1950年10月6日、エジプト生まれ。フランス国籍を持つヴァイオリン奏者。父親から音楽の才能を見出され、5歳でヴァイオリンを開始。9歳でオペラハウスの舞台に立ち、ツィゴイネルワイゼンなどの技巧曲を完奏するほどの腕前で喝采を浴びる。14歳で単身フランスに渡りパリ音楽院に入学、ルネ・ベネデティに師事する。卒業後、フランス国立管弦楽団のコンサートマスターを勤める。親日家としても有名なハリムは、93年から活動拠点を日本に移し、楽曲制作の傍らリサイタルやチャリティ・コンサートなどを行なう。2012年2月、来日活動20周年記念アルバム『ゴールデンバロック シャコンヌ／悪魔のトリル』をリリース。
2014/02/03 (2014/02/03更新) (CDジャーナル)
