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トップ > ロロロ『CD』リリース & Facebook”NO MUSIC,NO LIFE.ページ”スタート 記念! 活版印刷ワークショップを開催しました。

カテゴリ : [イベント] 

掲載: 2011年03月29日 20:00

更新: 2018年08月07日 05:23

文/  BIG-HIGH

3月26日(土)、活版印刷所「弘陽」さんでロロロ『CD』リリース & No Music, No Life.FACEBOOKページのスタートを記念したワークショップ「活版工房」を開催しました。

実は先日「活版工房」にお邪魔した際
、ワークショップの開催をお願いしたところ快諾してくださり実現した企画!


今回の参加者は全部で7人!まずは参加者、講師の方々の自己紹介と活版印刷についての説明。「多分説明聞いても全然わからないと思うけど...(笑)」と、癒しオーラたっぷりの弘陽の活版製版家・三木さん。
なんと、今回参加いただいた方の中には、□□□のイベントで三木さんが出演した際のスピーチですっかり三木さんワールドの虜になったという方まで!


さっそく作業開始。
まずは自分の名刺の原稿を作り、原稿にそって活字を文選箱に拾います。
自分ってこんなに不器用だったかな...。と感じてしまう人もいる程、本当に細かい作業。少し気を抜くと文字もすぐバラバラに。
講師の方々に励まされながらなんとか名前とアドレスを並べます。


皆さん初めての体験ということもあり、食い入るように話しを聞きます。

 


続きまして「組版」という作業。拾った活字をステッキという道具の上で「クワタ」や「インテル」を使って隙間を詰めていく作業。
「詰める」という作業がかなり重要になってきます。


版が完成したら印刷。
一番最初に版を完成させた参加者の方がインクを伸ばします。
とっても楽しそう!


試し刷りをしたものを校正。ここで見落とすと間違えた内容で刷り上ってしまうため、とても大切な作業です。間違えがなければ、いよいよ本番。1枚ずつ紙をセットし、丁寧に印刷していきます。


今回山櫻さんが名刺紙をご用意してくだいました。全部で5種類の紙を使って刷り上げます。紙の風合いにより、名刺の雰囲気もガラリと変わります。


こちらは刷り上った名刺に粉をかけて熱を加えるバーコ印刷。文字が浮き出した感じに仕上がるということで人気の工程。タイミングよく出さないと焦げてしまうということでみなさん真剣。


最後に解版。自分で作った版をばらし、活字やクワタを元の位置に戻して作業は終了です。
作った名刺はもったいなくてあげられない!という声もチラホラ。

ワークショップが終了してからはみなさんで懇談会。
講師のみなさんから、活版についてのお話を聞いたり、FACEBOOKのアドレスを交換したり...。すっかり打ち解けていました。なんと、講師の方によるサイン会!?まで。


今回のワークショップは「活版工房」さんより、チャリティーとして実施する旨ご提案いただき、通常必要な講師代、場所代など含め約7万円ほどを義援金としてお預かりいたしました。
義援金は翌日、タワーレコード・渋谷店の募金箱に届けさせて頂きました。渋谷店で集まった募金と一緒に赤十字社に寄付させていただきます。

活版工房の講師の皆さん、参加者の皆さん、本当にどうもありがとうございました!

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