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マリウ・クルティエの70年代フレンチ・カリビアン・グルーヴ最高傑作

Marius Cultier

70年代のフレンチ・カリビアン・グルーヴの最高傑作にして、若くして逝去した天才音楽家マリウ・クルティエの代表作がCD紙ジャケットで甦ります。幾度となくDJ系のマニュアル本や雑誌等で紹介され、オークションや専門店でも未だに高額で取引されるまさしく本物のレア盤/名盤です。全8曲収録時間30分とやや短めですが、その分1曲の無駄もない完璧なアルバムとなっています。中古盤市場では1~2曲の有名曲のおかげで高額になっているカリビアン系のレア盤を多く見かけますが、本作はそれらとは一線を画します。骨太なアフロ・ファンク・ナンバー「Ouelele」でアルバムはエネルギッシュにスタート。もうひとつのパワーフルなアフロ・ファンク5曲目の「Souskai」と対を成すそのフロア向けのグルーヴも確かに良い。しかし本当にマリウの魅力が炸裂するのは、3、4、6、7、8曲のようなカリビアン・テイストのグルーヴでしょう。特に3曲目「Diamant」と4曲目の「Lani」におけるフレンチ・カリブのリズムと天才マリウの奏でるピアノの音色の美しさ・力強さは筆舌に尽くしがたいものがあります。この2曲が本作品の白眉と言ってしまってよいでしょう。また6、7、8曲目の3曲ではフレンチ・カリブ最高峰のバンド『マラヴォワ』の全盛時代のリード・シンガー、Ralph Thamarの若き日の歌声が聴けるのも凄い。彼の歌は70年代中盤にしてすでに完成されていたようです。ともかく、フレンチ・カリビアンとしてはもとより、数あるカリブ~ラテン系のレア盤の中でも屈指のクオリティを誇るアルバムが満を持して再登場です。


カテゴリ : ニューリリース | タグ : 【World】復刻&発掘

掲載: 2013年11月14日 19:23