曲とか、バラードとか、いろいろとあると思うんですけど、僕たちちゃんと歌えますよ、ヴォーカル力をフィーチャーした感じのものに挑戦したいなって。ちょっと落ち着いているというか、生楽器を入れたりして、質の高い感じにしたいというか。満足度の高いライヴにしたいですね」

サンウ「目を楽しませるパフォーマンス曲もやりたいですけど、春向けのコンサートなので、生楽器を入れて穏やかな感じの曲をみんなで一緒に歌いたいです。そういうパートがあればいいなと。Zepp Tokyoのライブの頃は、まだ桜は咲いていないかも知れないけど、出会いと別れの季節、春を感じる爽やかな感じで。ナロと僕は爽やかな感じは、若い2人に比べると少ないかもしれないけど(笑)爽やかな雰囲気を出すために、頑張りたいと思います」

 

 

〈サンウ、ナロ復帰ワンマンライブ!! CODE-V「再会」〉
日時:2016年3月18日(金)OPEN17:30 START18:30
会場:Zepp Tokyo
チケット:1F全自由 6,800円(税込)
※2月20日(土)AM10:00よりチケット一般発売開始!!
http://www.diskgarage.com/ticket/detail/no072012

(問)DISK GARAGE 050-5533-0888(weekday12:00~19:00)

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