back number

タワレコファンスタッフによるシングルレビュー

はなびら

2011年04月06日発売

「逃した魚」でタワレコの発掘企画「タワレコメン」にも選出されたバックナンバー。メジャーデビューシングルは「はなびら」。シンプルで美しいメロディ、エモーショナルに歌い上げる歌詞。男心がストレートに歌われた歌詞の言葉が沁みる。

花束

2011年06月22日発売

デビュー・シングル「はなびら」に続く通算2枚目のシングルは、男女の恋愛模様を等身大の言葉で歌う究極のラブソング。aikoなどを手掛けるプロデューサー・島田昌典とともに制作。1枚目に続いての「女の子ジャケット」 は最終的に6枚目の「わたがし」まで続いた。

思い出せなくなるその日まで

2011年10月05日発売

通算3枚目のシングル。「思い出せなくなるその日まで」は『別れた相手を今でも愛している』と歌うback number節が全開のバラード、且つ王道のラブソング。でも、この「思い出せなくなるその日まで」というタイトルを見るたびに、書けそうでなかなか書けないタイトルだよなあとセンスに脱帽です…『言葉にできそうでできない』を歌うのが本当にうまいんです。

2012年03月07日発売

back numberのシングル。ヒット・シングル「花束」を彷彿とさせるback number節全開のミディアム・バラードを収録。aiko、いきものがかりなどのプロデューサーとしてヒットを生み、back numberのヒットシングル「花束」「思い出せなくなるその日まで」を手掛けたプロデューサー、島田昌典とともに制作された。

日曜日

2012年05月30日発売

通算5枚目のシングル。メジャー・ファースト・アルバム『スーパースター』がオリコンウィークリーアルバムチャート初登場4位を記録し、デビューイヤーに全国に名を轟かせたバックナンバー。このあと日本の音楽シーンを一気に駆け上がっていくことになる。

わたがし

2012年07月18日発売

通算6枚目のシングル。あるインタビューで清水が「2011年の年末にバンドを辞めようと思った時にできた曲。パーキングエリアに車が停まった時に雪を見ているとメロディが出てきて、その編曲を考えてたら楽しくなった」と語った曲とのこと。この曲が無かったらバックナンバーは…?と思うと熱くなりますね。

青い春

2012年11月07日発売

通算7枚目のシングル「青い春」はシングルとしては初のセルフプロデュース作品。タイトル曲はもちろんのこと女性に人気の高い(ような気がする…!)隠れた名曲「助演女優症」も収録。

高嶺の花子さん

2013年06月26日発売

すっかりライブの定番曲となったバックナンバーの代名詞的1曲。蔦谷好位置をプロデューサーに迎えてのアップ・チューン!主人公から見て「高嶺の花」である女性を歌った男目線の歌詞に馴染みやすいメロディー。オリジナル・アルバムでは『ラブストーリー』に収録されている。

fish

2014年02月05日発売

back numberの2014年リリース第一弾だった本作。タイトル曲はバンド結成当初からファンの間で語り継がれた名曲。プロデューサーに島田昌典を迎え、別れの1ページの情景描写を彼ら独自の世界観で表現したバラード曲。カップリングには、選べない男の心情をPOPに描いたミディアム曲と、インテリジェンスなメロディー・センスを垣間見れるロック・サウンドの楽曲を収録。

ヒロイン

2015年01月21日発売

小林武史さんをプロデューサーに迎えて制作されたback numberの定番曲でもある11枚目のシングル。依与吏さんの美しくて透明な歌声やバンドが作り出す壮大な楽曲が切ない片想いの感情を演出するウィンターアンセム。切なくも美しいこの楽曲も聴いた後は男女問わず、何か温かい気持ちになれる、そんな楽曲。

SISTER

2015年05月27日発売

女性の為の応援ソングとしてリリースされた本作。「高く帆を張って」「戦う為に」など、強く生きようと踏ん張る姿に対して「ああ 僕は知っているから」と包み込むようなフレーズをくれるところがバックナンバーらしいやさしさで印象的です。

クリスマスソング

2015年11月18日発売

2015年にリリースして以来、いまではすっかりクリスマスソングの定番となったその名も「クリスマスソング」。イントロやアレンジからクリスマスの風景が連想されて、毎年、街で聴くたびにあったかい気持ちになるメロディーが耳に残ります。大切な人にプレゼントしたい1曲です。

僕の名前を

2016年05月25日発売

プロデューサーに蔦谷好位置が参画した作品。映画『オオカミ少女と黒王子』の主題歌にもなりました。どこか抽象的に描かれる世界の中に「こんな毎日で良かったら残りの全部 まとめて君に全部あげるから」というぎゅっと心があったかくなるフレーズを入れるのが本当に上手だなと、そう思ってさらに好きになってしまいます。

ハッピーエンド

2016年11月16日発売

サビの「青いまま枯れてゆく / あなたを好きなままで消えてゆく」のフレーズがきれいで印象に強く残る、果たしてハッピーエンドなのか?と考えさせられてしまうところも含めて愛してしまう楽曲。バックナンバーの描く風景や日常の美しさ、悲しみ、まさにこの曲のような世界観こそが心をつかんで離さない。それがバンドが愛される理由のひとつでもあるだろう。

瞬き

2017年12月20日発売

シングルとしては前作「ハッピーエンド」から約13ヶ月ぶりとなった1枚。たくさんの人に愛され続ける名盤、ベスト・アルバム『アンコール』がロングヒットする中で映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の主題歌に決定した曲でした。出だしの「幸せとは / 星が降る夜と眩しい朝が / 繰り返すようなものじゃなく / 大切な人に降りかかった / 雨に傘を差せることだ」。このフレーズだけでも印象深い。

大不正解

2018年08月22日発売

映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』主題歌となった、かつてない熱量で歌ったアップ・チューン。たとえば『クリスマスソング』に描かれるのがいつものバックナンバーだとしたら、この曲の「さぁ好きに踊ろうぜ」と煽る歌詞の強さにはひっくり返ります。まさにバックナンバーの「化けの皮」を剥がしてしまったようなヒリヒリとした感覚。どんな曲にも素敵に化けてしまうからずるい。

オールドファッション

2018年11月21日発売

ドラマ主題歌にもなった「オールドファッション」。ジャケットがタイトルにちなんで新聞で象ったドーナツ…そんな可愛らしい演出もバックナンバーらしい!歌詞が頭から終わりまで本当に可愛いんですが、その曲中にさりげなく現れる「ドーナツ買って来てよって」のワンフレーズが描く世界観に思わず恋してしまう1枚です。

HAPPY BIRTHDAY

2019年02月27日発売

誰もが経験するであろう『片想い』、大切な日に大切な人からの言葉を待つ、その日、何もなく終わってしまったら、そんな片想い中の自分の葛藤に対し自問自答している世界観が美しく壮大に描かれた楽曲。サビまでの音数の少なさから、サビで壮大なストリングスととともに一気に想いが溢れ出す、そんな表現展開も素晴らしい楽曲。

黄色

2021年09月29日発売

『虹とオオカミには騙されない』のために書き下ろされた楽曲。曲中で繰り返される「今は硝子の蓋を閉めて」というフレーズが印象的な楽曲。何度も繰り返されるこのフレーズが諦めきれない祝福されない溢れ出す気持ちを表現された一曲。聴けば聴くほど発見があり、それが人それぞれの解釈で魅力が溢れる極上の一曲。

background photo by NEO HIMEISM

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