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『激ロック』スペシャルコーナー【11月レコメンドアイテム】

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10月のオススメはこちら

 

METALLICA / 『Hardwired...To Self-Destruct』
GENRE : HEAVY METAL

ヘヴィ・メタルの歴史を繋ぎ新たな夜明けを刻む8年ぶりの新作!

前作同様、奥行きのあるバンドのダイナミズムを収録しており、Disc Oneの冒頭「Hardwired」から痺れる音圧と振動で揺さぶる内容だ。続く曲はいずれもグッとくる泣きのギター・ソロあり、クラシカルなユニゾン・ギターあり、マシンガン的なリフに、一発で頭に刷り込んでいく極太なメイン・フレーズありと、ギターだけとってもフルコース。Disc Twoは、さらにグルーヴの密度を高めていく曲が揃う。約80分間、爆音でこのMETALLICAという怪物の咆哮を聴いてみてほしい。

吉羽 さおり【ライター推薦】

 

 

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AVENGED SEVENFOLD / 『The Stage』
GENRE : HEAVY METAL

事前告知一切なしで突如その全貌を曝け出した最新型A7X流ヘヴィ・メタル!

事前告知一切なしで10月28日に突如世界同時リリースされた7枚目のフル・アルバム。新ドラマーを迎えてから初めての作品となる今作は、"人工知能"をテーマに掲げたコンセプト・アルバムであり、8分超えのTrack.1から、15分超えというプログレッシヴな構造を持ったTrack.11まで、今まで以上に大作志向を押し出した1枚。王者としての風格と、今も挑戦者であり続けるA7Xの“リアルな”姿が刻印された今作と共に、現代ヘヴィ・メタル・シーンは新たな歴史を刻み始めることだろう。

井上 光一【ライター推薦】

 

 

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SIXX:A.M. / 『Vol. 2 Prayers For The Blessed』
GENRE : HARD ROCK

アグレッシヴ且つドラマチックなダブル・アルバム第2弾!

“LOUD PARK 16”で来日したNikki Sixx(Ba)率いる3人組による最新作で、今年4月にリリースされた、MÖTLEY CRÜE活動休止後からは初となるアルバムの続編となるのが本作である。メンバー全員が各々の活動に区切りをつけたうえで、SIXX:A.M.を本業のバンドとして取り組んでいるだけあって、モダンなヘヴィさを持った楽曲であれ、熱いバラードであれ、素晴らしくメロディアスな王道のアメリカン・ハード・ロックは、前作に引き続き高い完成度を保っている。

井上 光一【ライター推薦】

 

 

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LORDI / 『Monstereophonic (Theaterror vs. Demonarchy)』
GENRE : HARD ROCK, HEAVY METAL

フィンランドの強面モンスター・バンド、LORDI
キャッチー×シリアスな二面性を打ち出す新作!

フィンランドの国民的人気バンド、LORDIはこんな見た目なのにとってもキャッチーなモンスター・ロック(いわゆるHR/HM)を奏でる、音楽的にはとってもフレンドリーなバンドなのだ。それは今作のTrack.2で流れてくる80~90年代的北欧メタル色だだ漏れのイントロを聴いた瞬間からわかるだろう。そして妖しくもキャッチーなナンバーが並ぶ前半から一転、長めの尺でヘヴィに展開する楽曲が揃う後半は彼らの新たな一面。懐かしさと新しさが混在する聴き応え十分の快作だ。

今谷 重治【ライター推薦】

 

 

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FATAL FE / 『New Horizon』
GENRE : TRANCECORE

ロシア発のトランスコア・バンド、FAIL EMOTIONSの中心メンバーによる新バンド!

音楽的な方向性は、FAIL EMOTIONSからブレることはなく、むしろ“こちらが本家だ!”と言わんばかりにダンサブルな部分やメロディが洗練され、プログレッシヴな部分が進化した最強トラックが集結。FAIL EMOTIONS歴代ヴォーカルの中でも、歌声に存在感のあったDmitriy 'Ray' Rachkovichによる、エフェクトに依存しすぎないヴォーカル表現も聴き応えアリ。ダンス・トラックに自然と馴染むヘヴィなブレイク・パートも含め、ロックな部分も骨太でカッコいい。

山本 真由【ライター推薦】

 

 

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THE DEVIL WEARS PRADA / 『Transit Blues』
GENRE : METALCORE, POST HARDCORE

創立メンバー脱退の危機を乗り越えた3年ぶり最新作!

去年から今年にかけて、創立メンバーのギタリストとドラマーが脱退するというアクシデントを乗り越えて制作された本作は、通算で6枚目となる最新作である。アルバム・デビューから10年という節目を迎えた彼らの音楽性は、自らが生み出した方法論を軸に、よりダークに、よりシリアスに洗練され、オリジネイターとしての風格を感じさせる説得力に満ちている。悲哀を帯びた叙情性、際立ったメロディの美しさも印象深い。新機軸などなくとも、決して揺らぐことのないTDWP節を堪能すべし。

井上 光一【ライター推薦】

 

 

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DANCE GAVIN DANCE / 『Mothership』
GENRE : POST HARDCORE

エモすぎるカオティック・ワールド全開の7thアルバム!

こんなにもエモーショナルで煌びやかなカオティック・ワールドを展開するバンドは他にいるだろうか? 毎作、衝撃と感動を届けてくれるDANCE GAVIN DANCEもついに7枚目へ突入。気持ちいいほどテクニカルに弾き倒すギターがどうしようもないほど気分を高揚させるのだが、今回は歌メロもグッと繊細さが増し、突き刺すスクリームとの絶妙なマッチ感を演出。彼らの世界観が見事に映像に昇華したMVも印象的な、Track.10の美メロもハイライトのひとつだろう。

今谷 重治【ライター推薦】

 

 

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FIT FOR A KING / 『Deathgrip』
GENRE : METALCORE, CHRISTIAN METAL

クリスチャン・メタルコア・シーン注目株による4thアルバム!

本作も、基本となる音楽性はそのままに、クオリティの高い充実の内容となっている。テクニカル且つブルータル、時折Djent風のフレーズも見受けられ、強烈なブレイクダウンを随所に盛り込みながらも、嫌味のないクリーンなメロディの導入も含めて、一貫しているのは叙情的且つドラマチックな音作りだ。なお、AUGUST BURNS REDのJake Luhrs(Vo)、MISS MAY IのLevi Benton(Vo)がゲスト・ヴォーカルとして参加し、作品に華を添えている。

井上 光一【ライター推薦】

 

 

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EVERY TIME I DIE / 『Low Teens』
GENRE : HARDCORE

ハードコア・シーンで異質な存在感を放ち続けるETIDの最新作!

彼らもそろそろ20年選手にリーチがかかっているわけだが、その尖りまくったセンスにはさらに磨きがかかり、まったく衰えることを知らない。8枚目のアルバムとなる今作でも相変わらず、変態チックなサウンド(もちろん褒め言葉!)で攻めている。男気溢れるハードコアの中に、時折覗かせるサザン・ロックの哀愁やハード・ロックのセクシーさ。彼らにしか出せない味わいに満ちた1枚に仕上がった。また、ゲスト・ヴォーカルとして、PANIC! AT THE DISCOのBrendon Urieも参加。これも多様性を内包した彼らならではだろう。

山本 真由【ライター推薦】

 

 

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TOO CLOSE TO TOUCH / 『Haven't Been Myself』
GENRE : POST HARDCORE

美しくも切ないエモーション漲る2ndアルバム!

前作と同じく、ISSUESやI SEE STARS、BLESSTHEFALLなどの作品も手掛けるポスト・ハードコア職人Erik Ronをプロデューサーに迎えた今作は、安定の……いや、信じられないほどの進化を遂げた傑作に仕上がっている。音そのものの厚みが増したこともさることながら、1曲1曲の楽曲に込められた想いがアルバムの隅々から迸り、彼らのもともと持っていた激情が120パーセント溢れ出した1枚に。メロディの洪水に全力で呑み込まれたい方は必聴。

今谷 重治【ライター推薦】

 

 

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COVER YOUR TRACKS / 『Fever Dream』
GENRE : SCREEMO, METALCORE

WOE, IS ME、CURSED SAILSのメンバーらによる新バンドがデビュー!

メンバーそれぞれに前身バンドで追求してきたメタルコアを受け継ぎながら、新たなサウンドに挑戦することによって前に進もうという意思がしっかりと感じられる。聴きどころは、エレクトロニックな要素と泣きの成分をたっぷりと含んだメロディアスな歌。Track.4ではピアノ・バラードにアプローチ。Track.8の変態チックな歌も面白い。圧巻はTrack.6。メタルコア・ナンバーと思わせ、サビで目の前の景色が一気に開ける展開があまりにも痛快だ。

山口 智男【ライター推薦】

 

 

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BAD SEED RISING / 『Awake In Color』
GENRE : LOUDROCK

紅一点シンガー擁する期待の超若手バンドがデビュー!!

どう見てもメンバーたちはまだ10代で、いったい何歳のときに結成したの!? という驚きは、ロック・シーンが待望していたこのデビュー・アルバムを聴けばさらに大きなものになる。スクリーモ/メタルコア、ハードコア、グルーヴ・メタルを股に掛けた曲の数々は、あどけないルックスとは不釣り合いなほど完成度が高いうえに、アルバムの中盤からはダンス・ビートやエレクトロニカも取り入れ、バンドの志向が決してラウドロックだけに留まるものではないことも早速アピール。

山口 智男【ライター推薦】

 

 

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OF MICE & MEN / 『Cold World』
GENRE : Nu-METAL, METALCORE, POST HARDCORE

現代USポスト・ハードコア・シーンの代表格が最新作にして、新たなサウンドへと舵を切った問題作!

通算で4枚目となるニュー・アルバムは、賛否両論必至の作品となった。ここ数年の一種のトレンドと言えるであろう、いわゆるニューメタルとされるバンドからの影響が顕著に出たサウンドとなっており、ミドル・テンポを中心とした楽曲群にせよ、LINKIN PARKのChester Bennington(Vo)を彷彿させる歌い回しにせよ、直球のスクリーモ~ポスト・ハードコアだった初期の面影はほぼ皆無である。だが若干こなれていない印象も受けるので、バンドの真価が問われるのは次作以降であろう。

井上 光一【ライター推薦】

 

【激ロック】
ラウドミュージックに特化したフリーマガジン、ポータルサイトの運営、そして国内外のバンドを招聘してのライブイベント、13年間続くROCK DJパーティーの企画、運営を行っている。さらには渋谷宇田川町に位置する「Music Bar ROCKAHOLIC」と同じく宇田川町にあるロックファッション・ショップ&通販サイト「GEKIROCK CLOTHING」の運営など、クロスメディアを超えたクロスカルチャー展開をシーンに仕掛けるラウドミュージック専門のクリエイティブ集団である。

http://gekirock.com/

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM) PUNK/EMO

掲載: 2016年11月18日 11:51