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「名作コンシェルジュ」掲載!井上道義指揮「ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂」

ショスタコーヴィチ:交響曲全集 at 日比谷公会堂

2022年5月8日(日)日経日曜版「名作コンシェルジュ」に紹介されました
自由へともがく音楽 指揮者の情熱伝わる(鈴木淳史氏評)

2007年11~12月、及び2016年2月に日比谷公会堂でライヴ録音された井上道義指揮「ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂」が 2022年5月8日(日)日経日曜版の鈴木淳史氏による名物コラム「名作コンシェルジュ」で紹介されました。

鈴木氏は2007年に日比谷公会堂で行われた井上道義指揮のショスタコーヴィチ交響曲全集の演奏会シリーズについて「学園祭やコミケを思わせるような熱狂が渦巻いていた」とし、「そんな熱量の発生源は、指揮者・井上道義のこの作曲家への愛情だった。それがオーケストラへはもちろんのこと、会場となった日比谷公会堂一帯に伝染したかのように思えた」と解説。演奏曲目について「ショスタコーヴィチは、ソ連時代を代表する作曲家。表向きは国家の意向に背かないように書かれた彼の交響曲には、アイロニーにあふれる高揚感と、絶望そのものといっていい暗黒さが入り交じる。体制に看板は渡しても、その中身は妥協も迎合もしないといったスタイルだ」と紹介した上で、井上の演奏が「メリハリをつけながら、その音楽の仕組みをじっくりと聴かせる。そこからは、言論が制限される環境のなかで音楽を書き続けたこの作曲家の人間そのものが浮かび上がってくる」と指摘。「息苦しいなかで自由さを必死に羽ばたかせようとしている」井上のショスタコーヴィチ演奏はいまのような状況だからこそ「身に沁みる」と結んでいます。
(タワーレコード)

【曲目】
ショスタコーヴィチ:
交響曲第1番 ヘ短調 作品10 ※2種類演奏を収録
交響曲第2番 ロ長調 作品14 「十月革命に捧げる」
交響曲第3番 変ホ長調 作品20 「メーデー」
交響曲第4番 ハ短調 作品43
交響曲第5番 ニ短調 作品47
交響曲第6番 ロ短調 作品54
交響曲第7番 ハ長調 作品60 「レニングラード」
交響曲第8番 ハ短調 作品65
交響曲第9番 変ホ短調 作品70
交響曲第10番 ホ短調 作品93
交響曲第11番 ト短調 作品103 「1905年」
交響曲第12番 ニ短調 作品112 「1917年」
交響曲第13番 変ロ短調 作品113 「バビ・ヤール」
交響曲第14番 ト短調 作品135 「死者の歌」
交響曲第15番 イ長調 作品141

【演奏】
井上道義(指揮)
<オーケストラ>
サンクトペテルブルク交響楽団(第1番-第3番、第5番-第7番、第10番、第13番)
千葉県少年少女オーケストラ(第1番)
東京フィルハーモニー交響楽団(第4番)
新日本フィルハーモニー交響楽団(第8番、第9番、第15番)
名古屋フィルハーモニー交響楽団(第11番、第12番)
広島交響楽団(第14番)
<ソリスト、合唱団>
セルゲイ・アレクサーシキン(バリトン)(第13番、第14番)
アンナ・シャファジンスカヤ(ソプラノ)(第14番)
栗友会(合唱)(第2番、第3番)
東京オペラシンガーズ(男声合唱)(第13番)

【録音】
2007年
11月3日(第1番-第3番)
11月4日(第5番・第6番)
11月10日(第1番・第7番)
11月11日(第10番・第13番)
11月18日(第14番)
12月1日(第4番)
12月5日(第11番・第12番)
12月9日(第8番)
2016年
2月13日(第9番・第15番)
日比谷公会堂にてライヴ収録

カテゴリ : Classical

掲載: 2022年05月09日 12:00