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フランスのチェリスト、クリスチャン=ピエール・ラ・マルカとリーズ・ドゥ・ラ・サールが共演!フランスとロシアのチェロ作品集『パリ=モスクワ』

マルカ

フランスの俊英チェリスト、クリスチャン=ピエール・ラ・マルカのソニー・クラシカルへの4枚目のソロ・アルバムは、美貌のヴィルトゥオーゾ、リーズ・ドゥ・ラ・サールとの共演で、ラフマニノフのチェロ・ソナタをメインに、フランスとロシアの小品が散りばめられています。

ラ・マルカはこのアルバムについてこう語っています。
「フランスとロシアはお互いに惹かれあってきた国です。その神髄をこのアルバムの中心に置きました。フォーレとラフマニノフという同時代の2人の偉大な作曲家の関係は、まるでショパン(ラフマニノフのチェロ・ソナタに影響を与えました)とシューマン(その歌曲はフォーレにインスピレーションを与えました)とのそれにそっくりで、2人が生きた時代は、爛熟したロマン派のさまざまな思潮が交錯し、新たな音楽語法が生み出された時代を反映しています。この時代に生まれた多様な音楽様式を持つ個性的な作品を探求するべく、このアルバムをレコーディングしたのです」

またリーズ・ドゥ・ラ・サールとは初めてのレコーディングとなりますが、2人は長年世界各地で共演を重ねてきた親密な音楽的パートナーでもあります。
「長い間、私とリーズとはお互いの演奏に共通する芸術的なヴィジョンを感じていました。ピアニストの才気活発さ、チェリストの繊細さに、それぞれが惹かれあっていました。そのうちメールでのやり取りが始まり、ようやくカフェで実際に会った時、一瞬にしてお互いのパーソナリティがつながったのを感じました。親しくなるにつれ、舞台での共演の機会が自然に生まれ、何も議論したりすることなく、同じ方向性を向いた音楽を作ることができました。それ以来世界中で何度も共演を重ね、その結果生まれたのがこのアルバムです」(ラ・マルカ)。
若い2つの才能の邂逅が生んだ濃密かつ新鮮な音楽的コラボレーションの成果がこのアルバムに息づいています。
(ソニーミュージック)

『パリ=モスクワ』
【曲目】
1. フォーレ:パヴァーヌ Op.50
2. フォーレ:チェロとピアノためのエレジー Op.24
3. サン=サーンス:歌劇『サムソンとデリラ』より「あなたの声で心は開く」
4. フォーレ:シシリエンヌ Op.78
5. フォーレ:子守歌 Op.16
6. フォーレ:蝶々 Op.77
7. マスネ:歌劇『ウェルテル』より「春風よ、なぜ私を目覚ますのか」
8. ストラヴィンスキー:歌劇『マヴラ』より「ロシアの歌」
9-12. ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19(全曲)
13. プロコフィエフ:『3つのオレンジへの恋』より「行進曲」
14. R=コルサコフ:熊蜂の飛行
【演奏】
クリスチャン=ピエール・ラ・マルカ(チェロ)
リーズ・ドゥ・ラ・サール(ピアノ)
カミーユ・ベルトー(ヴォーカル)
【録音】
2017年11月、パリ、サル・コロンヌ

<クリスチャン=ピエール・ラ・マルカ プロフィール>
1983年生まれ。パリ国立高等音楽院でフィリップ・ミューレ教授に師事し、同音楽院を最高位で卒業。引き続き、ケルン音楽大学でフランス・ヘルマーソン教授に師事。レパートリーは、バロック音楽から現代音楽まで幅広く、殊に現代フランスの作曲家(ニコラス・バクリ、ティエリー・エスケシュ等)の曲を精力的に演奏。室内楽にも力を注いでおり、「ダリ・ピアノ・トリオ」を結成、第6回大阪国際室内楽コンクールで優勝。ブリュッセルのエリザベート王妃音楽学校を基点に活動しており、イツァーク・パールマンに招かれてニューヨークでの室内楽ワークショップで共演。さらに小澤征爾の主宰するスイス室内楽アカデミーに昨年選抜され、ジュネーヴのヴィクトリア・ホールで演奏。そのほかヨーロッパ各地のオーケストラと共演。

<リーズ・ドゥ・ラ・サール プロフィール>
フランスのシェルブール生まれ。パリ国立高等音楽院でピエール・レアシュに、2001年からは大学院課程でブルーノ・リグットに師事。そのほか、パスカル・ネミロフスキ、ジュヌヴィエーヴ・ジョワ=デュティーユにも学ぶ。ヨーロッパのコンクールで次々に1位を獲得、2004年にはニューヨークのヤング・コンサート・アーティスツ国際オーディションで優勝し、同年、初の日本ツアーをはじめ、2010~2012年にも来日ツアーを行っている。ソロ・アルバムはnaïveから発売。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年04月16日 00:00