と言うのは、プルトニウムの許容量です。

本日の新聞にも東京電力の原子力発電の故障隠しやデータの改ざんのことが報じられてました。最近では不二家の件で、企業の社会への透明性や社会とのパートナーシップの重要性(というかもう当然の事)があれほど取りざたされ、しかも、一つ事故が起こったら大変な事になる原発でこのようなことがあっていいのでしょうか。

原発や核燃料のリサイクル(プルサーマル計画)の賛否の前に、正確な情報が隠蔽されている事がまず大問題です。

ちなみに、六ヶ所村で実験運転が始まっている再処理施設では、年間8トン(8,000キログラム)のプルトニウムが生産されます。1億人の許容量と言われている1マイクログラムは1グラムの1,000,000分の1です。

http://stop-rokkasho.org/

多くの原発や再処理工場で処理されたプルトニウムは発電に利用され、東京を始め都市生活者がその恩恵にあずかっていながら、これらの事実に対してリアリティをもてないのは沖縄の基地問題に近いかなと。

食べ物の生産者表示が気になったり、北朝鮮の核を問題視するのと同じように、と言うより、もしかするとそれより大きな脅威がもっと近くにあるのかもと。

NO SENSE,NO PEACE. です。事実を知る事はめんどくさいしつらい事が多いけれど、まず、知ってその先をイメージする事から。