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「名作コンシェルジュ」掲載!ブロムシュテット/グリーグ: 劇付随音楽「ペール・ギュント」

ブロムシュテット

2023年12月10日(日)日経日曜版「名作コンシェルジュ」に掲載されました
波瀾万丈な夢想家の放浪 重厚は響き、人物を造形(鈴木淳史氏評)

名指揮者ブロムシュテットがシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者時代、1977年に録音したグリーグ: 劇付随音楽「ペール・ギュント」(オリジナル版)は当時のEMI(イギリス)とドイツ・シャルプラッテン(東ドイツ)で共同制作されたものです。この名盤をタワーレコードの企画により2023年に最新リマスターしたSACDハイブリッド盤が2023年12月10日(日)日経日曜版の鈴木淳史氏による名物コラム「名作コンシェルジュ」で紹介されました。

鈴木氏は「ペール・ギュント」のあらずじを「高慢な空想家で、喧嘩っ早い主人公ペール。彼は母オーセや恋人ソルヴェイグを村に残したまま世界各地を放浪、さまざまな女性に手をだしてトラブルに巻き込まれ、事業に成功したものの騙されて財産を失ったりと、波瀾万丈。老いた彼は村に戻り、彼を待ち続けたソルヴェイグのもとで息絶える」と紹介。小学校の鑑賞教材に入っていたものの、「子供の頭にはいささか情報処理しにくいあらすじだったのは確かだ」と思い出を語ります。その点、ブロムシュテットがシュターツカペレ・ドレスデンを振った演奏は、「端正な指揮から伝統あるオーケストラの艶やかで重厚感のある響きを存分に引き出してくれるのがたまらない。一般的な組曲ではなく、声楽が入るオリジナル版(抜粋)というのも貴重だ」とし、「のどかな部分はより素朴に、激しい音楽はきりっと真面目で盛大に。それぞれの奏者の音色もじっくりと芳醇。情景をリアルに表現というより、むんむんとした香気がたちこめ、雰囲気で押し切ってしまう演奏」で、「こういう演奏なら、小学生のわたしもこのストーリーを素直に受け入れられたのかも?」と結んでいます。
(タワーレコード)

ブロムシュテット1回目の「ペール・ギュント」を最新復刻!首席指揮者時代のシュターツカペレ・ドレスデンとの名盤のひとつ。C.シュトリューベンによる優秀録音盤を世界初SACD化!新規で本国アナログ・マスターテープより最新復刻。新規解説付

※ SACDハイブリッド盤。世界初SACD化
※ 歌詞対訳なし
※ デジパック仕様
※ 2023年最新マスタリング音源使用(192kHz/24bitで高品位デジタル化後にSACD層、CD層を個別にマスタリング)
※ マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※ 解説:西村 祐氏(新規解説) 、解説書合計12ページ

【収録曲】
1. エドヴァルド・グリーグ:劇付随音楽『ペール・ギュント』(オリジナル版)
台本:ヘンリク・イプセン
【演奏】
エディット・タラウグ(メゾ・ソプラノ)
タール・ヴァルヤッカ(ソプラノ)
ライプツィヒ放送合唱団、ゲルハルト・リヒター(合唱指揮)
ヨアヒム・ウルブリヒト(ソロ・ヴィオラ)
シュターツカペレ・ドレスデン
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
【録音】
9,10 June, 23,24 October, 19 November, 1977 Lukaskirche, Dresden
【Original Recordings】
Producer: Bernd Runge、 Balance Engineer: Claus Strüben
Recorded in co-operation with VEB Deutsche Schallplatten Berlin/DDR
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)

カテゴリ : Classical

掲載: 2023年12月10日 08:00