先週末は、渋谷店15周年イベントQUATTRO MIRAGEの最終日「GRAPEVINE × ストレイテナー」、SUNTORYさんとのNO MUSIC,NO WHISKY.関連イベント「DOMMUNEでのwww 神聖かまってちゃんLIVE配信」、渋谷店店頭のウイスキー販売等いろいろなイベントが同時に行われておりましたが…

一方は、アンコールでテナー・ホリエ氏とバイン・田中氏が名曲「スロウ」を交互に歌い感動させたかと思えば、もう一方はステージ上でマジ喧嘩が勃発してアンコールやインタビューに当事者が現れない!?という、ま、ある意味対照的な内容だったわけで。

(上記画像はイメージ画像です。真ん中がDOMMUNE、両脇がニコ動の配信用)

自分はクアトロがあまりの混雑や、DOMMUNEとニコ動が一緒に配信をするという、エポックメイキングな!?日だったこともあり、PCや携帯でYouTubeみておりました。３次元中継はUST同時４４４０人、DOMMUNE総数３万４６８１人、ニコ動３万４０７３人、延べ６万８７５４人とのこと。

かまってちゃんに関しては、昨今いろいろな雑誌にいろいろな評論がされているのはご存知の通り。

いわゆる、「ファスト風土」と言われる、画一化・均質化・無機質化された都市で育ち、ロストジェネレーションの末期世代で、物心が付いた頃にはバブル崩壊していて、20の頃には世界金融危機があり、日本では小泉政権下で竹中平蔵が新自由主義政策を取っていた事から、イギリスのサッチャー政権下に出てきた労働者階級出身のバンド、スミスに例えられたり、ニコ動を中心にしたコミュニケーションのとり方含め、非リア充と言われる層の、過多な情報と現実の板ばさみで生きづらさを感じている層の代弁者だとか、様々な初期衝動的な事に素直な表現姿勢を好意的にとらえるものなど。

ただ、何でも彼らの育った時代や環境のせいや、ロックはすべてを否定して壊す事から生まれる!とか言う理由で許容してあげるのもどうかと思ったりするんですよね。　　だって、それは逆に、否定しているはずの現実を肯定していることなのではないかと思ったりするからです。　　どーなんでしょう? タダのジェネレーションギャップなんでしょうかこの気分??。　なんか突然変異的に出現した物を、したり顔で｢理解できないのはおかしい｣的に言われるムードも気に入らないというか、物分りが良すぎるのも逆に怪しいでしょ。

あと一つだけ、今回のDOMMUNEの配信にTOWER RECORDSとSUNTORYが関わっていると知った上で、確信犯的にH●Vのキャップをかぶっていたペースの方は、そうすることで何かメッセージがあったんでしょうか??  あったなら、誰か教えてください。　そのせいで、久しぶりの休日をちょっと嫌な気分で送らせていただいたもので(笑)

あれをみて、今度、「ビートルズやセックスピストルズを借りたTSUTAYAさん」のキャップ見つけたらプレゼントしてあげようと思ったのは自分だけでしょうか。　いらないって言われると思いますけど。