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タワーレコード×Sony Classical究極のSACDハイブリッド・コレクション第5弾!~ライナー、セル、オーマンディ

究極のSACDハイブリッド・コレクション

ハイブリッドディスク / SACD層は2ch
発売日:2018年6月27日
定価:3枚組 6,600円+税 / 1枚物 2,500円+税
音匠レーベル使用

究極のクオリティで蘇るアナログ時代の名演
ベートーヴェン:交響曲第1・5・6・7・9番/ライナー(3枚組)
マーラー:交響曲第4・6・10番&R.シュトラウス:家庭交響曲/セル(3枚)
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」&ムソルグスキー:展覧会の絵(1962/66年録音)/オーマンディ(1枚)
いずれも 世界初SACDハイブリッドディスク化!

~シリーズ・コンセプト~

ソニー・クラシカルおよびRCA Red Sealの歴史的名盤を、タワーレコードとのコラボレーションにより、これまでのリマスターも含め最高のクオリティを追求し、ハイブリッドディスクとして「究極」の形でフィジカル・リイッシューいたします。ソニー・クラシカル秘蔵のオリジナル・マスターに遡り、気鋭のマスタリング・エンジニアのアンドレアス・K・マイヤーをはじめとする経験豊富な名手が、今回の発売のために新規で復刻を手掛けるSA-CDハイブリッドのコレクションです。レーベルには、定評ある「音匠レーベル」を使用し、マスターに刻み込まれた原音質の再現性に万全を期し、解説書には、資料性の高いライナーノーツを掲載することで、それぞれの名盤が背負ってきた栄光の軌跡を現代に鮮烈に蘇らせるのが、当シリーズの狙いです。

2016年6月に発売し、タワーレコードの年間クラシカル・チャートの「タワーレコード企画盤」部門で第1位となるなど大変ご好評いただいているジョージ・セルの「ベートーヴェン:交響曲全集」「ベートーヴェン:序曲集」でスタートしたこの「タワーレコード x Sony Classical 究極のSA-CDハイブリッド・コレクション」。その第5弾です。

 いずれも録音以来RCA、及びソニー・ミュージックのテープ・アーカイヴに厳重に保管されてきた門外不出の3チャンネル(場合によっては2チャンネル)・オリジナル・アナログ・マスターを外部スタジオに持ち出した上で万全の状態で再生し、今回の発売のために新たに2チャンネルへのリミックスとDSDリマスタリングを行なうことで、原音に刻み込まれた圧倒的な輝きがこれまでにないほど鮮明に蘇ります。

ベートーヴェン:交響曲第1・5・6・7・9番、「フィデリオ」序曲、「コリオラン」序曲
フリッツ・ライナー指揮 シカゴ交響楽団 (3枚組)

ライナーのベートーヴェン

※ 世界初SACDハイブリッド化。SACD層は2ch。
※ 音匠レーベル使用
※ ライナーノーツ:フリッツ・ライナー、増田良介、ロバート・C・マーシュ(ライナー在任時の「シカゴ・サン」紙音楽担当)
※ 歌詞対訳付き(訳:舩木篤也)
※ 日本独自企画 ・完全生産限定盤
※ 各ディスクは通常のジュエルケースに封入し、三方背ボックスに収納
※ 世界初SA-CDハイブリッド化

RCAリビング・ステレオLPの中でも、際立ったクオリティを持つライナーのベートーヴェン。

<収録内容>
[収録曲]
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:
DISC 1
1.交響曲 第7番 イ長調 作品92
2.歌劇「フィデリオ」 作品72:序曲
3.交響曲 第5番 ハ短調 作品67
4.「コリオラン」 序曲 作品62

DISC 2
5.交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 「田園」
6.交響曲 第1番 ハ長調 作品21

DISC 3
7.交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱」

フィリス・カーティン(ソプラノ)
フローレンス・コプレフ(コントラルト)
ジョン・マッカラム(テノール)
ドナルド・グラム(バス)
シカゴ・シンフォニー・コーラス
[合唱指揮:マーガレット・ヒリス]

シカゴ交響楽団
指揮:フリッツ・ライナー

[録音]1955年10月24日(1)、1955年12月12日(2)、1959年4月4日(3)、1959年4月5日(4)、1961年4月8日&10日(5)、1961年5月8日(6)、1961年5月1日&2日(7)、シカゴ、オーケストラ・ホール
[プロデューサー]リチャード・モア
[レコーディング・エンジニア]ルイス・レイトン(1、2、5-7)、ジョーゼフ・F・ウェルズ(3、4)
[アナログ・トランスファー、リミックス、リマスタリング・エンジニア]
アンドレアス・K・マイヤー(マイヤーメディアLLC)

SICC-10257/9 6,600円+税

■20世紀のオーケストラ・スタンダードを向上させ、シカゴ響に黄金時代をもたらしたライナー
シカゴ交響楽団の音楽監督として、同響に最初の黄金時代をもたらしたハンガリーの名指揮者フリッツ・ライナー。その業績はクリーヴランド管でのセルやフィラデルフィア管でのオーマンディのそれに匹敵するもので、20世紀のオーケストラ演奏のスタンダードを飛躍的に向上させました。ライナーとシカゴ響の卓越した演奏は、RCAの誇る「リビング・ステレオ」の最先端の録音技術によって収録され、客のいないセッション録音に際しては最適の音響を備えていたオーケストラ・ホールの響きの良さも相まって、今でも圧倒的な鮮度の高さを保持しています。

■ライナーの十八番、ベートーヴェンの交響曲の全ステレオ録音を集成
シカゴ時代のライナーは、バロックから同時代音楽まで幅広いレパートリーを取り上げていますが、いわゆるオーケストラのスタンダード・レパートリーについてはほぼ網羅されているほど多彩で、ベートーヴェンの交響曲も就任後最初の2シーズンで全9曲を演奏していますが、全曲のセッション録音は叶いませんでした。当アルバムは、ライナーがRCAに録音したベートーヴェン作品の中から、モノラル録音の第3番「英雄」を除く、ステレオ録音の交響曲5曲と序曲2曲を3枚のディスクに集成したもので、1955年10月、ライナーのシカゴ響での3シーズン目の最初の定期演奏会で取り上げた直後に録音された第7番から、1961年4月~5月、冠動脈疾患から復帰した直後のセッションで集中的に録音された第1番・第6番「田園」・第9番「合唱」に至るまで、ほぼ録音年代順に収録されています。

■20世紀中盤の個性あふれるベートーヴェン解釈を刻印
極度に小さな振りによる精密な指揮から浮かび上がる剛毅かつしなやかなベートーヴェン解釈は、個性派の巨匠が台頭した20世紀中盤においても、独自の位置を築いていたもので、シカゴ響の盤石のアンサンブルがライナーの棒に寄り添い、その意図を十全に組んで現実の音としていることがよくわかります。最初期の第7番のトスカニーニや後年のC.クライバーを思わせるスピードと直截な迫力、第5番での各声部の精密なコントロールも特筆すべきで、そして何よりも1961年の「田園」や「合唱」で獲得された雄大なスケール感は、大病後の指揮とは思えないほどの強靭な生命力に裏付けられています。楽譜に書かれた音符を正確に演奏することで、作品に内包するドラマが巧みに浮かび上がる様は、まさに指揮芸術の粋を極めたライナーならではのもの。「合唱」では、ライナー在任時に創設された「シカゴ・シンフォニー・コーラス」の訓練の行き届いたパワフルかつ音楽的な歌唱が作品のメッセージを大きく歌い上げています。また1955年の「第7番」「フィデリオ序曲」では、下手からコントラバスー第1・第2ヴァイオリンーチェローヴィオラという変則的な配置、1959年以降の5曲では、下手から第1・第2ヴァイオリンーヴィオラーチェローコントラバスというモダン配置をとっていることも、鮮明な録音から確認することができます。

■RCA秘蔵のオリジナル・アナログ・マスターからのリミックス&リマスター
1955年の2トラック収録である第7番と「フィデリオ序曲」以外は3トラックのアナログ・マスターからの新規リミックス。第1番・第9番は1990年代のRCA Gold SealでのCD以来ほぼ28年ぶりの、第5番・第6番・第7番はJVCのXR-CD以来ほぼ18年ぶりのリミックス&リマスターとなります。いずれも世界初SA-CDハイブリッド化です。

3CD。世界初SA-CDハイブリッド化。日本独自企画。

マーラー:交響曲第4・6・10番よりアダージョ、プルガトリオ&R.シュトラウス:家庭交響曲
ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団

セルのマーラー、R.シュトラウス

※ 世界初SACDハイブリッド化。SACD層は2ch。
※ 音匠レーベル使用
※ ライナーノーツ:木幡一誠
※ 歌詞対訳付き(訳:舩木篤也)
※ 日本独自企画 ・完全生産限定盤
※ 各ディスクは通常のジュエルケースに封入し、三方背ボックスに収納
※ 世界初SA-CDハイブリッド化

セル渾身の「悲劇的」を含む、マーラー録音の集大成。
音楽の師シュトラウスの「家庭交響曲」の鮮烈な名演を併録。

<収録内容>
[収録曲]
グスタフ・マーラー:
DISC1
1.交響曲 第4番 ト長調 「大いなる喜びへの賛歌」
DISC2
2.交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」
DISC3
3.交響曲 第10番 嬰ヘ短調より [エルンスト・クルシェネク編、1924年]
(1)第1楽章 アダージョ
(2)第3楽章 プルガトリオ
R.シュトラウス
4.家庭交響曲 作品53

ジュディス・ラスキン(ソプラノ)(1)  
クリーヴランド管弦楽団
指揮:ジョージ・セル

[録音]1965年10月1日&2日(1)、1967年10月(2)、1958年11月1日(3)、1964年1月10日(4)、クリーヴランド、セヴェランス・ホール
(2):ライヴ・レコーディング

[プロデューサー]ポール・マイヤーズ(1、4)、ハワード・H・スコット(3)、アンドルー・カズディン(2)

[アナログ・トランスファー、リミックス、リマスタリング・エンジニア]
アンドレアス・K・マイヤー(マイヤーメディアLLC)

SICC-10260/2 6,600円+税

 

ジョージ・セル

■セルのマーラー録音の全てがここに
ジョージ・セルは自ら「私はマーラーの作品には遅咲きだよ」と語っていた通り、生前に取り上げたマーラー作品は必ずしも多くありませんでした。クリーヴランド時代には、第4番・第6番・第9番、「大地の歌」、「さすらう若人の歌」を取り上げているだけですが、残された録音を聴く限り、いずれにもセルらしい緻密かつ明解な解釈が施され、マーラーの交響曲を独自の視点で捉えていたことがよくわかります。当ボックスは、セルがクリーヴランド管弦楽団と録音した全マーラー録音を3枚のディスクに集大成したものです。

■作品の骨格を明らかにする独自のマーラー
第4番はセルが最も数多く指揮したマーラーの交響曲で、クリーヴランド管とは5シーズンにわたって取り上げており、その最後の機会にセッション録音されました。アナログ時代からこの曲の代表盤とされてきたもので、透徹した響きで作品の不気味さを炙り出しています。終楽章のソロは、セルとのモーツァルト「エクスルターテ・ユビラーテ」での共演(名演!)でも知られるアメリカの名リリック・ソプラノ、ジュディス・ラスキンが務めています。第6番「悲劇的」はセルの没後の1972年になって「追悼盤」として発売されたもので、セルが1967年5月にクリーヴランド管弦楽団と初めてこの交響曲を取り上げた定期演奏会(クリーヴランド初演)でのライヴ録音からレコード化されたという点でも貴重な記録です。セルのライヴ録音は今ではそう珍しくはありませんが、LP時代はこの第6番がほぼ唯一のものでした。第2楽章スケルツォ、第3楽章アダージョという配置で、第1楽章の提示部は繰り返さないものの、じっくりと遅めのテンポで作品の「重さ」を壮絶に描き切った名演です。

■今となっては歴史的意義を持つクシェネック版の第10番
第10番の「アダージョ」と「プルガトリオ」は、1958年に定期演奏会で取り上げたのと並行して録音されたもので、シェルヘンのウェストミンスター盤やチャールズ・アドラーのSPA盤に続くこの2つの楽章のごく初期の録音かつ初のステレオ録音となったものです。マーラー未亡人のアルマの依頼で1924年にエルンスト・クルシェネックが補筆完成させた版(フランツ・シャルクやツェムリンスキーも手を加えたとされ、1951年にアメリカのアソシエーティッド・ミュージック出版社から刊行)に拠っており、現行の全集版やデリック・クック以降の演奏ヴァージョンとはかなり細部が異なっているのが、今となっては歴史的意義を持つ点といえるでしょう。

■「音楽的メンター」R.シュトラウス解釈の決定盤
R.シュトラウスは、ベルリン国立歌劇場時代にアシスタントをつとめるなど、セルにとって「音楽的メンター」であり、クリーヴランド時代には毎シーズンのように取り上げられた定番の交響詩はもちろんのこと、比較的珍しい「イタリアから」や「町人貴族」組曲までも演奏し、そのうちいくつかはステレオで録音し、アナログ時代以来の定番となっています。「家庭交響曲」は2シーズンにわたって取り上げ、その2度目の1964年1月にセッション録音されました。名器クリーヴランド管のヴルトゥオジティを存分に駆使し、複雑なオーケストレーションの綾を立体的に再現するかのようなセルの解釈は、音楽美の純粋な輝きと響きの純度の高さが印象的です。

■アナログ完成期の鮮明な「360サウンド」
ライヴ録音の第6番以外のセッション録音は、いずれも「360サウンド」を標榜した、コロンビアのアナログ完成期のステレオ録音ならではの左右に大きく広がる鮮烈なサウンドがセルとクリーヴランドの豪快かつ緻密な演奏を見事に捉えきっています。収録場所は1929年に完成し、1931年に開館したクリーヴランド管の本拠地であるセヴェランス・ホール。1844席を擁する名ホールで、ギリシャ新古典様式の外観とアールデコを思わせる優美な内観で、「アメリカで最も美しいコンサートホール」と称されてきました。1958年にセルのイニシアチブで全面的な改修が行なわれ、セルが施行する各パートの明晰さとヨーロッパ的ともいうべき暖かみのある適度な残響感を備え、録音にも適した会場となりました。セル&クリーヴランド管のコロンビア/EPICへのレコーディングは全てここで行なわれているため、演奏者のみならず、プロデューサー、エンジニアも含むレコーディング・スタッフは会場の音響特性を知り尽くした状況下で進められた理想的なセッションでした。

■リマスターについて
第4番、家庭交響曲は1990年代のEssential ClassicsでのCD化以来ほぼ25年ぶりにオリジナルの3チャンネル・マスターからアンドレアス・K・マイヤーによってリミックスとDSDリマスターが行なわれることになります。また第6番は2006年、第10番は2000年のそれぞれDSDマスタリング以来のリマスターとなります。

3CD。世界初SA-CDハイブリッド化。日本独自企画。

サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」&ムソルグスキー:展覧会の絵(1962/66年録音)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団

オーマンディのサン=サーンス

※ ハイブリッドディスク/SA-CD層は2ch
※ 音匠レーベル使用
※ ライナーノーツ:市川幹人
※ 日本独自企画 ・完全生産限定盤
※ 通常のプラスティック・ジュエルケース仕様
※ 世界初SA-CDハイブリッド化

オーマンディとフィラデルフィア管黄金時代の底力を刻印した華麗かつ繊細な名演。

【収録曲】
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」&ムソルグスキー:展覧会の絵(1962/66年録音)

ユージン・オーマンディ指揮
フィラデルフィア管弦楽団

SICC-10263 2,500円+税

■ステレオといえばオーマンディ+フィラデルフィア
ユージン・オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団は、SPからステレオ最後期にいたるまで、膨大な録音をコロンビアとRCAに残しています。レパートリーはバロックから同時代音楽までを幅広く包含し、交響曲、管弦楽曲、協奏曲、声楽曲、オペラとジャンルも多彩で、それらはセル/クリーヴランド管やカラヤン/ベルリン・フィルの録音と並び、20世紀後半のオーケストラ演奏が到達した一つの極点を克明に記録したものといえるでしょう。コロンビアのオーマンディ録音は、SP時代後半から1968年まで、つまりモノラルからステレオへ、SPからLPへと録音・再生技術が劇的に変化した時代の所産であり、この名コンビが最も充実した活動を行なっていた時期にあたります。

■オーマンディ+フィラデルフィアの特質を最大限に発揮した「オルガン付き」
オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団が残した膨大な録音から代表盤を選び出すのは至難の業ですが、当ディスクの2曲は間違いなく、そのベスト10に指を屈される演奏といえるでしょう。サン=サーンスの「オルガン付き」は、文字通りオーマンディが最も得意とした交響曲の一つで、モノラル~ステレオ~デジタルを通じて4種類もの録音を残しています。当ディスクに収録されているのはその2度目の録音となった1962年盤で、アメリカで絶大な人気を誇ったオルガニスト、パワー・ビッグスとの共演です。この録音は、フィラデルフィア管の本拠地アカデミー・オブ・ミュージックのエオリアン=スキナー社製オルガンを使用するため、ソニー・クラシカルのステレオ録音としては異例ながら、同ホールで録音が行われた貴重な例であり、コロンビアではオーマンディとは縁が薄かったジョン・マックルーアのプロデュースという点でも興味深い録音といえましょう。

■綺羅星のごとき名手のソロが次々と開陳される超ド級の「展覧会の絵」
「展覧会の絵」も3種類の録音(および1種類の映像、別編曲によるSP録音)が残されたお得意のレパートリーで、ラヴェルの精緻を極めたオーケストレーションを完璧に再現してゆくオーマンディの手腕が見事。木管・金管パートを彩った黄金時代のフィラデルフィア管の名奏者たちの恐るべき技巧の冴えを刻印した名録音でもあります。オーマンディとしては珍しく、1966年4月と6月の2回のセッションで完成した録音です。録音会場は、もともと大きな舞踏会場で、艶のある響きを持ち録音に適していたため、1961年1月から使われるようになった市内のタウン・ホール(1970年代以降は「スコティッシュ・ライト・カテドラル」と改称され、RCAのLP録音ではその名前が使われています)で、サン=サーンスとは録音会場が異なるものの、サウンドの統一感が保たれているのは、当時のコロンビア・レコードの録音技術の高さの証左といえるでしょう。

■リマスターについて
「オルガン」は1991年のEssential Classics以来27年ぶり、「展覧会の絵」は2006年のGreat Performancesシリーズ以来12年ぶりに、ソニー・クラシカル秘蔵のオリジナルの3チャンネル・マスターからアンドレアス・K・マイヤーによってリミックスとDSDリマスターが行なわれることになります。

世界初SA-CDハイブリッド化。日本独自企画。

~リマスタリング・エンジニアのご紹介~
アンドレアス・K・マイヤー(マイヤー・メディアLLC)

アンドレアス・K・マイヤー(マイヤー・メディアLLC)

今回のリマスタリングを手掛けるのは、レコーディング・プロデューサーであり、レコーディングおよびリマスタリング・エンジニアであるアメリカ人のアンドレアス・K・マイヤー。ソニー・ミュージック・スタジオのエンジニアを長年務め、ジョシュア・ベル、ヨーヨー・マ、ニューヨーク・フィルなどのレコーディングに関わりつつ、SPから現代に至るさまざまな録音の復刻に携わってきた。特に近年はグレン・グールドの録音のリマスタリングに深く関わり、日本での「グレン・グールド紙ジャケット・コレクション」(2007年)、「グレン・グールド・リマスタード~ザ・コンプリート・ソニークラシカル・アルバム・コレクション」(2015年)には全面的に関わり、グールド・サウンドの新たなスタンダードを作り上げている。また「ウラディミール・ホロヴィッツ 未発表ライヴ・レコーディング1966-1983」、「グレイト・モーメンツ・アット・カーネギー・ホール」、さまざまなアーティストの「オリジナル・アルバム・コレクション」など、ソニー・クラシカルのさまざまなリイッシュー・プロジェクトの実現にはかかせないエンジニアである。

カテゴリ : ニューリリース | タグ : SACDハイブリッド(クラシック) 高音質(クラシック)

掲載: 2018年04月20日 00:00

更新: 2018年04月27日 15:00