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ボリショイ劇場黄金時代のオールスター・キャストによる最高のチャイコフスキー・オペラ全集(22枚組)

チャイコフスキー

チャイコフスキーはモーツァルトとならび、あらゆるジャンルに傑作を残していますが、オペラも「エフゲニー・オネーギン」や「スペードの女王」は世界中の歌劇場の重要なレパートリーとなっています。実際チャイコフスキーは生涯に未完を含め11篇を手掛けたひとかどのオペラ作曲家でありました。

ここでは「チェレヴィチキ」の初稿である「鍛冶屋のワクーラ」を除くすべてに加え、オペラ的な規模を持つ劇付随音楽「雪娘」と「ハムレット」も収録。チャイコフスキーは初期の習作を後に使い回して名作に変身させることをいくつか行なっていますが、1869年作「ウンディーネ」の二重唱(CD2-4)はバレエ音楽「白鳥の湖」第2幕の「グラン・アダージョ」の原曲で、あの甘美なヴァイオリン独奏のメロディが歌で現れます。「白鳥の湖」関係の記述には現れますが、音で聴く機会が少なかったのでバレエ・ファン、チャイコフスキー・ファン必聴のものとなっています。それ以外でも知っているメロディが随所に現れる作品ばかり。

演奏は1936年から1963年に行われていますが、ボリショイ劇場およびそのソリストの演奏が中心となっています。名指揮者ゲンナジー・ロジェストヴェンスキーの実母ナターリヤ・ロジェストヴェンスカヤをはじめ、テノールのレメシェフ、バスのピゴロフなど伝説の歌唱を堪能できます。当時のボリショイのレベルは驚異的に高いうえ、得意のチャイコフスキー作品とあっては他の追随を許さぬ凄さで、指揮陣もゴロワーノフ、ガウク、サモスード、ネボリシン、メリク=パシャーエフといった大物ばかり。ゴロワーノフ・ファンには、遺作の「ロミオとジュリエットの二重唱(タネーエフ補筆完成)」が嬉しい登場。
これだけの作品を揃えるのは困難なうえ、驚きの価格ゆえ、ぜひとも1セット揃えておきたい魅力のBOXとなっています。
(キングインターナショナル)

『チャイコフスキー:歌劇大全集』

【曲目】
[Disc 1] 71’40”
ヴォエヴォーダ(地方長官)Op.3


アナトーリー・オルヒョーノフ(テノール)
ナターリヤ・ロジェストヴェンスカヤ(ソプラノ)
ダニール・デミャノフ(バス)ほか
アレクセイ・コヴァリョーフ(指揮)モスクワ放送交響楽団、同合唱団
録音:1952 年

[Disc 2] 67’49”
1.ウンディーネ(全4曲)
2.マンドラゴーラ~花と虫の合唱
3.オプリチニク(親衛隊)4幕5場


アレクサンドル・ガウク(指揮)モスクワ放送交響楽団([1]の序奏のみ)
タマーラ・ミラシキナ(ソプラノ)
エフゲニー・ライコフ(テノール)
エフゲニー・アクロフ(指揮)モスクワ放送交響楽団、同合唱団[1,2]
アレクセイ・コロリョフ(バス)
ナターリヤ・ロジェストヴェンスカヤ(ソプラノ)
フセヴォロド・チュチュンニク(バス)ほか
アレクサンドル・オルロフ(指揮)モスクワ放送交響楽団、同合唱団[3]
録音:1951年、1963年[1,2]、1948 年[3]

[Disc 3,4]50’58”/70’16”
オプリチニク(続き)

[Disc 5,6]75’20”/73’25”
チェレヴィチキ(小さな靴)4幕8場

ゲオルギー・ネレップ(テノール)
エリーザベト・アントノワ(メゾソプラノ)
アレクセイ・イワノフ(バリトン)
マクシム・ミハイロフ(バス)ほか
アレクサンドル・メリク=パシャーエフ(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団、同合唱団
録音:1948年

[Disc 7,8]66’30”/70’13”
エフゲニー・オネーギンOp.24 3幕7場

パンテレイモン・ノルツォフ(バリトン)
セルゲイ・レメシェフ(バリトン)
グラフィラ・ジュコフスカヤ(ソプラノ)
アレクサンドル・ピゴロフ(バス)ほか
ワシリー・ネボリシン(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団、同合唱団
録音:1936 年

[Disc 9,10,11]42’00”/ 55’23”/62’50”
オルレアンの少女 4幕6場

ソフィヤ・プレオブラジェンスカヤ(メゾソプラノ)
ヴィターリー・キルチェフスキー(テノール)
オリガ・カシェワロワ(ソプラノ)
レオポリト・ソロミャク(バリトン)ほか
ボリス・ハイキン(指揮)
キーロフ歌劇場(マリインスキー)管弦楽団、同合唱団
録音:1946 年

[Disc 12,13]79’03”/75’05”
マゼッパ 3幕6場

アレクセイ・イワノフ(バリトン)
イワン・ペトロフ(バス)
ニーナ・ポクロフスカヤ(ソプラノ)
グリゴーリー・ボリシャコフ(テノール)ほか
ワシリー・ネボリシン(指揮)ボリショイ劇場管弦楽団、同合唱団
録音:1949年

[Disc 14,15,16]50’18”/73’33”/70’05”
チャロデイカ 4幕

ミハイル・キセレフ(バリトン)
ヴェラ・ボリセンコ(メゾソプラノ)
ゲオルギー・ネレップ(テノール)
アレクセイ・コロリョフ(バス) ほか
サムイル・サモスード(指揮)モスクワ・フィル、モスクワ放送大合唱団
録音:1954年

[Disc 17,18]77’26”/79’18”
スペードの女王Op.68 3幕7場

ニカンドル・ハナーエフ(テノール)
クセニヤ・ジェルジンスカヤ(ソプラノ)
ナデジダ・オブーホワ(コントラルト)
ファリーナ・ペトロワ(メゾソプラノ)ほか
サムイル・サモスード(指揮)ボリショイ劇場管弦楽団、同合唱団
録音:1937年

[Disc 19]
61’25”
イオランタOp.69

ボリス・ブガイスキー(バス)
パンテレイモン・ノルツォフ(バリトン)
グリゴーリー・ボリシャコフ(テノール)
グラフィラ・ジュコフスカヤ(ソプラノ)ほか
サムイル・サモスード(指揮)ボリショイ劇場管弦楽団、同合唱団
録音:1940年

[Disc 20]61’25”
1.イオランタOp.69(続き)
2.ロミオとジュリエットの二重唱(タネーエフ補筆完成。遺作)
3.ロミオとジュリエットの二重唱(タネーエフ補筆完成。遺作)
4.スペードの女王~ゲルマンのアリオーソ「許したまえ、天の女神よ」(第1幕2場)/ゲルマンのアリア「人生とは何か」(第3幕7場)


イワン・コズロフスキー(テノール)
エリーザベト・シュムスカヤ(ソプラノ)
ニコライ・ゴロワーノフ(指揮)モスクワ放送交響楽団[2]
ウラジーミル・アトラントフ(テノール)
キラ・イゾートワ(ソプラノ)
エドゥアルト・グリクロフ(指揮)レニングラード交響楽団[3]
ニコライ・ペチコフスキー(テノール)
エフゲニー・ヴォリフ=イズラエリ(指揮)
キーロフ歌劇場(マリインスキー)管弦楽団[4]
録音:1952年[2]、1963年[3]、1937年[4]

[Disc 21]65’04”
雪娘Op.12 4幕

ザーラ・ドゥルハーノワ(アルト)
アナトーリー・オルヒョーノフ(テノール)
アレクサンドル・ガウク(指揮)モスクワ放送交響楽団、同合唱団
録音:1951年9月17日

[Disc 22]
63’56”
1.雪娘Op.12 4幕(続き)
2.ハムレットOp.67 5幕

ガリーナ・サハロワ(ソプラノ)
ゲオルギー・アブラモフ(バリトン)
アレクサンドル・ガウク(指揮)モスクワ放送交響楽団、同合唱団
録音:1951年9月29日

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2018年05月29日 00:00