1944年6月23日生まれ、東京都出身の歌手。本名は國場勝子（くにば・かつこ）。東洋高等学校音楽科で学んだ後、60年に出演したドラマ『東京物語』の挿入歌「愛に生きる」で歌手デビュー。翌年の「川は流れる」が100万枚超のヒットとなり、日本レコード大賞新人奨励賞を受賞。62年の初出場より『紅白歌合戦』には5回出場。両親が沖縄出身で、「島育ち」「奄美恋しや」などの島唄・沖縄ソングを歌い、元祖“沖縄シンガー”として活躍。71年の引退後は実業家として名を馳せる。断続的に歌番組などに出演し、2001年に映画主題歌「I'm a singer」を発表。次第に体調を崩して表舞台から遠ざかり、2024年2月24日に死去。79歳没。
2024/03/04 (2024/03/04更新) (CDジャーナル)
