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ステレオ初期より親しまれたクリップス&LSOのベートーヴェン:交響曲全集が廉価BOXで復活!

クリップスのベートーヴェン:交響曲全集

ウィーン出身の名指揮者ヨゼフ・クリップス唯一のベートーヴェン:交響曲全集として有名な録音です。クリップスは1951年から1954年にロンドン響の首席指揮者を務めていました。また、1960年5~6月にロンドン響と実に10回目のベートーヴェン連続演奏会(交響曲全曲に加え、ルービンシュタイン、シュナイダーハンを独奏者とした協奏曲も演奏された)を行っています。
このステレオ最初期の記念碑的な交響曲全集は、ベートーヴェン連続演奏会の4か月前に集中して録音されました。ベートーヴェン9曲の全集を17日間という短期間に集中して録音したのは、史上初の試みと思われます。アメリカ・エヴェレスト社は1960年8月に8枚組のセットでまず発売し、その2か月後以降に分売を行いました。
アメリカではエヴェレストの廉価ラインでの発売だったため、学生や一般的なリスナーが初めて買うベートーヴェンのLPにクリップス盤が選ばれることが多かったようです。
また、この全集は日本でもすぐにステレオLPで発売され、クリップスらしい優美で生き生きとした演奏と優秀録音で知られました。そして1970年のベートーヴェン生誕200年記念年には6枚組6,000円の廉価盤(MS1021~26【LP廃盤】)として再発売され、その後1,000円盤で分売されてからはアメリカと同様、ビギナーが初めて買うベートーヴェンのLPの一つとなりました。
CD時代になり、音源がパブリックドメインとなると各社からCD化されるようになり、中には音質が悪いものもありましたが、このメモリーズ盤は人工的なエコーを極力排除し、瑞々しくも生々しいサウンドを獲得したものとして評判となったものです。今回、この5枚組CDを期間限定スペシャル・プライス1,490円にてご提供いたします。
(タワーレコード)

【収録曲目】
ベートーヴェン:交響曲全集

【演奏】
ヨゼフ・クリップス指揮ロンドン交響楽団
ジェニファー・ヴィヴィアン(S)
シャーリー・カーター(Ms)
ルドルフ・ペトラク(T)
ドナルド・ベル(Br)
BBC合唱団

【録音】
1960年1月11-13,15-16&18-27日
ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール、ロンドン(セッション商業録音、ステレオ)

カテゴリ : ニュース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2015年04月08日 15:30