カナダのシンガーソングライター、ロン・セクスミス (Ron Sexsmith) が新作アルバムを発売

前作から約2年振りとなる新作『ザ・ラスト・ライダー』は、全曲ロン・セクスミスのオリジナル曲。幸せな曲、悲しい曲、ロマンティックな曲、ビタースウィートな曲、アップ・リフティングな曲、スピリチュアルな曲、機知に富んだ曲など、全15曲を収録。ロン・セクスミスという偉大な才能の集大成的な作品となった。レコーディングはトロントの近くのオンタリオ湖にあるバットハウス・スタジオで行われ、ロンのツアーメンバーでもある、ドン・カー（Dr）、ジェイソン・マーサー（B）、デヴィッド・マシスン（Key）、ケヴィン・ラクロア（G）が参加。まさに、彼自身がベストだと思うミュージシャンと一緒に作業は進められ、これは過去のアルバムとは全く違ったレコーディング方法でもあった。アルバムのプロデュースはロンとドン・カーで、2人は80年代の終わりから一緒に音楽活動を行っている。

「僕のサウンドは常にフォーク・シンガーとブリティッシュ・インベージョンのアーティストを融合させたようなものだった。だから、言いたいことを詰め込んだ短くてメロディックな曲を書くことは、僕にとっては本当に慣れ親しんだことなんだ。けど、今回は、個人ではなくバンドと一緒にアルバムを作ったから、最近のどのアルバムよりも多くのことを曲に込めることができたんだ」とロンは語っている。