と行ってもタワーの渋谷店ではありませんが。

渋谷といえばタワーにとってもランドマーク店だったり、タワエコスタッフのオフィスも渋谷です。

その渋谷は最近ビルの立替がいたるところで進んでおり、原因の一つは新しい地下鉄が開通し、ゆくゆくは東急線につながって便利になる!! と言うこともあるのですが、もう一つは、実は渋谷のビルのオーナーの方々が渋谷在住でない!?と言うことも大きな原因との事。

3/10は東京大空襲の日ということで、TVでも特別番組などありましたが、実は渋谷もご他聞にもれず空襲を受け、当日の区役所も全焼。土地の所有があいまいだった中、戦後の第一世代がそれぞれの土地を主張して所有していたと言う事らしいです。そして、当初は渋谷に住んでいた方々も第二世代位になると貸しビルなどは渋谷にあるものの、地権者の方々は次第に郊外に移住。渋谷に対する思い入れが薄れてきている為、土地やビルを手放す方も多いのでは? との事。

要するに、渋谷の再開発と東京大空襲もまんざら無関係でない!?と言うこと。

東京の空襲は3/10と5/22が大空襲と言われているものになりますが、毎日渋谷や東京で生活していると、たった63年前の事!?と言うことに実感をもてなくなることもしばしば。と言うこともあり、3/10をきっかけにもう一度東京大空襲とはなんだったのか?考えてみるのもいい機会だと思います。

ちなみに、3/10の空襲で約7縲鰀10万人の方がなくなっていると言われています。広島原爆では14万人、長崎では7万人(その後の被爆被害の方を含めるともっとですが)であることを考えると、とても大きな被害だったことが分かります。しかも、非戦闘員がほとんどですから。発表では、爆撃機は344機、32万7000発の焼夷弾がおとされました。ちよっとイメージしてみてください。

今週から来週にかけて、TV等でも特別番組(NTV)が予定されているようですし、江東区には東京大空襲　戦災資料センターと言うところもあるようなので、時間を見つけて行ってみようと思います。

http://www9.ocn.ne.jp/~sensai/

また、ＮＨＫラジオの終戦特集で紹介されいろいろなところで話題になっている記事も参考まで。遺体の処理作業に従事された須田卓雄さんの書かれた「花があったら」という文章があるので、是非みなさん検索して探して読んでみてください。




アニメ「蛍の墓」のラストシーンも、なくなった兄と妹の二人が、戦後復興で発展した都会を蛍の墓のあった丘から見下ろしているシーンだったと思いますが、渋谷の町を歩いていて自分がその中にいるような気がして、そのラストシーンがオーバーラップしてしまう今日この頃であります。

戦争はこの世の中で最大の環境破壊であるとともに、資源やエネルギーの浪費であり、大罪だと思いますが。

PEACE