このブログにも時々登場する映画館「ぽれぽれ東中野」。個人的にはかなり気に入っているところなのですが、本日、その1Fにあるカフェで原発を考える座談会があるとの事です。

「祝（ほうり）の島」座談会　～映画「祝の島」最新ラッシュ上映に加え、ゲストと監督による連続トークショー第１回～　というタイトルなのですが、山口県の祝島に原発が作られようとしていることをテーマにしたドキュメンタリーが制作されていて、その映画に関するものとのこと。

いつも思うんですが、電力でも、国防でも、最近で言ったらダムみたいなものでも、恩恵をこうむるのは都市生活者であることが多く、貧乏くじを引いてしまうのは田舎の人達です。(ま、その裏で別の恩恵にあやかっている人達もいるようですが…)　いつの間にか、自分も加害者?的な立場になっていたりして、それも居心地が悪いし、単純な問題ではないのですが。だからこそ、こういった座談会で色々な意見を聞いて自分で考えてみる事が必要かと。

原発や再処理施設も、常に安全をうたうのであれば、電力会社の社屋の中に作ればいいと思うのは自分だけでしょうか。もし、それが出来ないならば、作られる側の意思は最大限尊重すべきでしょう。

ダムの問題、高速道路の問題など、これまでの公共事業の見直しが進もうとしている中、原発や再処理施設の問題に新しい政府がどのように対応していくのか、見届けたい物です。

http://www.mmjp.or.jp/pole2/

ちなみに、現在ポレポレ東中野では、フィリピン大統領夫人で3000足の靴で有名になった??イメルダ婦人の映画「イメルダ　美貌と権力を手にした女帝の生涯　を放映しています。ここは、なぜか、たまに昔のロマンポルノの特集などもやったりしていて、社会問題と風俗!?って切っても切れないものなんだと……、ま、そんなところもこの映画館が好きな理由です。