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名トロンボーン奏者、ヨルゲン・ファン・ライエンがカメラータRCOと共演でペルトとバッハを録音!(SACDハイブリッド)

ライエン

オランダのトロンボーン奏者ヨルゲン・ファン・ライエン(1975-)は、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者を務め、現代とバロック期の楽器のスペシャリストとして常に新しいレパートリーを開拓、ソリストとしても活躍しています。そのファン・ライエンの新作アルバムです。

「アルヴォ・ペルトは、今のわれわれの時代のバッハか?」。このアルバムでファン・ライエンは、「聖トーマス教会のカントル」の音楽と、彼の作品を愛し、《WennBach Bienen gezuchtet hatte》や《Collage uber BACH(BACH によるコラージュ)》といった作品を書いたエストニアの作曲家アルヴォ・ペルトの音楽を並べて演奏、「時代の違う兄弟たち(フラトレス)」に共通するところ、異なるところを探っていきます。

ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作品は、イタリアの作曲家たちのソロ楽器とアンサンブルのための協奏曲を鍵盤楽器の独奏曲に編曲した《協奏曲》。この3曲は、マルチェッロ兄弟とヴィヴァルディの原曲とバッハの編曲を照らし合わせながらファン・ライエンが行った編曲で演奏されます。

ペルトの《フラトレス》《バビロン川のほとりで》《断続する平行》は、クリスチャン・リンドベルイが1990年代に手がけた編曲に基づいてファン・ライエンが編曲した版、ボーイソプラノとピアノのための《天にいますわれらの父よ》は、ペルトがアンドレーアス・ショルの依頼でアレンジした「カウンターテナーと弦楽」の版をファン・ライエンが編曲した版による演奏。ペルトの4曲は、当編成ではこれが世界初録音です。

カメラータRCOは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(RCO)のプレーヤーたちが、小編成の演奏を楽しむために結成、オランダ国内のほか、ニューヨーク、ワシントン、東京、ソウル、ウィーン、ローマ、リスボン、マドリードで演奏してきました。
(キングインターナショナル)

『フラトレス』ペルト&バッハ
【曲目】
1.アルヴォ・ペルト(1935-):フラトレス
~トロンボーン、弦楽オーケストラと打楽器のための(1977/2017)(12'15")
2.ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):協奏曲 ニ短調 BWV974
(アレッサンドロ・マルチェッロの《オーボエ協奏曲 ニ短調》による)(9'57")
3.ペルト:天にいますわれらの父よ
~トロンボーンと弦楽オーケストラのための(2005/2017)(3'23")
4.J.S. バッハ:協奏曲 ニ長調 BWV972
(アントニオ・ヴィヴァルディの《ヴァイオリン協奏曲 ニ長調》による)(7'45")
5.ペルト:バビロン川のほとりで
~トロンボーンと室内オーケストラのための(1976/2017)(7'38")
6.J.S. バッハ:協奏曲 ハ短調 BWV981
(ベネデット・マルチェッロの《ヴァイオリン協奏曲 ホ短調》による)(12'21")
7.ペルト:断続する平行
~クラリネット、トロンボーンと弦楽オーケストラのための(1976/2017)(3'57")

ヨルゲン・ファン・ライエン編曲(2,4,6)

【演奏】
ヨルゲン・ファン・ライエン(トロンボーン、指揮)
カメラータRCO

【録音】
2016年10月[1,5,7]、2017年6月[2,4,6]、シンゲル教会(アムステルダム)(セッション録音)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2018年09月18日 00:00