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チェロ界の新星、横坂源。待望のメジャー・デビューCDは『バッハ:ガンバ・ソナタ集』

横坂1

骨太で力強く、歌心あふれるイマジネーションで魅せるガンバ・ソナタ集。
弱冠13歳で東京交響楽団とサン=サーンスのチェロ協奏曲共演を皮切りに、最難関として知られる第59回ミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門で第2位を受賞するなど国際的なチェリストとしてのキャリアを誇る、日本を代表するチェリストの一人である横坂源の待望の初レコーディング作品。
ドイツのシュトゥットゥガルト国立音楽大学、並びにフライブルク国立音楽大学で研鑚を積む。ジャン=ギアン・ケラスに師事。
骨太で力強い音色と正確な音程、歌心あふれる演奏が魅力。ミュンヘン国際音楽コンクール審査委員長のパメラ・ローゼンベルクに「紛れもない詩人」と称賛された。
(ワーナーミュージック)

横坂源(よこさか・げん)バイオグラフィ
2002年7月、チェリストの登竜門として知られる全日本ビバホール・チェロコンクールでの最年少優勝(15歳)を初め、コンクールでの受賞歴多数。2005年には第15回「出光音楽賞」を、2008年には第7回「齋藤秀雄メモリアル基金賞」を受賞。2009年5月には全ドイツ学生音楽コンクールで第1位(室内楽)を、2010年9月には最難関で知られる第59回ミュンヘン国際音楽コンクール・チェロ部門で第2位を受賞し、国際的なチェリストとしてのキャリアを本格化させる。
1999年10月、13歳で東京交響楽団とサン=サーンスのチェロ協奏曲を共演したのを皮切りに、NHK交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、バイエルン放送交響楽団、ミュンヘン室内管弦楽団などを含む主要なオーケストラと、また小澤征爾、岩城宏之、秋山和慶、小林研一郎、尾高忠明、小泉和裕、大友直人、広上淳一、山下一史、梅田敏明、渡辺一正、アレクサンドル・ラザレフ、クリストフ・ポッペンなどと協奏曲を共演し、好評を博す。室内楽にもコンスタントに出演し、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」(東京、新潟)、「東京の夏」音楽祭、「宮崎音楽祭」、「軽井沢8月祭」、「東京・春・音楽祭」、「武生国際音楽祭」や、「題名のない音楽会21」「読響Symphonic Live ~深夜の音楽会」「クラシック倶楽部」「FM名曲リサイタル」等テレビやラジオにも頻繁に出演するなど、最も幅広い演奏活動を展開するチェリストの一人である。
豊かな音楽性やイマジネーションが卓抜したテクニックで表現され、「力強く、豊かで、円熟した音色、そして高い集中力と、何よりも情熱的で生き生きとした演奏」(ドイツ、ハレール・タグブロット紙)、「卓越した技巧に加え、鋭い感性、豊かな音楽性、質の高い表現力など、天才肌とも言える驚異的な才能の持ち主」(『音楽の友』誌)など、各誌で絶賛されている。ミュンヘン国際音楽コンクール審査委員長のパメラ・ローゼンベルクは、新聞のインタビューに答え、その演奏は「深さを示している。それに個性的なことと広がり」と特徴づけ、「まぎれもない詩人」と呼んだ。
桐朋学園女子高等学校(男女共学)、同ソリストディプロマ・コースを経て、シュトゥットゥガルト国立音楽大学、並びにフライブルク国立音楽大学で研鑚を積む。鷲尾勝郎、毛利伯郎、ジャン=ギアン・ケラスの各氏に師事。サントリーホールディングス株式会社所有の1710年Pietro Giacomo Rogeri 制作のチェロを貸与されている。

【収録曲目】
J.S. バッハ
ガンバ・ソナタ第1番 ト長調 BWV.1027
ガンバ・ソナタ第2番 ニ長調 BWV.1028
ガンバ・ソナタ第3番 ト短調 BWV.1029
【演奏】
横坂 源(チェロ)
藤井一興(ピアノ)
【録音】
2016年6月13-14日、和光市サンアゼリア大ホール

[購入先着特典] 特製チケットホルダー
 数に限りがございますので、ご予約・お買い求めはお早めに!

横坂源が語る - 今回の録音に至った経緯 -
チェロの曲目はヴァイオリンやピアノに比べて多くはなく、また素晴らしい録音が偉大な芸術家達の演奏を通して多数存在していることから、自らの音を録音するという気持ちを持つことはありませんでしたし、自分の音を残すということに正直抵抗もありました。
2、3年ほど前に、NHKのリサイタルノヴァの企画で、ピアニストの藤井一興さんとご一緒させていただく機会がありました。 そこで演奏させていただいたガンバ・ソナタの抜粋が私にとって未知の世界、風景で、かけがえのない体験となり、その頃から藤井さんとガンバ・ソナタをぜひ全曲共演させていただき、勉強させていただきたいという思いを強く抱くようになりました。
そんな中、レコード会社にお声をかけていただき、藤井さんにお許しをいただけたことで、今回録音をとらせていただけることとなりました。 ガンバ・ソナタ3曲というシンプルな故に深遠な世界観を要するプログラムを快くお許しくださった関係者の皆様には心より感謝を申し上げます。 また現在サントリーホールからお借りしているロジェリとは12年の月日を共にしてきました。 人生の大切な時をこの楽器と共に過ごし、また時に突破し、現在もとても良い関係を築かせていただいています。 この素晴らしい名器とバッハの録音に携わらせていただけることに感謝致します。

横坂3

横坂源が語る - バッハのガンバ・ソナタについて - 
バッハの持つ世界観というのは、自身が素晴らしいオルガン奏者でルター派の敬虔なプロテスタントでしたし、また多くの教会音楽を書き残していることから、キリスト教との深い結びつきを感じることができます。
ガンバ・ソナタも同様で〔3〕という数字は三位一体(父、子、聖霊)という意味合いがあり、とても大切にされている数字ですが、このガンバ・ソナタも3つ。フレーズにも3つの小さな文体を繋げて一つのフレーズとして描かれる場面が多数見受けられます。
バッハの信仰心は、彼自身に向けられるのではなく、万物への愛で溢れているところにその強い魅力があり、その思い、創造性をガンバ・ソナタを通して感じていただけたらと思います。 喜びを持っている人とはその気持ちを分かち合い、悲しみを持っている人には寄り添うバッハの音楽を多くの皆様に聴いていただけることは、私にとって最上の幸せです。

横坂源さんとは二日間にわたり、ご一緒させていただきました。横坂さんのチェロは大変良く響くし、深みもある名器です。そのチェロと彼の卓越した技術および音楽性の相乗効果で、楽曲は一層素晴らしいものとなります。また、彼は常にもっといい音はないか、非常に熱心に探求されており、その姿勢に大変共感しました。時間を経るごとに音色が変わっていったのには、私をはじめ、スタッフ一同皆感嘆しました。非常にいい勉強になりましたし、大変楽しかったです。
藤井一興(ピアノ)


タワレコ×横坂源 Q&A

Q : デビュー・アルバムとして「J.S.バッハ:ガンバ・ソナタ」を録音されましたが、こだわりのポイント(聴きどころ)があればお聞かせください。

A : モダン楽器の持つ、倍音の広がり、三つの性質の異なるキャラクター(一番地上の世界、二番天上の音楽、三番宇宙)世界観を楽しんで頂きたいです。

Q : ジャン=ギアン・ケラス氏に師事されていますが、教えを受けた中で一番印象に残っている事、大事にしている事は何でしょうか?

A : 基礎的な技術はもちろんのこと、現代音楽の楽譜の解釈、明るい色彩を多く学ばせて頂きました。心技のバランス感覚が素晴らしい方で、教えていただいたことを、大切にしています。

Q : 尊敬する、または目標とするチェリストはどなたでしょうか? その理由を簡単にお聞かせください。

A : ロマン派最後の音楽家が好きです。チェリストではピアティゴルスキーやフルニエです。

Q : 好きな「チェロ協奏曲」「チェロ・ソナタ」「チェロ小品」は何でしょうか?

A : シューマンのチェロ・コンチェルトと、ドビュッシー、ベートーヴェンのチェロ・ソナタや、民族的なキャラクターを持つ小品です。

Q : これから録音したいと思う曲は何でしょうか?

A : ベートーヴェンのチェロ・ソナタ、ドビュッシーのチェロ・ソナタと、フランス物の小品集です。

~ミニライブ・サイン会・握手会~
横坂源デビューアルバム「J.S.バッハ:ガンバ・ソナタ集」発売記念ライブ決定

発売記念ライブの情報はこちら>>>

[開催日時] 2016年09月14日(水)19:30~
[場所] タワーレコード渋谷店 7Fイベントスペース
[参加方法] 観覧自由

 タワーレコード渋谷店および新宿店にて、対象商品「横坂源/J.S.バッハ:ガンバ・ソナタ集」(WPCS-13535)をご購入いただいたお客様に先着でサイン会参加券を配布いたします。
[お問い合わせ先]
タワーレコード渋谷店 TEL 03-3496-3661

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年09月08日 16:10