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トップ > 温暖化の影響は農作物だけでなく

カテゴリ : News / Topic 

掲載: 2009年12月03日 19:59

更新: 2009年12月03日 19:59

文/  班長

Ohararei051



世界の魚介類(水産植物及び珊瑚、真珠、海綿を除く)の生産量は毎年増加の一途をたどっているらしいのですが……本日、また温暖化と食料に関する衝撃的なNEWSが!!



なんと、地球温暖化が進むと、2100年ごろには東南アジアなど熱帯や亜熱帯の海域を中心に、漁獲量が最大40%も減る可能性がある!?日本沿岸は今より5%ほどの減少という研究結果が。

過去に漁業に温暖化が与える影響を地球規模で調べた研究はこれまでほとんどなかったらしいのですが、今回の研究を行ったカナダのグループは「漁獲量減少はインドネシアや中国など人口が多く、食料を魚介類に依存している発展途上国の周辺海域で目立つ」と指摘していて、「温暖化は世界の食糧安全保障に大きな影響を与える」と警告したとの事。先日のアフリカの食糧事情と紛争の関係にも似た感じ??   



さらに、温暖化の影響で魚の平均体重が半減し、小型の魚は欧州の魚全体の大半を占めるようになってきているという研究結果を発表する人もいて、それぞれの種類で過去20-30年の間に体重が平均で50%減少し、魚資源全体の平均サイズも60%小さくなっていることがわかったという。小型化することで、食料となる部分が小さくなるだけでなく、小型化した魚は産卵数が少なく、人間を含む捕食者が捕獲できる量も減ることになる。



最近では、魚だけでなく野生のヒツジが小型化しているとの調査結果も報告されていて、「温暖化が有機体に総じて重大な影響を及ぼしている可能性がある」との指摘も。



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そもそもこんな食糧事情に対して、世界の人口は、1950年には25億人程度であったものが、2000年には約60億人を超え、2015年には70億人に達すると予想されていると言う事で………ぞっとしてる場合じゃないんですが…。



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人間も小さくなれば、食料も少なくてすむ??????



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